オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「傷だらけの男たち」の試写会に行ってきました

2007-06-22 23:52:42 | 映画・DVD【か】
まんず一言。


トニー・レオン。あなたは天才ですか?


記者会見なんかを見ると「ぼー」っとしていて「起きてる?」と思ったことが何度かあったし、なんだか頼りなさげで、そんでもって服のセンスなんか疑ってしまうけれど、映画の中の彼は本当に本当に本当にステキ
「目」だけで演技ができてしまう彼は、まさしくアジアのスター。天才と言っても過言ではないでしょう。

 
これはしゅてきですねんきゃ~~!魅惑的なまなざし・・・
いや~~ん、はずかしいからこっち見ないで・・・。でもやっぱり見て
・・・ってどっちやねん


アイドル顔だって、おてのものなのよ~~ん♪


でもこれなんか、どっかの工務店のおっさんっつー感じですね。
うちの会社の隣のビルによういるわ、こんなの・・・。
庶民的っていうより、ちょっとビンボーくさい(笑)?



まあ前置きはこれくらいにしといて・・・。(←ほっとくと前置きの方が長くなりそうなので)
さて「傷だらけの男たち」ですね。




出演:トニー・レオン、金城武、スー・チー他

監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マックの共同監督(インファナル・アフェアの時も共同監督)


かつては上司と部下の関係だった刑事のヘイ(トニー・レオン)とポン(金城武)。
03年のクリスマスに恋人が突然自殺したショックからポンは刑事を辞職し、私立探偵となり酒に溺れる日々を送っていた。

一方のヘイは数年後、億万長者のチャウの娘スーザンと結婚し幸せな生活を送っていた。
ところがある日、チャウが何者かに惨殺される。
金目当ての強盗事件に思われたが、父の死を不審に思ったスーザンは、ポンに調査を依頼。
そんなスーザンの周辺でも、不審な出来事が起き始める。

やがてポンは、1978年にマカオで起きた一家惨殺事件にたどりつく。
チャウの死の背景には、思いもかけぬ悲しい過去を背負った男の運命が隠されていたのだった・・・。



ここから先、ちょとネタばれかも。


あちこちに「トニー・レオンが今までに演じたことのない犯罪者の役を演じる」などと書かれているから、大体のストーリー展開は読めますね。
オバカなワタシにも先の先まで読めました。



ヘイの復讐の手口は残忍そのもの。
それでいながらこの悲しい運命を背負った男にぐいぐい魅かれ、感情移入してしまうのですね。
静かな演技と悲しみをたたえた瞳に釘付けになってしまうのですね。
「プレステージ」の時もそうだったけれど「どこかで生き方を変えていたら、幸せになれたのに。人生はいくらだって軌道修正できるのに・・・」と思ったら切なくなってしまった。
実際、ポンは軌道修正をし、ヘイに「オマエ、いい方に変わってきたな」と言われる。ポンは「世の中を変えられないのなら、自分が変わればいい」と言う。
ヘイにもそれはわかっていたのだけれど、後戻りができなかったのでしょうね・・・。

金城武は様々な場面で、子犬のようなまなざしをみせたり、悲しいオーラを発していたかと思うと、優しい笑顔でスー・チーを抱きしめたり、背骨がステキ(?)な上半身を見せてくれたりと、ファンにとってはおいしいシーン満載。
彼は特に横顔が美しいですね。本当に絵になる男性です。




ただ言わせてもらうなら、映画としては面白かったし、トニー・レオンも金城武もよかったんだけど、やっぱり「インファナル・アフェア」の感動と衝撃とクオリティは超えられなかったかなという感じ。
あの映画を見た後のショックたるや・・・数日ひきずって生きていましたもん(笑)。

でも切ない二人を見るだけでも価値ある映画だと思います。
数日間、この二人に萌える事間違いなしです。
さあて、ジャパプレ申し込まなくちゃ~~~(笑)!
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試写会で観た映画。これから試写会で観る映画。

2007-06-17 01:41:42 | 映画つれづれ、祭りとか
最近我が家でショッキングなことがありまして・・・かなり落ち込み気味だったのですけど、友人が楽しい映画の試写会に誘ってくれたので行ってきました。


観てきたのは「シュレック3」でございます。

愛するルパート・エヴェレットを観に行ってきました。


うんにゃ、違う、この方です。


チャーミング王子ですね。
今回はこの方が幸せになれるかどうかっていう話しですね。(注←ちょっと違います)
バンちゃんの可愛い猫もよいキャラなんですけど、ワタシはエヴェレットのチャーミング王子が一番好き
「タイムボカン」シリーズの「主人公ではなく悪役を応援してしまう」・・・という心境にちょっと似ているかも知れないです。
なんだかどことなく憎めないキャラなの。

今回はチャーミング王子が出ずっぱりで嬉しかったです。
でも内容的にはどうなんだろう?
王位継承権を持つアーサーが、学校で何故あんなにみんなにいじめられるのかがワタシにはよくわからなかったな。
あとね・・・シュレックの二世・・・あれは世間一般から行って可愛いのかどうか?ブス可愛いというのともちょっと違う気が・・・。

しかし音楽は「移民の歌」とか聴けてめちゃくちゃ嬉しかったですね。
まあ前回同様、笑わせてもらいました。よい気分転換になりましたわ。


で、今週は「傷だらけの男たち」を観に行く予定でおります。



んきゃ~~~~!!
あまりにステキな二人ではありませんか!!
ベテラン刑事のヘイ(トニー・レオン)と、かつて彼の部下だった私立探偵ポン(金城武)が主人公。
ある痛みに生きてきた男と、生きることそのものが痛みだった男の物語でございます!
これは、アンドリュー・ラウ、アラン・マック両監督による、故郷・香港への鎮魂歌とも言える作品のようです。
03年、香港ではSARSで市民300人以上が死亡し、レスリー・チャンが投身自殺をし(ワタシはこの時、すげー泣きました・・・)、アニタ・ムイが40歳の若さで病死したという、まさに暗鬱な年だったのですね。
物語はその03年から始まります・・・。

ああ・・・傷ついたトニー・レオンと金城武・・・。
これはどうあっても見なくちゃいかんでしょう!!
というわけで22日に行ってきます♪


眼鏡(サングラス?)をしていて、しかもお姫様だっこをしているトニー・レオンって・・・なんだか新鮮・・・
コメント (18)
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300(スリーハンドレッド)レッドカーペット

2007-06-09 00:10:10 | 映画つれづれ、祭りとか
6月6日。晴天。
会場となった聖徳記念絵画館の前に敷かれたレッドカーペットの脇には、およそ1200人が集まったとか。
まー中にはどう見てもファンに見えない方々もおらっしゃいましたが。
dimは14時くらいから並びましたが、余りの暑さにぶっ倒れそうでした。
早朝から並んでいた人もいたのに、よく誰も倒れなかったよなーと思います。
ジェリーに対する執念のなせるわざ?


とりあえずレッドカーペットでの一部をアップしておきます。
(撮影:豆キチくん)


↑聖徳記念絵画館入り口を占拠した、兜をかぶったスパルタ兵(もどき)。
「モデルクラブから呼んだんじゃない?」と一緒にいた方たちと浮かれてしまったほど、粒ぞろいの美形&ナイスバディばかりでした。
一人一人アップで撮りたかったなあ~~~♪
でもこいつらただ並んでいるだけ・・・。で、ちょっと移動するだけ。
ただの飾りか?
何かやれよと思ったのはワタシだけではあるまい・・・。


↑練習風景。しかしジェリーを見に行ったというのに、何故に他のいい男を見てうきうきしているのか、自分。
女の悲しいサガ?←悲しくないケド・・・


聖徳記念絵画館の壁に映し出されたレオニダス王は、やっぱり迫力満点でございます。
雄叫びが今にも聞こえてきそう。
しかし左に映るマイケルがどうにもサルに見えて仕方がない。何故にこの写真を使う?


ジェリー、特設テントから入場してきたものの、サービス精神旺盛でサインしまくり握手しまくりでなかなか前に進まず・・・。
時間はどんどんおしていく~~~♪
あせる司会~♪あせる通訳~♪
相変わらず主催者泣かせの男なんですねえ(まあ主催者なんていくらでも泣かせていいんだけど)。
あああ~~~余計な日本のセレブ(きよ彦や岩崎良美のどこがセレブなんじゃ!ふざけろ!)なんてどうでもいいので、ジェリーにもっと居て欲しかったなあああ~~~(涙)。


↑原作者のフランク・ミラー氏。赤いネクタイがとってもダンディで素敵♪
終始にこやかにサインや握手に応じていました。
ザック・スナイダー監督もかっこよかったわ~~ん♪



ちなみにdimのところからはジェリーの可愛い巻き毛とだだっぴろいデコしか見えませんでした・・・。
のでこんなレポしかあげられません・・・。


↑こんな感じしか見れなかったのよ・・・。

すんません、ひでーレポで(涙)。



そして・・・
やっとこさ豆キチくんに動画編集してもらいました(自分でやらんかい!)が、重くてgooでは使えません(涙)。
ですので、また豆キチくんに頼んで編集してもらってます。
時間がかかってすいませ~~~~ん!

その間、じぇりお君とはまったく関係ない「わざとらしいけど、とっても可愛い」写真でも見て、心をなごませてください(え?なごまない?)。


これで300(スリーハンドレッド)レッドカーペットレポと言えるのか?
(わ~~~!殴らないで~~~!


               

追 記

さて・・・
友人の豆キチくんが一所懸命画像処理してくれたので、興味がある方はこちらからご覧になってくださいまし(豆キチくん、ありがとう。あとでハグしてあげるからね。いらん?)。
↑のDIVOは自分のために消さないで残しておきます・・・。


ジェリー、最後はちょっとよれよれだったね(またそのよれよれ具合が可愛くて・・・腐)。


コメント (25)
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300(スリーハンドレッド) ジャパンプレミア レッドカーペット観覧

2007-06-05 00:11:07 | 映画つれづれ、祭りとか


6月6日の300(スリーハンドレッド) ジャパンプレミア レッドカーペット観覧のハガキが一枚あまっています。

会場は明治神宮外苑 聖徳記念絵画館 

受付は17:45~18:15、イベント開始は19:00だそうです。

立ち見観覧で一枚のハガキで4名様まで見れます。

ワタシの友人が当てたのですが、当日いけなくなったようなので、行きたい方がいらっしゃるならさしあげるそうです。

ワタシは当日見に行く予定ですので、その時にハガキを手渡ししたいと思います。

なお映画は見れません。あくまでもレッドカーペット観覧のみです。

ご希望の方はdimensionkk@goo.jpまでメールをください。
5日の正午までメールを受け付けます。


↑こいつはおらんけど


追記

ハガキの嫁入り先が決まりました。
行かれる方、楽しんできましょーね~~~♪
コメント (20)
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コメントをくださったみなさま

2007-06-03 14:17:48 | 日々のこと
こんなしょーもないブログを見に来てくださってありがとうございます。

今から久しぶりの息抜きライブに行ってまいります。

レスがちょっくら遅くなるかと思いますが、帰宅したらゆっくりレスさせていただきます。

申し訳ございません。
コメント (10)
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「里見八犬伝」

2007-06-03 14:04:34 | 映画・DVD【さ】
この映画を見たことがない・・・と言う方はそうそういないでしょうねえ。
(昨日までその「そうそう」だったワタシ・・・)



1983年公開作品

監督:深作欣二

脚本:鎌田敏夫

出演:薬師丸ひろ子、真田広之、夏木マリ、萩原流行、京本政樹、千葉真一、志保美悦子、目黒祐樹他


約百年前、里見義実が蟇田一族を滅ぼした。だがその蟇田一族の玉梓(夏木マリ)の呪いからか、義実の息女・伏姫が飼犬・八房に授けられてしまう。
伏姫は懐妊するのだが、八房を殺しにきた里見の鉄砲隊の銃弾に倒れる。
死の間際に伏姫の胎内より白気と共に、仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌の各字を刻んだ霊玉が八方に飛散する。そして「100年ののち、この光の玉は八人の犬士となって甦り、里見の姫を奉じて玉梓に打ち勝つでしょう」という言葉を残して伏姫は息絶える。

100年後、里見家の一人娘である静姫(薬師丸ひろ子)は、恨みをはらすべ悪霊につかえてこの世に甦った玉梓によって一族を殺されてしまう。
男の身なりをし一人逃げ延びた静姫は、炭焼小屋で親兵衛(真田広之)という若者と出会う。
初めは褒美目当てに、静姫の身柄を玉梓に渡そうとした親兵衛だったが、静姫の純粋さに触れ次第に心惹かれていく。
また静姫も親兵衛の中に勇気と優しさ、そして自分と同じ孤独を感じとり、彼を愛するようになる。

やがて玉梓から命を狙われている静姫を助けるべく、忠・義・礼・孝・信・智・悌の各字を刻んだ霊玉を持った七犬士が集まってくる。
しかし言い伝えでは、八犬士のはずである。
残りの一つである「仁」の霊玉を持つものは一体どこに?
(と、もったいぶって書かなくてもおわかりでしょーね)


静姫と、姫のために命をかけて悪の妖怪軍団と戦う八犬士達の活躍を描いた冒険活劇。
というかエンターテインメント性が高い時代劇アクション?
ラブロマンスや肉親の愛憎、光の者と闇の者の複雑な関係などがうまい具合に描かれており、出演者もそうそうたる顔ぶれで見応え十分。

静姫と八犬士だけで悪の巣窟に乗り込んで、勝ち目のない人数相手に戦う姿を見ていたら、なんとなく300(スリーハンドレッド)を思い出してしまった・・・。
守るべきもののために戦う姿は美しい・・・けど悲しいものだなあ。
それとこの映画は劇団☆新感線の「髑髏城の七人」を彷彿させるね。
真田広之演じる犬江親兵衛が二本の大振りな鎌を振るうのを見ていたら「髑髏城の七人」の抜かずの兵庫の兄貴(いっそんの役)を思い出した。
手作り感いっぱいのチープなセットなんだけど、作り手のこだわりや愛情を感じられて好感がもてた。

特筆すべきは・・・やっぱり真田広之、千葉真一、志穂美悦子らJACによるハイパーなアクションシーンですね。
いやーヒロくん、若くて(当たり前)ワイルドでめっちゃかっこいーーー!きゃー!
身体の切れも抜群です!
というか切れが良すぎてアクションシーンのキャプチャを載せようと思ったら、みんなぶれぶれになっちゃうの~~!
なので可愛いヒロくんのお顔を。



これだけ見応えのあるアクションシーンをこなせる人・・・今いないんじゃないかな?
千葉真一のどっしりとした存在感が物語を引き締めていたし、志穂美の悦ちゃんが男前でとってもかっこよかった。
懐かしい成田三樹夫が見れたのも嬉しかった。


なんだかとっても楽しげな目黒祐樹。見ているこっちも楽しくなります。


つっこみどころ満載だけど、時代劇って本当に楽しい。
こういう映画を見てわくわくしている自分は、やっぱり日本人なんだな~とつくづく思うわ。
コメント (5)
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