ミーゼラ・セレステラ少将の航海日誌

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宇宙戦艦ヤマト(2199)if幻影の戦士シャドウ編:後編

2017-04-19 20:52:49 | 心の中の宇宙戦艦ヤマト



宇宙戦艦ヤマト(2199)it

~幻影の戦士シャドウ編~

後編






「友よ!どうした?」

「あと少し、踏ん張ってくれ!」

推進機関冷却システムのトラブルにより、シャドウ号は波動フィールドを消失した。

バーバラはそんなシャドウ号を包囲するように自身が座乗するバーバラ艦を中心に、円を書くように残存艦を展開させた。

シャドウ号メインA.Iによる機械的音声が警戒を告げる。
そんな中、キャプテン:シャドウは、過去に同じような戦闘を体験していた事を思い出していた。


2ヶ月前・・・


ーミルベリア星系宙域ー


大マゼラン銀河外縁部:辺境空間。
この宙域にシャドウの暮らしていた惑星(ふるさと)ミルベリア星が存在する。
現在は人類が住める環境ではない。
過去にガミラスによって壊滅させられたのだ。

8万光年離れた原始惑星を住み家にしているガス生命体によって壊滅させられたのだ。
それも、ガミラスの手によってである。

その昔、およそ100年前、このミルベリア星とガミラスは戦争状態にあった。

当時、死闘を繰り広げる中、ガミラス恒星間弾道ミサイルで人類存亡の危機におとされたのだ。




だが、そんな絶望しか無かった時、救いの手を差し伸べてくれた惑星(ほし)があった。
そう、それは惑星イスカンダルであった。
伝説的な話は聞いていたが、まさか本当に救済してくれる女神のような種族が存在するとは、思っていなかった。
ましてや辺境空間の宙域に救いの手を差し伸べてくれるなど、思ってもいなかったのが本音である。

だが、そのイスカンダルは実在し、ミルベリア星は救済され、ガミラスとの戦争も永久的に休戦が結ばれたはずであった……



しかし、100年後、その結ばれたはずの休戦協定は一方的に破棄され、ガミラスとミルベリアは再び戦争へ。
戦争と云うよりは、なんの対話も無いまま、ミルベリア星はガミラスの手によって増大、増強した『ガス生命体』によって壊滅させられたのだ。

《ミルベリア星防衛艦隊》

《ガス生命体》

「なっ!?」

「なんだあれは……」

「うわぁぁぁぁぁぁぁ」





「あいつ気は確かか?」

「たった一隻で、この艦隊に突っ込んで来るとは!!」

「怯むなッ!!」

「全砲撃をを集中させよ!!」





「あの忌まわしき悪夢を繰り返させる訳にはゆかない!!」

「この命引き換えても、この惑星(ほし)は俺が守る!!」

「……友よ。あとしばらく俺に力を貸して欲しい……。」

拳を握りしめるシャドウ。



「旗艦のみに集中攻撃しか、この状況を打破出来ない!!」

「艦首ヒートウェーブで仕留めるッ!!」

「機関いっぱい!!」

「艦首に全エネルギー集中!!」

「ガミラスよ!!魂の叫びを聴かせてやる!!」

シャドウ号艦首に装備され一角獣の角をイメージさせる部分に全エネルギーが集約されてゆく。



「ガミラスよ!!喰らうがいい!!」

「わが故郷の魂の裁きの鉄槌を!!」

「ヒートウェーブ全開!!」

「突っ込めッ!!」

艦首に集約されたヒートウェーブを全開にシャドウ号はガミラス哨戒艦隊旗艦:バーバラに艦首から突っ込み、切り裂いてゆく。



1つの大きな輝かし閃光が大宇宙の片隅に立ち上がり消えた……

その輝きが収まった時、ガミラス哨戒艦隊もシャドウ号の姿も消えていた……


・・・・・




これが、彼とシャドウ号を見た最後だった……



私は彼、キャプテン・シャドウが、この大宇宙の何処かで生きていると信じている……

私は時々、思う。
ヤマトのクルー古代が彼の生まれ変わりではと……



気がつくと哀しい瞳(め)を見せる……

私が生涯でたった一人、すべてを許した男……



~the.end~



使用している画像はイメージです。

※この物語りは、松本 零士氏コミック版『宇宙戦艦ヤマト永遠のジュラ編』をベースに書いた物語りです。
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