読む日々

テーマばらばらの読書日記

2016-09-20 | 小説・現代
青山七恵「繭」


34歳の二人の女性が主人公。
前半は若くして独立した美容師の舞の視点から。
ヒモっぽい元美容師の夫を養いつつ、DVをしてしまう。のちに、だんだん、殴られるのもこの男の作戦か、みたいな部分も見えてくる。すごく可哀想。ふつーにしてれば幸せになれそうな子なのに。

後半は舞夫婦と同じマンションに一人で住む、旅行関係の営業職の女性。実は舞の旦那とは旧知で、彼に頼まれて舞のと友達になるべく近づく。怪しい彼氏持ち。

意外と?健全な精神の持ち主な私にはさっぱり理解不能な登場人物達。何がしたいの?どうなら幸せなの?さっぱりわからない。

よって、満足度35くらいかな。

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