☆税理士みのさんの金融道場☆

豊島区の税理士が、中小企業の資金繰りを中心に熱く語ります!!大好評「みのさんクイズ」も時たま出題します。

セーフティネット5号不況業種業種見直し発表はギリギリになりそうです

2011年09月22日 | 金融・経済
豊島区池袋の税理士・社会保険労務士・司法書士・行政書士・FP・中小企業診断士 第 一経理グループ


9月21日、中小企業庁は、9月10日~9月16日までの
国が支援する東日本大震災後の資金繰り支援策の融資利用状況公表しました。
まだ上旬から中旬ということで、資金需要も旺盛ではありません。

 日本政策金融公庫の東日本大震災復旧特別貸付の融資利用は、603億円と、その前
の週の融資利用590億円を少し上回った程度です。

 信用保証協会の東日本大震災復旧緊急保証の融資のほうも同日9月10日~9月16
日の融資利用実績は430億円で、その前の週の290億円を上回りましたが絶対額は
多くないです。

 セーフティネット5号融資の利用状況も同日9月10日~9月16日融資利用実績も、
593億円、その前の週の462億円を上回っていますが各融資とも利用額は少ないで
す。

現場では、無条件に近くなっていた再条件変更も、審査が少し厳しい状況も生まれてい
るようです。
2度目、3度目の条件変更は業績の悪化状況が続き、展望が見えないところは無条件とは
いかなくなるでしょう。円滑化法1年延長が終わった場合、業者をバッサリ切り捨てるこ
とはないと思いますが。

セーフティネット5号融資のほうは10月からの業種見直も難航しているようで、未だに
発表されていません。今回5号融資の不況業種発表はギリギリになりそうです。