THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,132 平岸GーHIP X’MAS SP/LIVE(PART1)

2016-12-13 14:29:54 | Live Set List

2016,12,11(SUN)

STA・MASA企画イベント「リブレーション番外編」

全7バンドの出演

今冬は暖冬と報じられていたのに、遂にというかやっぱりやってきたドカ雪地獄。

記録破りの積雪に、さすがの道産子達も悲鳴をあげています。

特にサッポロが強烈で積もりも積もったりの65センチ!すでにあたり一面銀世界。

というわけで今年最後のSTAライブ当日を迎えました。

会場へ向かう道中あちこちで雪投げに汗する人々、ズブズブと埋まって立ち往生している車、車・・・あ~~あああ~~・・・・。

交通網は麻痺してしまい大変なことになっています。

なんと「モーニング娘。’16」の札幌公演もメンバー達が本番に間に合わずやむなく中止。

「カンジャニ∞」は無事にコンサートを行うことはできたものの、、観客の多くが会場にたどり着けない・・・という事態になったそうです。

これってとっても切ないよね。・・・いくら文明が発達してもいまだに太刀打ちできない自然の脅威。

さて、今回のライブハウスはバンド仲間のテッチャンが取り持つ縁で今年6月に初参戦したG-HIP。

スーパー・ギタリスト、ノビさが経営するサッポロ屈指の名店。

STA2度目のライブではありますが、マサが直後にオーナーと組んだ「ノビ・マサ&チップ」でも2度出演していますので、それほど久しぶり感はないですね。

半年ほどの間にこれほど濃密なる関係を築けたなんてラッキーなこと。バンド冥利につきます。

その頃から約束していた年末企画イベントが実現。2016年トドメの一発としては申し分なし。

12月は忘年会やクリスマス・パーティーなどであちこち各種イベントが目白押し。

ここG-HIPも普段だって多忙なのに、今月に至ってはスケジュールがビッシリで連日ライブ、ライブの日々・・・・。

前日のライブでは除雪作業に手間取り30分遅れのスタートだったそうですよ。

まあ色々あるけれども、これもライブの一つの醍醐味。突発的になにが起こるかわからないものです。でもよりにもよって週末に雪降る事ないしょねえ(笑)。

午後3時半に到着したら駐車場はほぼ満車。

皆早いなあ。やる気満々じゃあないですかあ。早速階段をのぼってスタッフの皆さんにご挨拶を済ませ、楽屋やステージに器材、楽器類を運び込みます。

その後も続々とバンドマン達が会場入り。

ゆっくり落ち着く暇もなく、各自準備に余念がありません。

リハーサルは一切無しで午後4時会場。懐かしい顔、お馴染みの顔があちこちでくつろいでいます。

順調に予定進行。あっという間に客席は満員御礼。

6月の時にもG-HIP開店以来の大入りだったそうですが、今回もそれに負けないくらいでしょう。よしよしと!

こうでなくっちゃあねえ。

よくよく見回してみたら店内のポスター数枚がリニューアルされていました。

このクリスマス・ライブ、当初は5バンドで行う予定だったところ、申し込み殺到という事で結局は7バンドに落ち着き、タイムテーブルもすったもんだで幾度も変更しつつ、やっとここまでたどり着きました。

大所帯含むジャンルもゴージャスな内容で、終始歓声が途絶えることなくヒートアップ。

知り合い同士だけではなく、初対面の人達も一体となって常にステージヘ向けてフレンドリーなエールを送り続けていましたよ。

微笑ましい光景だ。さぞかしアルコール類もはかどった事でしょう。

外は豪雪、でもホール内は熱気ムンムン。

普段のウップンやストレス、そんな嫌な事柄諸々もこの空間では全て吹き飛ばし忘れ去って弾けまくりましょう~!

午後4時半いつもどおり、スタッフ、そしてベース・クィーン噂のジンちゃんによる名司会によってちょっと早めのクリスマス・ライブ・スタート、乞うご期待!!

灼熱の瞬間を見逃すな(ちょい大袈裟かな・・・笑)。見応え、聞き応えいっぱい。

「皆さん、こんばんは~。そろそろはじめてみたいと思います。」「可愛い~~!」

ジンちゃんがライブタイトル、そして出演バンドの詳細を説明。初出演バンドも多くて新鮮ですね。まだ到着していないバンドもいるけど・・・・。恒例の掛け持ちミュージシャンやサプライズもテンコ盛り。

受けに受けまくって時間がかなり押しちゃってごめんなさい・・・・

 

PM4:30~5:00

トップバッターはもはや説明不要の歌謡曲を中心としたコピーバンド「UNCLE CAT’S」

今年STAと延々タイバンを組みまくっている(来年も続く)彼等ではありますが、当初予定していたメンバーを一新。人数も編成も変えてのライブです。

いつもの実力派ボーカリストのフミオ君、ユキちゃんから今回はレイくんにバトンタッチですが、全く遜色ない仕上がり。違和感もなし。

ほとんどリハーサルもなかったらしいですが・・・・。

毎月ボーカルが入れ替わってのライブを目撃できるなんて我々としたら贅沢の極み。

しかもそれぞれのボーカリストが個性的でタイプも異なるのですよ。

それでは編成を紹介します。

ボーカルにレイくん、ギターはリーダーのフクさん、ベースにササくん、そしてドラマーがホンマさんという4人組み。

「ペガサス幻想(MAKE・UP)」からライブはスタート。ジャパニーズ・へヴィメタル・ブームで一世を風靡したバンドではありますが、アニメソングで人気を維持して、このような永遠のスタンダードを残した貴重な存在。

その予想外なる楽曲をいきなりぶちかましてくれたけど、これはレイくんのリクエストなのかな?

イントロから総立ちで大声援の観客。レイくんの伸びやかな強烈ボーカルがそれに輪をかけるかのごとく開巻から冴えまくっています。

「ロックンロール・ウイドウ(山口百恵)」は定番ですね。

フミオくんとはまた一味違った色合いで、こちらも魅力を振り撒いています。

エフェクターを忘れてきちゃったササくん(以前にも別会場でアクセサリー・キットを忘れてきたという前科持ち・・・笑)ですがそんなこと、ものともせずに極太でご機嫌なベースラインを2フィンガー・ピッキングで奏でています。

愛器のミュージックマン・スティングレー(ナチュラル・ボディ。ローズ指板)との相性もバッチリじゃんか!

瞬間、瞬間がスリリング。

レイ君がここでMCも兼任。

「いつものボーカル、フミオくんは一身上の理由Wブッキングということで(大爆笑!!)急遽私が歌うことになりました。それでは歌謡曲を2曲ほど・・・・(と、ここでヒソヒソと打ち合わせ・・・)突貫ライブなもので何一つ噛み合わないんですよ・・・・いちご白書をもう一度(バンバン)」

これは映画「いちご白書」を観た荒井由実(松任谷の前)が作った曲をフォークデュオ「バンバン」がヒットさせたもの。

ばんばひろふみの相棒は札幌市東区・喫茶店の御子息なのですよ。

ササくんはただ一人アンクル・キャッツのオリジナル黒Tシャツを着つつ、汗拭き熱演。

レイくんは譜面台に載せた歌詞カードを見つめながら感情込めて熱唱。

そして客席中央に座っている家族の下へ歩み寄ってドリンク一飲み。絵になるね。

「亜麻色の髪の乙女(ヴィレッジ・シンガーズ)」は島谷ひとみがカヴァーして再評価された珠玉のナンバー。

よくもまあレイ君は器用に歌いこなすものだ。

フクさんが燻し銀のギター・ソロでスポットライト独占。

水色ストラトキャスター・シェイプのギター(メイプル指板。ストラップはフェンダーの黒)から発せられるソロは軽めにかけられたエフェクター効果も伴って場をグッと盛り立てています。

それに感化されたのか、レイくんがいきなりオクターブ上で入魂ボーカル。お見事。

「ゴールド・フィンガー99(郷ひろみ)」ではあの有名なる振り付けを完コピするホットなオーディエンス続出。

ジンちゃんは写真撮影のためにステージ前の左右から後方まで走り回ってベスト・ショットを狙い、ノビさんファミリーも総動員で接客してくれています。

人気看板娘はノビさんのお母さん。

ネオン・スティックを振っているお祭り大好き名物さんもいるよ(笑)。

ホンマさんが刻むタイトなビート(会場設営の赤いパール・ドラムセット)にあわせて体をくねらせるササくん。リズムセクションは鉄壁なる要塞のよう。

「次が最後の曲・・・」「ええ~~!!??」「何も出ませんよ(笑)」「もう一度、最初からやって!」「やってもいいんだけど・・・・年配の人がいるから・・・」「ドラムの人、森本レオに似てる!機関車トーマスのナレーションやって!」「こう見えても彼は英語ペラペラなんだよ!最後は明るい曲だから・・・・歌詞は暗いか・・・・盛り上がってね!六本木心中(アン・ルイス)!」

ササくん、イントロでピックによるコード弾きが目立っているよん。

両陣営の弦楽器コンビによるコーラスも際立っているね。

決めの部分では全員でコール&レスポンス!

後半におけるパワフルなドラムがこれでもかあ!というくらいに炸裂(ガッチャマンのTシャツがお茶目)。

ジンちゃんも注目していたレイくんの秘密兵器ハーモニー・エフェクターが効果覿面でした。

レイくんは金髪のロンゲで一見ヤンキー風なんだけど、可愛い奥さんと3歳のお子さんが応援に来ていて、楽屋ではアットホームな雰囲気。心優しきパパ&夫です。

だから、いつでもどこでもパパっ子でベッタリ甘えている姿がシアワセに満ち溢れていて微笑ましい。

小樽ライブ「かもめ亭」でもステージに立つほどのノリノリJRだったけど、度胸は折り紙つき。

様になっているから今から将来が楽しみだね。

 

PM5:10~5:40

初出演の2番手「BREAK THROUGH 4TH&JUN」は5人組み。

STA企画ライブ「ホット・タイム」に引き続き2度目のタイバンだね。

リーダーのドラマーはそれが縁でSTAに加入した天下のセッキー。

ギターのイシくんは名器ポール・リード・スミス(ブラウン・サンバーストにローズ指板)、ベースのトミーは白ボディーのフェンダー・ジャズ・ベース(ローズ指板。ストラップも黒のフェンダー)、紅一点のキーボードはトモちゃん(ヤマハD DECK),そしてSTAからジュンがサックスとリリコンで参加。

バンド名からもわかるとおり、このバンドはいくつものタイプが存在するのだそうです。その時によってボーカルが加わったりとか、ありとあらゆるジャンルを網羅。

よほどの引き出しが備わっていないとできない芸当だね。

今回はオール・インストウルメンタルのフュージョンを繰り広げてくれるとの事。

多少セッティングに戸惑りましたが、準備完了GO!!

「ア・フェアー・ウィンド(チャー)」

ジャパニーズ・ギタリスト最高峰チャーのテクニックを余すところなく盛り込んだスピーディーかつエモーショナルでスリリングなロック。

もちろん主役はギター。

誇らしげに高らかなるフレーズを繰り出してくれます。

洗練されたダンサブルな風味も加わっていて魅力的。

アーミングやハイポジションでのせめぎあいフィンガリングも刺激的。

足元にズラリと配置されたエフェクター群だけでもマニア垂涎ですね。

そのギタリスト、イシさんがプレイ同様にクールなMCで解説。

「チャーは憧れのギタリストです。自分はボーカルが下手なのでフュージョン・アルバムから1曲をお届けしました。

うちのバンドにはバージョンが色々あるのですが、我々も内訳がよくわかりません。ボーカル入れたい、インストやりたい・・・という感じで今日はスペシャル・ゲストを迎えてお送りします・・・・ジュン!!(拍手)

今日この日のために新しい楽器を買ったそうです(リリコン)。」観客「それなら俺はジュンさんしか見ないよ~(笑)」

キーボードとリリコンがチューニングをあわせて「トラベラーズ(スクエア)」

ここでフューチャーされるのは当然ジュン。さてさて、どのような音を聞かせてくれるのか、お手並み拝見といきましょうか。

会場の視線はほぼ彼一人に注がれています。

中盤リリコンとギターとのハモリもすこぶるいかしてます。

ちょっと緊張気味のジュンがイシさんを指差すタイミングにあわせてギター・ソロ突入。

拍手の嵐、怒涛の口笛攻撃が鳴り止みません「ピーッ!ピーッ!」

次は幾分しっとり目の「オーメンズ・オブ・ラブ(スクエア)」

哀愁の咽び泣きギター・ソロは鳥肌モノ。

ベースのトミーはサム・ピッキングと2フィンガー・プレイを巧みに切り替える。

後半ではジュンとギターが音符で絡み合う展開。

ジュンが他のメンバーらと向き合いアイコンタクトを送って曲は流れてゆきます。

ステージや会場のあちこちにはクリスマス仕様の飾り付けが施されていて、いやがうえにも気持ちが高ぶってきます。

ジュンが真ん中に陣取っての「宝島(スクエア)」

バリエーション豊富なレパートリーは贅沢の極み。

「この曲は難曲です・・・・北極ではありません(失笑)・・・・・」

セッキーによるアタック感が強烈なスティック・ワークは十八番。

追随するかのごとく、歯切れの良いカッティングも火花散るほどの猛攻。

でもサウンドがいくら過激になっていっても見た目は終始和やかモード。

大人の落ち着いた空気に包まれた安定感抜群の応酬。

ジュンがサックスに持ち替えて「イッツ・マジック(スクエア)」

実はこれ、なかなかエンディングが決まらないままに、当日を迎えたという曰くつきの曲。

ジュンは会場に手拍子を要求。

ラスト・ソングとばかりにソロ・リレーが繰り広げられるのですが、その場面が圧巻。超絶技巧派集団らしく生き生きと見せ付けてくれます。

ベースからキーボード・ソロ、ギター・ソロでトドメ。

セッキーも後輩たちが応援に駆けつけてくれたので、いつもよりも数段気迫のこもったドラムを披露。

「どうもありがとうございました!撤収だけは早いです(笑)」

 

PM5:50~6:20

3バンド目の「EGOISM-WRAPPIN’」も初出演。

歌姫スバルは幾度も観客として来場していましたが、とうとう念願叶ってのG-HIPライブ。良かったね!

バンド名からもおわかりでしょう、エゴ・ラッピンの世界観を忠実に再現してくれるカバー・バンド。

演出には人一倍のコダワリを持つスバルちゃんの手腕が発揮される時がきました(足元にはなにやら小物がいっぱい置かれています。赤いランプもしっかりと掲げられているし)。

前回見たときは小樽北運河屋外ステージでしたが、今回は更にグレードアップの7人組。

編成はボーカルのスバルちゃん、ギターはクルさん、ベースにテッチャン、ドラマーはマルさん。ホーンセクションが豪華でトリオとなります。

アルトサックスにジュン&リカちゃん、そしてトランペットに初参加のクニという布陣(ジュンはブレイクスルー4THから休み無しでここでも合流。更にはトリでの演奏もあります!)。

なんとSTAから2人が加入。クニは短期間で、管楽器のスコアを起こしつつも、アレンジまでこなすという離れ技までやってのけていました。

結局バックメンバー達は気心の知れたお馴染みのバカテク・ミュージシャン達で固められていました。

マルさんは1タムにセッティング。テッチャンは3トーン・サンバーストボディのジャズ・ベース(ローズ指板)でセッティング中にジャコ・パストリアスの有名なソロやザ・ビートルズの「カム・トウギャザー」をお茶目に爪弾いているしね!。

ギター博士のクルさんはナチュラル・ボディのギターを抱いています(ローズ指板)。

テッチャンのベース接続部分にトラブル勃発したけど、その間はジンちゃんがスバルちゃんに質問コーナーを設けてくれました。

まだ結成1年にも満たないこのバンドは、ここ数回のライブで急成長の注目株。

ブラスセクションのチューニングが完了後、オーケー・サインが送られてきました!

前回は着物ファッションでしたが、今回のスバルちゃんはリカチャンとお揃いのサンタクロース姿(スバルちゃんのカツラは本人が言うにはサザエさん風)。

ダークで怪しげなベースラインとトップ・シンバルの刻みから一転、アップテンポに彩られた「サイコアナルシス」

光るバッキング。真骨頂だね。

コロコロ目まぐるしく変化するアレンジだけでも聞き応えタップリ。

いきなりクニのトランペット・ソロが飛び出した!おお!別人のように凛々しい。いつもの穏やかなクニの表情からは全く想像もつかないような粋な音色が体に突き刺さってくる。

音楽という名を借りた演劇を見ているような錯覚に陥りそうなほどに、ドラマ性を多分に含んだライブ。

メドレーで第2章は「ネオン・サイン・ストンプ」へ。

マルさん今度はフロア・タムを軸に連打。

この日の出演バンドの中でも一番キャラクター濃厚なのがこのバンドではないでしょうか。

スバルちゃんが歌い紡ぐ歌詞が妖艶なる世界へと知らず知らずのうちに誘ってくれます。

視覚効果も十分に配慮されているので、飽きることなく観客全員が釘付け。

気だるき展開になったところで、スバルちゃんが手にしたサイレンがエンディングの合図を告げます「ヒュンヒュンヒュン~・・・・」

このバンドは小樽、そして札幌ライブは2回目。

最初は「シティ・ジャズ」だったのでハコは初体験なのだそうです。

「ありがとうございます。次は新曲でブランド・ニュー・ディ」

ユニークな曲調は古きよき時代の昭和の香りがプンプンに漂いまくる御機嫌ソング。

上手に料理して演じていますね。

テッチャンのオクターブ奏法がほど良い隠し味。

皆、掛け持ちミュージシャンのため、リハは2回のみと語っていたけど、そんなこと微塵も感じさせないほどの完成度。

ここにきてグッと華やかさも増してきたよ。

もちろんどんな時でも煌びやかなる世界観を放っているのはスバルちゃん。

ワンピースとサンタのケープと、どんな着こなしでもお似合い。

「色彩のブルース」

イントロではスバルちゃんの鈴、クニのクラベスが、思い切りタメのきいたブルースに華を添えています。

リカちゃんのアルト・サックス・ソロもクールでジャジー、目まぐるしく飛び出す音の玉手箱。

追い討ちをかけるようにテッチャンの必殺技が繰り出される。ここぞとばかりにセンターへ繰り出してうねるようなベース・ランニングを出血サーヴィスだ。

メンバー紹介の後は、スバルちゃんのMC「昨日のリハ中、実は熱が出てきたのですが・・・・本番やってみたらなんとかなるもんですね!(けっこう数日前からナーヴァスになっていた模様)

ここからちょっとアゲアゲの曲、皆さん知らないと思うけどのってください。ゴー・アクション!!」

ブレイクの繰り返しが印象的なこれまたユニークな曲。

主張するところはバリバリにね。

知性派クルさんのギター・ソロも毎度トリッキーに攻め立ててきますが、珍しくギンギンに歪んでいて豪快かつ攻撃的だ。

でも薄く目を閉じつつ虚空を見上げる神々しき立ち姿は不動のもの。

縦横無尽にフィンガーボードを駆け巡るフィンガリングも滑らか。

腰振りスバルを軸に全員がジャンプ一閃!

「そしていよいよ次が最後の曲です。皆さん、エゴ・ラッピンといえばこの曲でしょう。くちばしにチェリー!!」

「オー!イエー!チェリー!!ついていくぞ~!皆、リカちゃんに注目!客は野菜!ジャガイモだ!!」「頑張ります・・・・はああ・・・・・」

神妙な面持ちのリカちゃん・・・でもバッチリとイントロのアルト・サックスを吹ききって突進だ!

チェリーに見立てた真っ赤なランプを振り回しながら熱唱のスバルちゃん。

裏打ちのビートが疾走する。日本人の苦手なこのノリもお茶の子さいさいさ!。

リカちゃんも大役果たしてホッと一息、ラストに向かって疾走。

テッチャンも頭を振ってリズムをキープ。大合唱に伴いクニのトランペット、クルさん燻し銀のソロに絡みつくホーン・セクション。

前回に見たときよりも数段成長の跡がうかがえた余裕と貫禄駆け巡るエゴイズム・ラッピンでした。

 

はい!ここで一足早いクリスマス・ナイトということで、大きなケーキがステージに運び込まれました。

キムキムもサンタクロースに変身して登場。

「似あわねえ~ジングル・ベル歌え!」リクエストに応えてキムキム歌うもすぐに「歌詞がわからない・・・・」ノビさんからボーカルの指導を受けて、急遽リカちゃんのアルト・サックスで歌メロ演奏。

「メリー・クリスマス!!」「キムキムあっちいけ~~!!(いやはやなんとも愛情こもった野次連発)」

ノビさんの奥様ミッシェルさんがニコヤカにロウソクの火を吹き消してくれました。愛娘三人もご一緒。

ファミリーでライブ中、スタッフとして大活躍してくれましたよ。

もちろんその後はGhip看板娘のノビさんママがケーキを切り分けて一人一人に振舞ってくれました。

 

PM18:30~19:00

4番手は7人組、浜田麻里のコピー・バンド「Reflection」も初です(タンピーさんとボンゾウは共に一度だけG・HIP出演歴あり)。

この日一番へヴィーなバンド降臨。

フロントに女性メンバーが3人並んでいるだけでも華麗ですね。

編成は・・・・・テライちゃん(VO)、タカちゃん(G)、タンピー(G)、じゃこりん(B)、ボンゾウ(DR)、キムキム(KB)、花梨(CHO)。

何かとコダワリのツインギターご両人は仲良く「MISSION」と書かれたTシャツでペアルック。

リーダーのタンピーさんはシースルーレッド・ボディカラーのシェクター(メイプル指板)、タカちゃんはSHURというフェンダー・カスタム・ショップ・ブランド(シースルー・ブルーのボディ・カラー。ローズ指板)。う~~ん、セレクトが渋いね。

「フェアレス・ナイト」からテライちゃんの超ハイトーン・ヴォイスが空間をつんざく勢いで挑みかかってきます。

コーラス・ガール花梨ちゃんとの息もピッタリ。

2人とも声域の幅が神ってる!

商業主義にのって大ヒットした麻里ちゃんではなく、元祖ジャニーズ・へヴィーメタル・クィーンに重点を置いたスタンスが潔し。

黙々と真剣にG&Lのベース(ボディカラーはメタリック・ブルー。指板はメイプル)でボトムを支えるじゃこりんは、愛らしいルックスとは対極に、そんじょそこいらのふやけた野郎どもなんか消し飛んでしまいそうな風格すら漂っています。それにしてもベース本体に書き込まれている直筆サインは誰のもの?とっても気になるんだけど・・・。

「いつもは男ばかりの脂っこいバンドですが、今日はちょっと趣向を変えてみましたよ(笑)」

女性3人プラス、キムキムの計4人がサンタクロースに扮しています。

キムキムのプログレッシブ臭プンプンなシンセサイザーから「ハートビート・アウェイ・フローム・ユー」。ボンゾウの力強いバスドラム・キックがバトンを受け取る形で皆は手拍子。

体全体にズンズン跳ね返る重戦車のような音像も、ここまで一気にくると快感になってきちゃうね。

ボンゾウとの再会は久しぶりです。いつもストイックにイヤホーンで音楽を聴いている彼は、「札幌のジョン・ボーナム」の名を欲しいままにしております。

オフの時には物静かなボンゾウも、いざライブともなると、あいかわらずメガトン級のドラミングを繰り広げているね。さすが立派。モヴィー・ディック健在。

「イエーイ!ありがとうございます。来年もよろしくお願いします!・・・なんかね・・・・業務連絡・・・・・改めて考えてみるとこのバンドは2年が経過しているのですね。ここまでこれたのも皆さんの温かい応援のおかげだと思います。来年はどうなるかわからないけど、私は頑張っていきますよ。察してください・・・・・・ヒストリア!」

再びキムキムの鍵盤楽器が牽引役。重厚なるサウンドが次に起こる展開をワクワクと期待させてくれます。

繊細なるピアノ・タッチに模様替えして焦らしまくり。憎いね。

皆で手を頭上にかざして左右に揺らす情景を見たメンバー達は、アドレナリンが噴出しまくってるんでしょうね。

光速ツイン・リードギターに、スティック・ワークで挑戦状を叩きつけるボンゾウ。

「レーサーⅩ」真っ青だあ!

激しいフレーズのシャワーを浴び、分厚い音壁に襲われトドメはボーカルのみでのエンディング。

スリリングな音絵巻。

ズッシリとしたミディアム・テンポの「ブルー・ウォーター」でも、やはりキムキムがイントロのドラマを形成。

歌唱中ずっと目を閉じたままのボーカルも、オーディエンスもお互いに阿吽の呼吸で拳を振りかざして、すっかり一体化しちゃっているよ。

この辺に差し掛かったら、すでにステージ上は灼熱地獄。

テライちゃんは「暑い・・・」を大汗かきながら連発。

それを察した親切なお客さんがウチワで扇いでくれる場面もあって、アットホームなG・HIPらしいなあ・・・とにやけちゃいました。

最後の決め技はギター・アーム・ダウンをギリギリまで目一杯に・・・・・・「グィ~~~~ン!!・・・・」。

男女のリズム・セクションが鉄壁なる骨格を築き上げているので、さぞかしプレイヤーもシンガーもエクスタシーの領域で遊びまくれる事でしょう。

ボンゾウはドラマーとして、「グレッチ」の黒Tシャツを着込んでいますがメーカー名が意外ですな(笑)。

「ラディック」ではないんだね(ライブ後はレッド・ツエッペリン1989UK TOURのグレーTシャツに着替えてました。デザインに納得!)。

メンバー紹介を終えて「今日は真面目な話をひとつ・・・・実はギターのタカちゃんが今日のライブをもって卒業します!普通の男の子に戻ります(と、ここで目頭を拭う素振りを見せて笑いを誘うが・・・・)。タンピーさんとの素敵なツインギターをバックに歌えて、とってもシアワセでした!(どこかですすり泣く声・・・こそあったかどうかはわからないけれども、グッときた感動的な瞬間でしたね)ア!?私はずっとタカちゃんのことをタケちゃんと呼んでいましたあ!(笑)。見守ってください。とっとと最後の曲?話が長くなる押すタイプなもので・・・・よろしくお願いします。ドント・チェンジ・ユア・マインド!」

魂の絶叫、クォリティー高すぎでしょうよ!

司会のジンちゃんもテライちゃんに「凄い超音波ですね!」と感嘆しきり。

「良いお年をお迎えください。カンパイ!!」

 

もうこのライブ・イベントも早いもので折り返し点を通過している時間帯ゆえに、動員も大袈裟ではなく寿司詰め状態。

客層は見るからに現役のロッカー、往年のロッカー、音楽やライブが大好きな方から家族連れ、カップル、ご夫婦等々・・・そしてチビッ子達もあちこちではしゃいでいます(耳栓をしている子もいる)。

イベント大成功の感触を早くも味わっちゃいましたよ。

 ありがたいことです。

 

PM7:10~7:40

5バンド目は御機嫌なバンド「Raspberry」が久しぶりにG-HIP出演。

各バンドが受けに受けまくって時間が1バンド分ほどの押しで嬉しい悲鳴状態・・・・。

でも爽やかなこのレベッカ・コピー・バンドで全ては帳消しさ(そんな訳ないか・・・・)。

数え切れなほどSTAライブ・レポートに書き込んだラズベリーとの付き合いも相当な年月が経過しています。

なんたって彼等の初ライブがSTA企画。しかもキリちゃん初ライブ体験の日でもあったわけでして。

初々しい(それは今も変わらないけど)キリちゃんがドキドキしながら歌詞カードを手に佇んでいたのがつい昨日のように思い出されます(私は目撃した数少ない貴重な生き証人)。

もう今では有名な売れっ子で男女問わず皆のアイドルだもんね。良かった、良かったよ。

その後、紆余曲折を経て現在のメンバーに落ち着いていますが、今が最もジャストフィットしていてチームワークも絶品なのではないでしょうか(オリジナルメンバーはヒコとキリちゃんのみ)。

 編成・・・・・・・キーボードはここでもキムキム(愛器KORG KRONOS),キリちゃん(VO),キラー兄貴(B),ヒコ(G)、カズミくん(DR)の5人衆。

珠玉のJ-POPロック、ラズベリー・ショーの開幕だよ!

のっけの「コットン・タイム」から見どころ、聞かせどころ満載。

練りに練られたコダワリのアイデアが随所に散りばめられているのでお見逃しなきようご用心。

全員がサンタクロースに扮しているので(1頭トナカイが混じっていたね!・・・笑)見栄えもゴージャス。

もはや客の男性陣はキュートでチャーミングなキリちゃん・スマイルの虜と化しています。

「ありがとうございます。ラズベリー今年最後のライブです。というわけで全員クリスマス・ファッションでサンタに・・・あれ・・・・・一人だけ・・・犬?・・・獣??」「トナカイです!」「トナカイが喋った!!(笑)前回ここG-HIPに出演した時、はしゃぎすぎて床が抜け落ちそうになったから、てっきり出演禁止になったかと思いました。というわけで今日はおとなしくやりますか!?」「イエー!」「次の曲はおとなし目のロンリーな奴・・・・ロンリー・バタフライ!」

おお!でも結局は軽快なるステップがはじまったのだ。

酔客も乱入でグチャグチャ!仲間達共々大爆笑の渦。

弦楽器コンビはいつものお揃いシェクターの鮮やかなるブルー・カラー(キラーちゃんはメイプル指板とワイヤレス使用。ピンクのTシャツはニルヴァーナ。ヒコはローズ指板)

 備え付けのベースアンプ・ヘッドはハートキー、スピーカーはマーシャル。ギターアンプはフェンダーとマーシャル。

キムキムによるキーボードの音色が切なく胸に迫ってグッときちゃいます。

「キラーじいちゃんのダンスをご堪能ください!ヴァニティー・エンジェル!」とキリちゃん掛け声一発!

イントロでちょっとつまずいた箇所があったけど、気を取り直して・・・・・

でた!必殺キラーによる隠し玉「蟹の横這いダンス」

ヒコも連動して前面にせり出し、ギターを遠慮なくギュンギュンとピッキング攻撃。

カズミくんは敬愛するモトリー・クルーのトミー・リー直伝スティック・クルクル連発ドラム・スタイルでぶちかます。

「堪能されたでしょうか?キラー・ダンスまだまだ足りない??」

キリちゃんは写真撮影のモデルも兼ねているので、休み無しで大変さ。

お次のバンド用グッズ「MR,チルドレン」のタオルを広げてみせながら、後方のカズミくんがドラムセットに腰掛けたままで、サンタの帽子を脱いで白髭を頭にかけているのをいじる。

「お化けになってるよ!(笑・・・・三角巾状態なので)。毎年恒例となっているクリスマス・バージョンといえば・・・・?」「モノトーン・ボーイ!!」

「ブーッ!!勝手にラズベリーがやっているんだけど、ラブ・イズ・キャッシュ!!」

この曲の元ネタはマドンナの「マテリアル・ガール」だよね。

それをここまで和風テイストに焼きなおす技量に敬服しちゃいます。

キリちゃんはまさに札幌のノッコ、マドンナ、シンディー・ローパー!(ただし80年代のね)。違和感なしだ。

カズミくんへ後輩から熱烈ラブコールが送られる。「先輩!クレイジー・ドクター(ラウドネスの名曲ね)叩いて!!」

「それ、レヴェッカじゃないよ(爆笑)」

皆、いっせいに決めのポーズで煽りあい。

ギター・ソロではフロントの3人が横並びで揃いの振り振りダンス。

更にはヴォリュームを落とし気味にした後、グワッっと再び元気よく盛り返してレッド・ゾーンを振り切った。

「次で最後の曲になってしまいました!ラブ・パッション!!」

ヒコが秘技タッピング&アーム・ダウン&フィード・バックを惜しげもなく披露。

キリちゃんも持てるだけのエネルギーを燃焼するべく、ピョンピョンと跳ねながら客席に降りてマイクを差し出す。

もうこの頃になると皆、ベロンベロン状態でかなり出来上がっているよ。

「ありがとうございました!」

当然アンコールが鳴り止みません。

「すみません!」「どういたしまして~!!」「一応メンバー紹介いいかな?!」「オールライト!!」

「最後の曲はこれしかないでしょうね。モノ・トーン・ボーイ!!」

ここでは終始クルクル回ってアグレッシブなエンターティメントに徹するメンバー達。おかげさまで大盛況だ。

とっても勉強になります。いろいろと細々と打ち合わせして練習にも余念がなかったのだろうなあ・・・・と想像しちゃいます。

ちなみにブレイク・スルー4THやラズベリーなど今回の出演者の中には、G-HIP直前に他の会場で(ホテル)カナダ関連のイベント出演を終えて駆けつけた者が多数います。

タイトなスケジュールでお疲れ様でした。

 

ここまで根気よく読んでいただいたあなたに感謝します。

ライブ・レポートはパート2に続く・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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