島ちゃんからもらった命のバトン

2009.1月急性骨髄性白血病発症。
2010.12月、旅立ち。
島ちゃんの軌跡と島ちゃんが遺してくれたもの。

トムとジェリー

2012-06-27 00:02:19 | Weblog
最近、めっきり次男坊はトムとジェリーにハマっている。

繰り返し、トムとジェリーのDVDを見てはゲラゲラわらっている。

しかもいつも同じ場面で笑う。

その笑いはわざとでなく本気笑い。長男坊が「毎日、何回も見てるのによくあんなに笑えるなぁ」と言う。私も同感。

そのくせ、ジェリーがトムにいたずらを仕掛けると「そこは危ない」とか「後ろにジェリーがかくれてるよ」とテレビの中のトムにむかって

話かけている。

そしてトムがいたずらされると「ほらね。だから言ったでしょ」とテレビに向かって本気でうったえている。

少し前は、仮面ライダーシリーズにハマっていて「大きくなったら何になりたい?」と聞くと迷わず「仮面ライダーリケイド」と答えていたに

も関わらず、今では「ジェリーになりたい」と言いだす始末。

それはそれでかわいいのだが、いくらジェリーになりたいとは言え、ジェリーのいたずらをまねるのは勘弁していただきたい。

ミルクをこぼしたり、卵を割ったり、絵具をつかって壁に絵を書いたり、ドロドロの足で家に上がったり・・・。

なかなかのいたずらに、参っております。

アニメとして昔から私も好きではあったが、こうやって次男坊ジェリーに実写化されるとジェリーはかなりの悪である。

次男坊のトムとジェリーブームは何時まで続くのであろうか・・・。


ナイスゲーム

2012-06-25 22:15:08 | Weblog
長男坊の野球チーム「ジュニアファイターズ」が県大会優勝を果たした。

ジュニアファイターズの県大会優勝は初!

朝、4時に起床し淡路島へGO!

日曜日の試合は準決勝があり勝てば決勝戦が行われる。

県大会に出場しただけで、大喜びだったのに、県大会でここまで勝ち進んだ。

我がチーム、ジュニアファイターズは、正直、練習量は他の少年野球チームよりかなり少ない。

それでも監督、コーチにはとても恵まれていて、子どもたちは監督、コーチが大好きでチームが大好きで毎週末、喜んで練習に参加する。

親もまた、誰もがいい人ばかりで、私も週末の練習がいつも楽しみ。

そしてその、愛してやまない「ジュニアファイターズ」が兵庫県の頂点にたった。

これまたその勝ち方が何とも渋いのだ。

決勝戦。ずっと2-1とリードされたまま試合は完全に相手チームの流れになっていた。

そして、最終回の攻撃、2アウト。これで終わりか・・・と半ばあきらめつつも、なんとか・・・という期待もある。

そこで、いつも男の子に混じって汗を流してる女の子が代打としてバッターボックスに立つ。

観客席で応援してる母たちは大きな声で応援する。

選手の子どもたち、観客の母たち、監督、コーチ、スタッフ、みんなが一体化した瞬間。代打の女の子が内安打で塁にでた。そして代走で出た

選手がきっちり走り2塁に走塁。そして次のバッターがヒットを打ち、満塁。

さっきまで相手チームの流れだった決勝戦。

それが、1本のヒットから流れがジュニアファイターズに。

バットを振ればヒットになり走れば点につながる。

こうなったら、もう勢いが止まらない。

一気に5点追加で試合終了。

ゲームセットの声が掛かり、6-2で優勝!!!

こんなドラマみたいな試合が目の前で繰り広げられ、その素晴らしい試合をしたのが我がジュニアファイターズ。

子どもたちの頑張り、ナイスゲームに母たち父たち、みんなが喜び抱き合って嬉し涙を流した。

5,6年のチームなので長男坊は観戦だったのだが、目の前で先輩たちの素晴らしい、熱い試合を目の当たりにし、目を潤ませ、鼻の穴全開し

興奮している。

自分と同じユニフォームをきた先輩たちの活躍にスッカリテンションが上がってしまった。

メダルをかけて大きな優勝たてを抱えて胸を張って行進する先輩たちを見た長男坊は私に「オレもメダルが欲しい。絶対、お母さん、オレも

頑張って1番になるからな!」と私だけに小さな声で力強く言った。

2年生の長男坊に6年生のキャプテンが声をかけた。「応援ありがとな。」そう言って肩をたたいた。

日焼けし、汗と土でまっ黒になった選手たち。

小学生だけど、とても大きくて頼もしく、素晴らしくカッコよかった。

そんな子どもたちを眺めながら「ジュニアファイターズに入団してよかったなぁ」とつくづく感じた。

このジュニアファイターズに決めたのは、島ちゃん。野球が大好きで、親子そろって阪神ファンで、まだ幼稚園の長男坊に野球チームに入るなら

阪神と同じユニフォームのジュニアファイターズ。という事で長男坊もパパも即決。

長男坊が初めてジュニアファイターズのユニホームをきて幼稚園児なのに試合に出してくれてそこでまぐれのヒットを打ち走塁した。その試合の様子をビデオに撮り

病室のパパに見せた。パパはその長男坊の姿に目を細め笑って嬉しそうに何度も見て「こいつ絶対プロ野球選手になるな」と親ばかぶりを

発揮していた。

その次の日にICUに入り、パパはそのまま目を覚ます事は無かった。

パパが選んだジュニアファイターズはパパの言うとおり、とても素晴らしチームですよ。

なにがって、このチームにはとても愛を感じるのですよ。

子どもも大人もチーム愛が素晴らしい。

「勝ちたい!」その気持ちが一つになった瞬間、勝利の神様がほほ笑んだ。

熱い試合をありがとう!たっぷりの勇気をもらい、信じる気持ち、諦めない気持ち、思い起こさせてくれた子どもたち。感謝です。

たまには・・・

2012-06-18 22:27:18 | Weblog
ココ最近、またもやパパの事を思い出し、ウジウジしてしまう。

次男坊の土曜参観。園庭でお父さんが肩車をする。その中に交じって私は次男坊を肩車する。

先生に「お母さん、おんぶでもいいですよ」と声をかけられるが「全然、大丈夫ですよ!」と笑って答える。

そんな風に答えながら、本心はパパが肩車して私がその光景を写真にとる。なんてことを考えてる。

日曜日、長男坊の野球の試合。

初キャッチャー。いつもお兄ちゃんたちに引っ張られて自分のプレーだけで精一杯。

その長男坊が自ら大きな声を出し、ゲームを作っていく。

毎日見てる長男坊の横顔なのにとてもたくましく、凛々しかった。

長男坊とキャッチボールをする度パパは、「甲子園、連れて行ってくれよ!」と言っていた。

今の長男坊をみてパパはなんて声をかけるんだろう。

どう言っても仕方ない。どうすることも出来ない。そんなの百も承知なのだ!!!

でも、でも、でも、パパがいてくれたら・・・。パパと話ができたら・・・。パパが生きていてくれたら・・・。

と、どうしようもないことを考えながら、どうしようもない時間を過ごしてしまう。

でも、これでいいのだ!

たまには、パパと過ごした時間を思い出し、パパが生きていたらと妄想し、パパの事だけを想う。

そうやって私とパパは夫婦であり親として子育てを一緒にやっていく。

たまには、ドーンと落ち込んで、ボロボロ泣いて、パンパンに目が腫れる。そんな日もあっていいのだ!

おばあちゃん

2012-06-17 09:28:17 | Weblog
これはいかん。

おばあちゃんが肺炎になってもうた。

先週の日曜日から熱と咳があり熱があるのを知らなかった私は「咳、ひどくならないうちに病院にいって薬もらいよ」とだけしか言わなかった。

いつもの朝一番に起きるはずのかっちゃんが起きて来ない。

これはどういうことだ?と部屋をのぞくとかっちゃんがしんどそうにしている。

ずっと熱もあり、咳きもあったが市販の風邪薬を飲むだけで病院にはいってなかった。

さすがにしんどくなり病院に連れていくと「肺炎」と診断された。

入院だけはイヤやというかっちゃんは家で安静にしておくという条件で家にたらふくの抗生剤等の薬と共に帰宅。

即効、薬を飲み、「絶対、トイレ以外ウロウロしたらアカンで」と言い横になってもらった。

わがやはかっちゃんが元気でないと子どもたちの事でまだまだ手のかかる時期だけに仕事も中途半端になってしまい、家が機能停止。

勝手にかっちゃんは元気。と思いこんで100パーセント頼ってしまっている。

子どもたちと私はすぐに作戦会議をひらき、役割分担を決め、「自分の事は自分で」をスローガンにかかげやりくりしている。

次男坊が食事の後片付けを手伝ってくれるのは良いが、洗剤をたくさん使い泡だらけ。しかもすすぎが甘いのでヌルヌルしている。

でも次男坊はお手伝いをしてとてもご機嫌なのでそこは次男坊が見てないうちに洗手い直し。

長男坊も洗濯を干してはくれるが、これまたぐちゃぐちゃ。お手本は見せるが長男坊なりの精一杯なのでそれで良しなのだ。

返って時間はかかるが、かっちゃんに早く元気になってもらいたいという気持ちで一生懸命だし、いつもかっちゃんが自分たちのためにどれだけ

やってくれてるのかありがたみを分かってくれる機会でもある。

我が家のキーマン、かっちゃん。

早く元気になっておくれよ~。