THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

ひと夏の経験

2016-07-07 00:58:04 | リハーサル

ジワジワと夏が近づきつつある今日この頃ではありますが、皆さまにあってはいかがお過ごしでしょうか?

そこで唐突に「花の中3トリオ」の中でも、今では伝説の歌姫となった山口百恵さんの水着写真を1枚!

私は彼女が「スター誕生!」のオーディションから、引退までの道筋をずっと目撃してきた一人です。

 

G・HIPの熱きライブから、しばしの休息期間を経て再度スタジオに集結したSTAの面々。

今回はなんと9人!

リフレッシュして和やかな雰囲気の中、ロビーから笑いが絶えません。

店長の御厚意によって早めにスタジオ入り(ロビーが大所帯のSTAで混雑するということもあるので・・・・笑)。

トロンボーンのカツは残念ながらスケジュールの都合で休みだけど、管楽器が4管。

キミ&ジュンのサックス組、そしてクリ&クニのトランペット組!

キミさんはフルート使用の曲があるのですが、ちょっと実験的にソプラノ・サックスを持参。

これを使ってシカゴのピアノ・バラード・ソロを吹いてみたところ、鳥肌が立つくらいに叙情的で皆感動。

ノブもマサも「すごくいい!」と大絶賛。

マイク無しでも、十分に突き抜けるくらいに響き渡っていました。陰でかなり練習してきたのでしょうね。

キミさんは、手元にないスコアはクニから貰い受けてもいました。

クニもクリも別のシカゴ・バラード用に、2人揃ってフリューゲルホーンを持参。

クリの方は、自ら長い時間をかけて磨きをかけてきた代物なんだそうです。

高価な楽器なのに、刻印までをも削りとってしまったのだとか!

磨きをかけた部分とノーマル部分が半々なので、半分が金、半分が銀という見るからにマニア心をくすぐりそうなルックス。

そうとうなコダワリが垣間見えますね。

これらを使ってプレイしたバラードだったのですがテイク1・・・・・一部のメンバー達が悲惨な事に・・・。

ボーカルのジュンが可哀想・・・。

手直しをして、なんとか2テイク目では事無きを得ましたよ。

 

今月のライブは毎年恒例小樽屋外ライブ2本立て。

海の上ステージを終えて、その足で特設広場へ移動するというお馴染みの内容(初体験のメンバーもいますが)。

ジュンはスバルちゃんバンド「エゴイズム・ラッピン」でもプレイするので1日4ステージという過酷なもの。

よほどのライブ好きでないと、こんなへヴィーなことはできないでしょう。

その両ステージは持ち時間が違うので、曲も半分かぶらないように組み、更にはサンプラザ以来のエディット・バージョン盛り込み。

ちなみにSTAは、浅草橋ライブで2人メンバーが増えます!

 

まずは、スタジオ・リハーサルの序盤はマリン・フェスタから開始。

1曲、1曲マサが説明を加えながら進行。

途中、伝達不足のまま演奏が始まってしまったために、ノブのみエディット・バージョン、他のメンバー達はノーマル・バージョンでやっちゃうはめに・・・・もちろんマサが「ストップ!」。

これはもちろん仕切り直しね。

インストウルメンタルのソロ回しに差し掛かった時「誰が吹く?」と一悶着。

心優しく、遠慮深いブラス隊の連中は互いに譲り合い。

その様子をはたから見ていると「ダチョウ倶楽部」のお約束「どうぞ、どうぞ!」のコントを見ているようで微笑ましい。

結局は1番控えめなクリがトランペット・ソロを担当することに。

「じゃあいくよ!」

ヤスの力強いフィルから曲がスタート。

リズムセクションが、すこぶるタイトで心地いい!!

さあ!クリのトランペット・ソロに突入!・・・・・な、なんと、そこでパワー全開でハイノートぶちかましのクリ!

その血管ぶち切れ寸前の凄まじきプレイに皆が驚き、大笑い。

「めちゃ本気モードじゃんかあ!ずるい!!」

ヤスはことごとく、やる曲やる曲のたびにマニアックで手のこんだおかずをぶちかます。

それが徐々に火を噴くほどにストイックさを増してきているのが、手にとるように伝わってくるのです。

「ヤス、色々と試しているだろう?やるごとに同じこと繰り返してないもんな」とマサが声をかけると本人は不敵にただニヤリ。

リズム隊としましては、とても良い刺激になりグルーブがよりうねってきますよ。

ジュンも「一緒にやっていてとても吹きやすい」と大喜び。

そのジュンはせっかく便利なミニチューナーを買って、アルト・サックスに装着しようと試みたのですが、うまくいかず悪戦苦闘しています。

心を落ち着かせる意味で、「エゴ・ラッピン」の名曲を吹いたりなんかもしていましたよ(笑)。

今のブラスの連中は、皆とっても仲良くて気が合うらしくて、いつもなにやらコアな話題で盛り上がっています。

それはここしばらく休んでいるファニー、タツ、タク、エビちゃん、コーちゃん達も同様。

ブラス・アンサンブルを奏でる上で、これは根本的にも大切な事だよね。

チーム・ワーク、信頼感、波長が合うこと、呼吸の間合い、性格の相性。

結局はキャラの濃いミュージシャンという人間たちが「せーの!」で共同作業をするわけですからね。

シンのオリジナル曲もスタジオ前半と後半に分けて、1回ずつプレイしてみて感触チェック。

混み入ったテイストならば「イントロダクション」に匹敵するほどのこの曲。

どうやらブラス・スコアを最終版完成したファニーが手心を加えたらしくて、ちょっと難しくアレンジされていたことが発覚。

管楽器は頑張ってね(笑)!

後半は、浅草橋のセット・リストに取り掛かり。

ここではヤスからの熱烈リクエストで、お気楽ライブ以来の復活曲あり(前回イントロでつまずいたのが引っかかってるので今回はリベンジ。まあ、あれは誰にもわからない部分ですが・・・。評判が意外にも良かった事もあります)。

同じ曲でもマリンと浅草橋では長さが違うので多少ナーバスになっちゃうかもです。これも一つの試練さ。

いずれにしても今から楽しみですよ!

 

今年のサンプラザでのステージ集合写真を桃太郎ママからジュン経由でマサが受け取りました。巨大フォトで立派な1枚。

毎度毎度のお心使いには頭が下がる思いですよ。

 

STAライブ・レポートは今までほとんど誰にも読まれていないまま、個人の記録として書き綴っていたのですが、先月のG・HIPでのスタッフ、ジンさんがフェイス・ブックにて猛アピールしてくれたおかげで、ここのところ一気に知名度が広がったみたいで大好評、感謝です。

ドンドンと札幌ロック・バンド界隈の輪が拡散しているようでワクワクしてきますね。

新たなプロジェクトも始動ですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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