狭義には、オランダイチゴ属の栽培種オランダイチゴ(学名、Fragaria ×ananassaDuchesne ex Rozier) を意味する。イチゴとして流通しているものは、ほぼ全てオランダイチゴである。
広義にはオランダイチゴ属 (Fragaria) 全体を指す。英語圏でのストロベリーはこの範囲である。バラ科オランダイチゴ属の半落葉性草本であり、北半球の温帯に広く分布しているほか、チリ中南部やハワイ諸島にも分布している。
さらに最広義には、同じバラ亜科で似た実をつける、キイチゴ属 (Rubus) やヘビイチゴ属 (Duchesnea) を含める。これらを、ノイチゴ、と総称することもある。オランダイチゴ属の二倍体の種にも、この総称に含まれているものがある。
中国語では、オランダイチゴ属は「草莓 拼音: cǎoméi ツァオメイ」、ヘビイチゴ属は「蛇莓 拼音: shéméi ショーメイ」、キイチゴ属は「懸鈎子 拼音: xuángōuzi シュエンゴウズ」または「覆盆子 拼音: fùpénzi フーペンズ」と呼び分けているが、日本語では混同して「覆盆子」を熟字訓でイチゴと読む場合がある。
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〜ウィキペディアより〜