Life with 2 and 4 wheels

バイクとくるま(ルノー メガーヌ)好きのつぶやき

メガーヌ1号での燃料ポンプ事件 その8

2006-08-04 18:39:04 | メガーヌ1号
その7からの続き

当時、メガーヌは「走らない」、「エンブレ効かない」、「クラッチ滑っている」
の3重苦。クラッチは発注済です。

全部修理した時の総額は、約¥25万。
悩みます…

何故迷っているかというと、この時は2004年8月。
メガーヌ2の毒牙にかかり、10月に2.0MTが出るのを
もう知ってしまっていたのです。

数ヶ月のためにこれだけの金額を払うのは、少しためらいます。
そう考えると、別の考えが浮かんできたりして…

安い面白そうな車を買って、つなぎにして楽しむ!
実際、2代目CITY CE Fit まじで買おうかと思いました。

しかし最終的に決断は、「全部直して下さい!」

そして1ヵ月後、私の手元にやっとまともなメガーヌ1号が帰ってきました。
あの、奥会津から4ヵ月後のことでした。
久しぶりに快調な状態で運転した感想としては、「やっぱり、直して良かった!」
この一言ですね!

その3週間後、あのF1の予選がキャンセルになった土曜日。
台風の暴風雨の中、通行止め2時間前の東名高速を必死に
鈴鹿で向かう途中でしみじみ思ったのは。


「ここでエンジン止まらなくて良かった~」


こんな話を長々と書いて来てしまいましたが、これで終わりです。
もし、最後まで読んでくれた方がいらっしゃいましたら、

どうもありがとうございました。

メガーヌ1号と過ごした7年間の中で、一番のドラマだったので、
忘れないうちに書いておきたかったのでした。





メガーヌ1号での燃料ポンプ事件 その7

2006-08-03 18:27:14 | メガーヌ1号
その6からの続き

メガーヌを千葉のディーラーへ預けている間は、またバイク通勤。
久しぶりに純粋なライダーに戻った感じでなかなか良かったです。
そんな事を行っている場合ではなく、1週間後に千葉のディーラーから
連絡が有りました。
しかし、そこで聞いた言葉は…

「特に異常は無いみたいですね。 エンジンもちゃんと掛かるし、
結構調子良いですよ。」

そんなバカな! 

ここでゴネても仕方がないので、車を引き取りに行って行きつけの
工場で診てもらうことにしました。

再び、電車で千葉へ行って車を引き取ります。
「原因も判らなかったし、お金はいいよ。」
どうも、ありがとうございました。 助かります!

もし、やばそうだったらすぐに戻ってくる事を伝え、
浦和へ向かう。幸い、確かにエンジンは止まる気配は無い。
「よし、首都高 乗っちゃえ!」
と、何事もなく工場へ到着。
(今から思えば、路肩の無い首都高は無謀でした。
 …反省します。)

いつもお世話になっているメカニックの方に、経緯を伝え、
時間が掛かってもいいので、原因が判るまで診てもらうように
お願いしました。

しばらくして、電話がありました。
「やっぱり、燃料ポンプみたいですね。たまに動かなくなるみたいです。」
(オーナーの勘も少しは当てになるのかも…、でも決断は難しいですよね)

「修理どうします?」


続く




メガーヌ1号での燃料ポンプ事件 その6

2006-08-02 20:51:06 | メガーヌ1号
その5からの続き

なんとか 首都高湾岸線、東関東自動車道ではエンジンは止まらなかった。
一般道に下りた私は成田空港近くの「三里塚さくらの丘」を目指す。
しかし、さくらの丘まで後5kmという所でまた起こってしまった。

ちょっとしたワインディングみたいな道を登っているといきなり失速!
なんとか、コーナーの途中を避けて停車。 再始動するも今度は10分
以上掛かってしまった。

「やばいかも…」と思いながらも、さくらの丘に着いてから考えることにする。
またしばらく走り、今度は交差点の信号待ちでエンスト!
後ろの車の人が降りて来たので、事情を話して、交差点の外まで押して頂く。
(本当にありがとうございました。)

ここでついに決断の時がやって来ました。
「しょうがない、レッカーを呼ぼう。」
最後の力を振り絞って「三里塚さくらの丘」にたどり着き、
(だって、駐車場もトイレも自販機も有るので)

ますは、ルノーアシスタントサービスへ電話。
「期限が切れているのなら、JAFを利用した方が安く済むと思います。」
とJAFの番号を教えてもらう。

でJAFに電話。
「会員に入っていないのなら、成田の民間のレッカーに頼んだ方がいいと思います、
紹介致しますよ。」

「もしかして、たらい回し? いや、安くすむように気を使ってくれているのだ。」
と前向きに民間レッカー会社に電話。

「40分位で伺います。」 ふぅ~ そして、
・浦和の行き着けの工場まで運ぶ
・千葉市内の一番近いルノーディーラーへ運ぶ
場合の値段を聞いてみた。当然、後者を選択。
それでも結構かかった。(3~4万くらい?)
後日、速攻でクレジットカード会社のロードサービスに入会しました…

で、レッカー到着! 素早く前を乗っけてもらって、私と共に
「ドナドナド~ナ ド~ナ」

ディーラーに到着し、お金を払い。 ディーラーの人に状況説明。
「よろしくお願いします。」 と、電車に乗って埼玉へ。


続く





メガーヌ1号での燃料ポンプ事件 その5

2006-08-01 21:33:00 | メガーヌ1号
その4からの続き

私のメガーヌ1号には、スロットルボディにカーボンが溜まると、
スロットルをオフにしても2000~3000回転から回転が落ちず、
エンブレが聞かなくなり、2000~3000回転でアイドリングすると
いう持病が有りました。

悪い事は重なるもので、この持病も再発し私のメガーヌは
「走らない」、「エンブレ効かない」、「クラッチ滑っている」という
3重苦になってしまったのです。

こうなってしまうと、さすがのメガーヌでも走っていて楽しくありません。
再び、工場へ行きスロットルを診てもらいました。
いつもどおりのカーボンの清掃を行ってもらって、
「これですぐに再発するなら、またスロットルボディを交換した方がいいですね。」

では テストドライブという事で、成田空港方面へ走りに行った時のことです。

首都高湾岸線の追い越し車線を「ぬふわkm」で走行中、
「ガクン」というショックが! メーターを見るとタコメータが「0」を指している!
2ヶ月前の経験から、体は勝手に反応しギヤをニュートラルへ入れてバックミラーを確認。

幸いさっきから居たベンツ1台のみ。左ウインカーを出して左へ回避。
ちょうどインターからの合流ポイントだったので、ひやひやしながらも
何とか路肩へ停車。

再始動。 しかし、今度はなかなかエンジンが掛からない。
休みながら何回かトライし、5分後に再びエンジンが復活!

再スタート後は、この間と違ってすぐには止まる気配がなかったので
とりあえず成田空港に向かって走り出したのでした。
(左側車線をゆっくりと)


続く







メガーヌ1号での燃料ポンプ事件 その4

2006-07-31 19:18:59 | メガーヌ1号
その2の続き

GWが終わって最初の週末までは、途中で止まるのを警戒して会社にはバイク通勤。

やっと週末になって、行きつけの工場(フランスモーターズ時代から)に
行って診てもらいました。

行く途中の道では、パワーはやはり落ちているもののエンストはせず。
またエンストした時から、床下からは時おり「ピー」という音がしています。

診てもらった結果は、「特定は出来ないけど、怪しいのはエアーフローセンサーかな。
ピーていう音は燃料ポンプだと思うけど、数値上は異常はないし部品も高いので
まずは、エアーフローセンサーを換えてみますか?」とのこと。

*ここのメカニックの人は、一つずつ確認を取りながら作業をしてくれるので
 信頼をしています。

という事で、エアーフローセンサーを交換。
エンストはしないけれど、やはりパワーは落ちているような気がする。
車が重くなったような感じで、16Vが、今のメガーヌ2 2.0 MTになった
ような感じですかね。

早速工場へ行って相談してみるのですが、やっぱりパワーとかフィーリングの
不具合を伝えるのは難しいですね~

7万キロ以上走ったエンジンなんてバラツキがあって当たり前。
オーナーには感じられる変化もそれが不具合だと認識してもらうのは難しい。

一緒に乗って運転してもらったのですが、
「特に極端にパワーが落ちている訳ではなさそうですね。」
「でも、もしかしてこの事?」と指摘されたのが。

1~2速で回した時にクラッチが滑っている?
そう言われると少し滑っているかも。

この前の「高回転キープ作戦」がとどめをさしたのかも知れません。

思いがけなくクラッチを発注することに!

でも、私が言っているのはこの事ではないんですよね…


続く






メガーヌ1号での燃料ポンプ事件 その3

2006-07-30 21:17:27 | メガーヌ1号
その2の続き

なんとか家に帰れたのはいいけど、考えたのは、 
「あきらめる勇気も必要だったのかなということ。」

家から遠く離れた所で車が故障した場合、

1.その近くの工場へ預けて電車で帰り、また修理が終わったら取りに行く。
のと
2.家になんとかたどり着いて自分の行き付けの工場で見てもらう。

のとでは、やはり全然違います。ましてや、レッカー代で何万円もかかる場合は。

完全に動かない場合は、しょうがないけど 
なんとか帰れそうな場合は帰りたいと思うのが人情。

しかし、もしトンネルの中でエンストして事故の原因になってしまったと考えたら、
私の判断は間違っていたのかも。
やはり、他人に迷惑をかける恐れのある車両は走行すべきではないですよね。

まあ、この事は2ヶ月後に役立つことになるのだが…



続く






メガーヌ1号での燃料ポンプ事件 その2

2006-07-30 21:00:07 | メガーヌ1号
その1の続き

なんとか だましだまし走り続け、途中のトンネルで「ここでだけは、止まらないで!」
と祈り、2回程止まりながらもやっと道の駅 たじまにたどり着いた。

この先の方向性を確認するために「ルノーアシトタンスサービス」に電話してみた。

「一番近いルノーディーラーのルノー宇都宮(それでも、100km以上ある)
は今日から休みです。レッカーで運ぶ場合は、栃木の一般工場へ運ぶことになるでしょう。
レッカーが来るまでは、多分1時間半以上掛かるでしょう。」 とのこと。

ちなみの購入6年目なので、アシスタントサービスはとっくに期限切れ。 
他のロードサービスにも加入していませんでした。

なるべく高回転を維持して(2速ホールド60km)で走れば、エンストはしにくい事が
判ったので、引き続き「行けるとこまで行く」作戦に。

予定では、会津西街道を鬼怒川温泉方面へ抜ける予定だったが、
なるべく早く町へ出ようと塩原温泉方面へ抜ける事にした。

GWの塩原温泉はやはり渋滞!
高回転キープ作戦が使えないので3~4回はエンスト!
その度に後ろの車にホーンを鳴らされ、睨まれ かなり迷惑をかけながらも
なんとか東北道 矢板インターに到着。無謀にもそのまま高速で帰る事に!

高速では当然 一番左の車線を3速5000rpm 100kmで走行。
それでも、3回ぐらいエンストして路肩に停車。
後ろの方、申し訳ありませんでした…

そうこうして、なんとか埼玉に家にはたどり着けました。
「道の駅 たじま」から6時間以上… ふぅ~
結局、10回ぐらいはエンストしたかな。


続く







メガーヌ1号での燃料ポンプ事件 その1

2006-07-30 15:14:21 | メガーヌ1号
昔の話になるのですが、メガーヌ1号での燃料ポンプ故障による
トラブルのことを書いておこうと思います。

追記:メガーヌ1号とは、以前に乗っていた「Megane coupe 16V」のことです。


あれは2004年のGWのこと、いつものごとくの休日出勤の合間を見つけて、
1泊2日のツーリングに行った時です。



この写真を撮った後、美しい日本海に別れを告げて埼玉に帰るべく選んだのは、
R252で田古倉湖を抜けて奥会津を通って行くルートです。

南郷村付近で昼食を取った後、古町温泉には入らずに、栃木の矢板温泉に
入ろうと思って、R352のたかつえスキー場の手前ぐらいを走っていました。

前の車が左折したので、ブレーキングして2速に落として再び加速を
しようと思ったときです。

アクセルを踏んでもまったく加速しません、それどころか回転が落ちていって
力尽きるように止まってしまいました。とりあえず、再始動を試みるのですが
最初はかかってもすぐに止まってしまいました。
何回かのトライの後、アイドリングするようになったので走りだしてみました。

しかしパワーはまったく落ちてしまってアクセルに対するエンジンの反応も鈍く
止まってしまいそう。
案の定、1kmも走るか走らないかの内に再び止まってしまいました。

さて、どうしよう。 ここは、東北の秘境とも言われる奥会津。
周りには国産のディーラーさえ有りません。また再始動は出来たので、
「行けるとこまで、行くしかないか…」と再び走り出します。

続く