読む日々

テーマばらばらの読書日記

虹の岬の喫茶店

2012-10-05 | 
森沢明夫「虹の岬の喫茶店」


東京湾のある岬にたたずむ、青いペンキで塗られた喫茶店を舞台に描かれる連作短編小説。

最初は、妻を亡くした若いパパが。娘と虹を探して車を走らせ、この喫茶店を見つけるお話。喫茶店の壁には八色の虹の見事な絵が飾られていた。

そこから数年おきに様々な季節の物語が紡がれて、だんだん喫茶店の秘密も明らかになります。

オーナーの悦子さんの人柄がすばらしいし、集うお客さんもいい人、というか、ここに来るといい人になっちゃいます。

読みやすいし、面白いと言えば面白いけど、ドラマ向け、って感じがかなぁ。人の心の描き方が分かりやすすぎるって印象でした。

何をエラソーに(;>_<;)

って感じてすが。


満足度70

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