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mcHFオーナー会(仮名)開催される。議事録! 12月17日

2016年12月17日 21時50分35秒 | mcHF

本ブログを通じて知り合ったmcHFのオーナーによる初会合が実現した。

メンバーは東急東横線の「新丸子駅」、10時に集合した。

駅近くのファミレスに入りテーブルに回路図とmcHFを並べて検討会を行った。

今回のメンバーは3名、JI1IAU、JA0JHQ、7K3DIWの3局だ。

[参加各局のmcHF]

各局のmcHFの特徴を紹介すると

写真上の左(7K3DIW機)

mcHFは4万円ちょっとで入手。基板をバラックで調整して金に糸目をつけずお高いケースを購入!

写真上の右(JI1IAU局機)

ひときわぶ厚いヒートシンクとファンが目を引く。送信部が改造されていてハイバンドまで高出力を確保している。

写真下中央(JA0JHQ局機)

mcHFはUKのEU離脱決定直後に購入!格安で入手。また市販ケースとTVリモコンのボタンを流用したケースは価格1300円とか。私の1/10以下の価格!!


 今回の議事メモを作成しておく。

1. 送信改造方法

下記回路図のようにダイオードをリレーに切り替える。(下の写真参照、ダイオードにより高い周波数で減衰を起こしている。)

※デジトラのコレクター側をリレーに接続です。

コイルの巻数の件も話題に上がったが、追加されているtransformers_winding.pdf で問題ないことを確認した。

実際に改造した基板は↓だ。

これで21MHzまで10Wを確保出来る。未改造では21MHzで5Wがやっと。24MHz以上は2.5W程度。

2. 冷却強化に関して

  標準のヒートシンクでは冬場でもTCXOが30℃台後半になる。また送信出力の変動が見られる。そこで夏場の運用&出力安定を目指しヒートシンクの強化を行う。

  ・ヒートシンクは5mm厚のアルミ板

  ・さらにCPUファンを取り付けて万全を期する。(クーラーの電源は写真のスライドスイッチで手動)

(標準ケースには組み込めないのでどうする?)

3. ファーム改造の内容を説明

  ブログで記載した項目以外に、5MHz送受信部分を3.8MHzへの変更に伴うBPFセッティング及び出力関連Configの手直しをした。

4. ファンを制御できるようなフラグの出力が出来ないか?との話が出た

現在はファンのON/OFFが手動になっている、これを自動化する。 

→検討する(DIW)

5. Config設定を行っても出力が出ない場合の原因と対策

●偽のRD16HHF1をつかまされてサトー電気で本物を入手した。

●コイルはエナメル線の皮膜を完全にはがし、その上で確実に半田付けを行う。

その他、mcHFには関係ない話もあったが気づくと既に12時を回っていて場所を変えて昼食を取って解散となった。


 打ち合わせ結果を持ち帰り個々のmcHFに盛り込み、宿題に関しては処理し次回結果報告することになった。

次は何名参加頂けるか?楽しみだ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
オーナー会 (JI1IAU)
2016-12-17 22:39:17
本日は検討会お疲れ様です。
次回もJA0JHQさんの状況次第で宜しくです。
写真中のリレー追加改造方法ですが、内容が間違っていました。
デジトラのエミッター側にリレーが付いてるは間違いで、コレクター側に付けてください。誤記失礼しました。

ありがとうございます (7K3DIW)
2016-12-17 22:49:18
IAUさん

お忙しい中参加頂き、本当にありがとうございます。
JHQさんから連絡があると思いますので、またよろしくお願いします。
記事にも訂正を入れておきます。
私がX108Gを知ったブログにmcHF発注が書いてありましたが・・もしやと思っていました・・
CU

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