THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

the allman brother sband/shades of two world japan tour 1992.1.28sapporo

2017-05-29 03:11:47 | free form space

グレッグオールマンを偲んで…

私は唯一のオールマンブラザーズバンド、サッポロ公演を観ました。
真冬のオールマンとはちょっと違和感ありましたがね〜。
1992年のこと。
最前列のど真ん中でたっぷりとサザンロックを堪能。正直な話、結構ラフな演奏かと思いきや、めちゃ緻密で息の合った分厚くもワイルドなステージに終始圧倒されていました。
ウォーレンのギターテクニックは天才的。特にスライドギターは天下一品!ディッキーとのツインギターによるコンビネーションも貫禄たっぷり。
ノリの悪いオーディエンスに向かってディッキーはぶち切れてバンダナを投げつけていましたが、決して白けていた訳ではなく、道民のファン達は感動のあまりに固まっていただけなんですがね〜。
ツインドラムによる稲妻のごときグルーヴも特筆もの。
そしてグレッグは髭面に長髪を後ろで束ねたスタイルでいぶし銀のボーカルをキーボードプレイと共に披露。
私ごとで悔しい思い出を一つ語らせてください。
ライブの中間部であの頃ブームだったアンプラグドコーナーをオールマンも採用。
グレッグはタカミネのエレアコで椅子に座って熱唱。
で、おもむろにピックを端の観客席に向かって投げた!
まあ、私の席からは全く違う方向だから大して気にもしていませんでした。
と、私のスニーカーのカカトにちょっと何かが触れた感触が。で、コンサートは続行。
すると後ろの男性が「ちょっとすみません…」と言って私のカカト下から何かを持って行った。
「やったあ!ラッキー!」と後ろから喜びに弾んだ声。
彼の手にはさっきグレッグが投げたピックがあるではないかあ⁉️
なんとブーメランのように弧を描いてピックは私のカカトに当たって靴底に挟まっていた訳です。
今も思い出すたびに切なくて悔しいなあ。・°°・(>_<)・°°・。。
アレンはライブの最後に名物でもある異常に多弦なベースを下げローディーに伴われて再登場!巨大岩石のような壁を構築していました。
あのステージに立っていたグレッグ、アレン、ブッチはもう天国に行ってしまったのですね…。

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