葛西用水路

2016年10月13日 | 東京のお散歩
日本三大農業用水のひとつ、葛西用水路は関東郡代伊奈忠克が開発した
利根川(現在では埼玉用水路)から取水し、古隅田川、綾瀬川に合流する
疏水百選にも選ばれている灌漑用水路です。

都内区間では、農業用水としての役目は失っていて
特に葛飾区・墨田区内の暗渠区間は、かつて亀有上水や
曳舟川とも呼ばれていました。

葛西用水路の「葛西」は、現在の葛飾区周辺が本来の「葛西」だったことの証で
下総国葛飾の西、現在の江戸川、墨田、江東、足立周辺を葛西と呼びました。

葛西の中心は青戸の葛西城(豊島氏一族の葛西氏)とされ、
この用水路も、葛西城跡の西側700mあたりを流れています。





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