ミーゼラ・セレステラ少将の航海日誌

オリジナル漫画的小説・宇宙戦艦ヤマト関連情報・漫画的外伝物・気になる映画.アニメなどを書いてます。

反乱のガミラシアー宇宙戦艦ヤマト2202外伝ー

2017-07-21 23:00:07 | 宇宙戦艦ヤマト2202外伝

西暦2202年・・・

銀河間空間辺境宙域




「で、見つかったのだな!」

「ああ。見つけた…」



ネレディアの問に素っ気ない返事を返すフォムト・バーガー。

だが、メインモニターに今さっきまで、映っていたフォムトの映像は、そこで"プツリ"と切れ、メインブリッジ後部のエレベーターの扉が開く。

ネレディアの眼中に飛び込む、中世の甲冑のような戦闘服に身を包む ガトランティス騎兵。
ガトランティス兵の中でも一段格上の兵。その兵がズラリとブリッジ後部に並んだ。
そのガトランティス騎兵が、中央から左右に分かれる。
「ジャラン、ジャラン」と鎖の音色をなびかせ、騎兵より数段上の士官と解る者が現れる。

《帝星ガトランティスNo.2シファル・サーベラー》

「この艦隊司令は誰か?」

見る者を圧倒するオーラを放つ、この士官、ただの艦隊司令とは、違うと初対面のネレディアにも感じとれていた。

「聞こえぬか!?」

その言葉の2秒後、ガトランティス騎兵が振り下ろす長剣。
ネレディアの右隣の機関オペレーターが、斬り倒された。

首筋から噴水のように血しぶきを噴き上げ「ドサッ!」と床に倒れるオペレーターの姿。

言葉を呑み込むネレディア。
そのネレディアを見つめながら、サーベラーは再び同じ質問を繰り返した。

「艦隊司令は誰か?」



ネレディアは唾を呑み込み「私だ」と告げた。

「反応が鈍いな。やはり青蟲。」

「そんな事だから、こんな事態まで気がつかない。」

サーベラーは手に持つ鉄の扇でネレディアの頬を叩く。
ネレディアの頬が朱(あか)く染まる。

「衛士。縛り上げよ!」

「これで、この艦隊全てを拿捕した。」

「引き上げるぞ!」

「御意!」

サーベラーに付き添うガトランティス騎兵(衛士)らは、ネレディア以下全てのガミラスクルーを拘束、ガミラス艦隊をほぼ無傷で、手中に収めた。

・・・・・

しかし、あの総統が、デスラーが生きていたとは…
宇宙を彷徨ながら生きていた…
拘束され、営倉に放り込まれたネレディアは、そう思いながら別の事を考えていた。

「なぜ、ガトランティスは総統と我々を捕虜にし、捜索艦隊を拿捕したのか?」を。

蛮族と呼ばれる彼が捕虜を取る事など、滅多に無い事。
こうして、捕虜として生きている事が不思議なくらいだ。
本当は既に殺されており、死夢の世界で、都合の良いように映り出され映像を観ているのではと思う。
それほどまでに、彼らに慈悲の心など無いのだ。

後ろ手で全裸で吊るされ、二時間近く経った頃、私は尋問される事なく、更には否応なしに色体コントロールシステム機なるものを装着された。

「お前にはテロン人に成り済まして貰う。」

「拒否すれば、部下はおろか、あの男の命も無い!」

「更には、絶対服従を身体に教え込み、死ぬことも出来ない苦痛を与えてやるが。」

「選択させてやる!」

「選べ!好きな方を!」

「…テロン人に成れば良いのだな!?」





私はテロン人に成り済ます。

「それでいい。」

「お前に艦隊を返してやろう。」

「ヤマトを誘き寄せ、仕留めよ!」

「それが貴女たちの望み?」

「そんなちっぽけなものでは無い!」

「そんな事はどうでもいいのだよ!」

「ミル!お前もあの男を連れ、出撃せよ!」

「片時も目を放すなよ!」

「怪しい動きを見せたら、殺してしまえ!」

「御意!」

私はヤマトを誘き寄せる為、拿捕された艦隊を全て返して貰う事に成った。
但し、監視というオマケつきで、更にはデスラー総統のヤマトへの復讐という馬鹿げた作戦の手助けつきだけどね。



・・・・・



私はこの人をまだ、総統と呼べるのか?自問自答を繰り返した。
「呼ぶ」しかなかった…

惑星シュトラバーゼ。
あの奇妙な空洞惑星がヤマトの墓場と成るはずだった…



「司令!ここは私がヤマトを陽動します!」

私は紅いツヴァルケを発艦させた。




※イメージ曲さらば宇宙戦艦ヤマトより「デスラー強襲」コチラ。


~the.end~



とまぁ。こんな感じで妄想(予想)してみました(^-^ゞ
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