430MHzのHヘンテナの設計が完了したので最終のサイズを掲載する。
元々、5eleで設計して、それに2eleずつエレメントを増加させた設計となっている。
この図の5,7,9eleのサイズでアンテナを作れば、そのまま使用でき帯域幅と利得は、そこそこかなと思っている。
軽量化をすれば、9eleでも400g以内に収まるはずなので、徒歩で移動運用を行う方は試してみては。
下記に利得、パターンを入れてある。
まとめると
5ele Hヘンテナ
利得:11.88dbi FB比:8.68db(432MHz) 全長 820mm
7ele Hヘンテナ(ここ)
利得:13.43dbi FB比:10.41db(432MHz) 全長 1450mm
バックもよく抜ける設計になっている。実際の交信でもバックの電波をドンドン拾っていた。フロントとバックが区別つかないかも??
9ele Hヘンテナ
利得:14.74dbi FB比:12.76db(432MHz) 全長 2050mm
となった。最大利得は、435MHz付近で0.2dbi程度増加する。
今後の設計方針
山岳移動用のアンテナなので、9エレのブーム長2mが限界と考えている。
ゲインアップは、5,7,9エレのユニットを使ってスタック化を考えていく予定。スタック幅は、1.5λ取ると3dbi以上のゲインアップが予想される。
取り回し易さで考えると、5エレのスタックがベストか?
9ele Hヘンテナ
7ele Hヘンテナ
【9ele x 2のスタックにすると】
【9ele x 3のスタックにすると】
山岳移動では、これが限界だ。関東UHFでこのアンテナを試そうか?
【7エレHヘンテナ】
【9エレHヘンテナ】