前回触れた週刊ダイヤモンドの広瀬隆の記事に600℃でメルトダウンという実に不可解な数値が載っています。
−−−引用開始−−−
原子炉の正常な運転条件は、福島原発のような沸騰水型では、280〜290℃、70気圧である。従来は燃料棒の過熱温度が2800℃で炉心溶融が起こるとされていたが、スリーマイル島原発事故などの解析によって、実際には600℃で起こることが明らかになった(2009年7月6日〜7日にNHK・ BS1で放映されたフランス製ドキュメント「核の警鐘〜問われる原発の安全性」)。
−−−引用終了−−−
ソースは以下です。
http://navicon.jp/news/4153/
「核の警鐘〜問われる原発の安全性」前編を配信−NHKオンデマンド
[2009年07月07日20時54分]
http://video.aol.ca/video-detail/-/1655157802
映像配信
2800℃と600℃などという極端なずれとなれば、まずは眉につばつけて1次ソースに確認するのがジャーナリストたる者の常識だと思うのですが、実際にNHKに問い合わせたのはプロのはずの広瀬隆氏ではなく、女川町の元町議会議員の方でした。
http://takano.blog.ocn.ne.jp/nissi/2009/12/post_b674.html
2009.12.09
女川原発で プルサーマルを考える 4
改)「フェビュスでの最初の実験では、それまで理論的に計算されていた値よりおよそ600度も低い温度で炉心溶融が起こることがわかりました。」
そして放送の概要は以下で紹介されています。
http://takano.blog.ocn.ne.jp/nissi/2009/11/post_ea09.html
2009.11.25
女川原発で プルサーマルを考える 3
2800℃より600度低いなら2200℃です。核燃料ペレットを包む燃料被覆管はジルコニウム主体の合金ですが、純粋なジルコニウム金属の融点は1852℃ですから*)、この温度なら納得できます。まあジルカロイの融点がそのまま効くのかとか、以前の2800℃の根拠は今のところ調査できていませんが、600℃がやっぱり大間違いであったことは確かです。
しかしNHKもはた迷惑な誤訳をしたものです。これほど誰もがおかしいと気づくようなことで誤訳などとは大失態と言っても良いでしょう。
*) Zr(i-Elementより)
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原子炉の正常な運転条件は、福島原発のような沸騰水型では、280〜290℃、70気圧である。従来は燃料棒の過熱温度が2800℃で炉心溶融が起こるとされていたが、スリーマイル島原発事故などの解析によって、実際には600℃で起こることが明らかになった(2009年7月6日〜7日にNHK・ BS1で放映されたフランス製ドキュメント「核の警鐘〜問われる原発の安全性」)。
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ソースは以下です。
http://navicon.jp/news/4153/
「核の警鐘〜問われる原発の安全性」前編を配信−NHKオンデマンド
[2009年07月07日20時54分]
http://video.aol.ca/video-detail/-/1655157802
映像配信
2800℃と600℃などという極端なずれとなれば、まずは眉につばつけて1次ソースに確認するのがジャーナリストたる者の常識だと思うのですが、実際にNHKに問い合わせたのはプロのはずの広瀬隆氏ではなく、女川町の元町議会議員の方でした。
http://takano.blog.ocn.ne.jp/nissi/2009/12/post_b674.html
2009.12.09
女川原発で プルサーマルを考える 4
改)「フェビュスでの最初の実験では、それまで理論的に計算されていた値よりおよそ600度も低い温度で炉心溶融が起こることがわかりました。」
そして放送の概要は以下で紹介されています。
http://takano.blog.ocn.ne.jp/nissi/2009/11/post_ea09.html
2009.11.25
女川原発で プルサーマルを考える 3
2800℃より600度低いなら2200℃です。核燃料ペレットを包む燃料被覆管はジルコニウム主体の合金ですが、純粋なジルコニウム金属の融点は1852℃ですから*)、この温度なら納得できます。まあジルカロイの融点がそのまま効くのかとか、以前の2800℃の根拠は今のところ調査できていませんが、600℃がやっぱり大間違いであったことは確かです。
しかしNHKもはた迷惑な誤訳をしたものです。これほど誰もがおかしいと気づくようなことで誤訳などとは大失態と言っても良いでしょう。
*) Zr(i-Elementより)











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