Latin for Beginners_1515

【本文】

 2. Fugimus nē capiāmur, trādāmur, videāmus,
necēmur, rapiāmur, resistāmus.


【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

 Fugimus nē capiāmur.
 Fugimus nē trādāmur.
 Fugimus nē videāmus.
 Fugimus nē necēmur.
 Fugimus nē rapiāmur.
 Fugimus nē resistāmus.
   我々は捕らえられないために逃げる。
   我々は引き渡されないために逃げる。
   我々は見ないために逃げる。
   我々は殺されないために逃げる。
   我々は奪われないために逃げる。
   我々は抵抗しないために逃げる。

 “ +接続法”は、「~しないために、~しないように」と否定の目的を表します(Latin for Beginners_1507 参照)。
 videāmus, resistāmus は、接続法能動相1人称複数現在形です。また、capiāmur, trādāmur, necēmur, rapiāmur は、接続法受動相1人称複数現在形です。いずれの動詞もその主語は主節の主語と同じ「我々」です。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1514

【本文】
 353. EXERCISES
 I.

 1. Veniunt ut  {  dūcant, mittant, videant, audiant,
dūcantur, mittantur, videantur, audiantur.


【訳文】
 353. 練習問題
 I.

 1. Veniunt ut  {  dūcant, mittant, videant, audiant,
dūcantur, mittantur, videantur, audiantur.


【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

 Veniunt ut dūcant.
 Veniunt ut mittant.
 Veniunt ut videant.
 Veniunt ut audiant.
 Veniunt ut dūcantur.
 Veniunt ut mittantur.
 Veniunt ut videantur.
 Veniunt ut audiantur.

   彼らは導くために来る。
   彼らは送るために来る。
   彼らは見るために来る。
   彼らは聴くために来る。
   彼らは導かれるために来る。
   彼らは送られるために来る。
   彼らは見られるために来る。
   彼らは聴かれるために来る。

 “ut +接続法”は、「~するために」と目的を表します(Latin for Beginners_1505 参照)。
 dūcant, mittant, videant, audiant は、接続法能動相3人称複数現在形です。また、dūcantur, mittantur, videantur, audiantur は、接続法受動相3人称複数現在形です。いずれの動詞もその主語は主節の主語と同じと解しました。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1513

【本文】
In Latin prose, on the other hand, purpose is never expressed by the infinitive. Be on your guard and do not let the English idiom betray you into this error.

【語句】
prose:散文
on the other hand:他方
on one's guard:用心して、警戒して
idiom:熟語、慣用句
betray:(into ~)誤らせて~させる

【訳文】
他方、ラテン語の散文では、目的は不定法によっては決して表されない。用心して、英語の慣用表現につられてこの間違いを犯さないようにすること。

【コメント】
 this error(この間違い)は、目的を表すために不定法を用いることです。
 do not 以下は、直訳すると、「英語の慣用表現があなたを誤らせてこの間違いに陥らせることのないようにすること」となるでしょうか。ここでは、訳文のように訳してみました。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1512

【本文】
 352. Expression of Purpose in English. In English, purpose clauses are sometimes introduced by that or in order that, but much more frequently purpose is expressed in English by the infinitive, as We eat to live, She stoops to conquer.

【語句】
stoop:身をかがめる、恥を忍ぶ
conquer:征服する、打ち勝つ

【訳文】
 352. 英語における目的の表現 英語では、目的節は時に that 又は in order that によって導入されることがあるが、はるかに頻繁には目的は英語では不定詞で表される。例 We eat to live.(我々は生きるために食べる。) She stoops to conquer.(彼女は打ち勝つために身をかがめる。〔屈辱に耐えて目的を果たす。〕)

【コメント】
 stoop to conquer は、直訳すれば「打ち勝つために身をかがめる」となりますが、「屈辱に耐えて目的を果たす」の意味の慣用表現のようです。「負けるが勝ち」という意訳もあるようです。
 英語では、不定詞の副詞的用法として、「~するために」と目的を表す用法があります。

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Latin for Beginners_1511

【本文】
4. Fugiunt nē vulnerentur
  They flee that they may not (or lest they) be wounded

【語句】
lest:~しないように、~するといけないから(動詞には、助動詞 should 又は動詞の原形が用いられる。)

【訳文】
4. Fugiunt nē vulnerentur.
  彼らは傷付けられないために逃げる。

【コメント】
 vulnerentur は vulnerō(傷付ける)の接続法受動相3人称複数現在形です(Latin for Beginners_1474, 1477 参照)。この動詞の主語は文の主節の主語と同じ「彼ら」です。この接続法は“目的の接続法”で、接続詞 とともに用いられて「~しないために、~しないように」の意味を表しています(Latin for Beginners_1504, 1507 参照)。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1510

【本文】
3. Pontem faciunt quō facilius oppidum capiant
  They build a bridge that they may take the town more easily (lit. by which the more easily)

【語句】
that:(目的を表す副詞節を導く接続詞)~するように
lit.:(= literally)逐語的に、文字どおりに

【訳文】
3. Pontem faciunt quō facilius oppidum capiant.
  彼らはもっと容易に(文字どおりには「その分だけもっと容易に」)町を占領するために橋を架ける。

【コメント】
 「橋を架ける」は、pontem faciō(文字どおりには「橋を作る」)と言います(Latin for Beginners_925 参照)。
 facilius は、副詞 facile(容易に;Latin for Beginners_1335 参照)の比較級です(Latin for Beginners_1328 参照)。
 capiant は capiō(占領する、取る)の接続法能動相3人称複数現在形です(Latin for Beginners_1474, 1476 参照)。主語は文の主節の主語と同じ「彼ら」です。この接続法は“目的の接続法”です。目的を表す従属節中に比較級を含む場合には、接続詞 ut ではなく quō が用いられます(Latin for Beginners_1504, 1506 参照)。

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Latin for Beginners_1509

【本文】
2. Pācem petunt ut domum revertantur
  They ask for peace in order that they may return home

【語句】
ask for ~:~を求める

【訳文】
2. Pācem petunt ut domum revertantur.
  彼らは家へ帰るために平和を求める。

【コメント】
 in order that ~ の that 節中では助動詞 may, can, will 等が用いられるようです。

 domum は domus(家)の単数対格です。前置詞 ad 又は in が省略されており、「家へ」の意味です(Latin for Beginners_985, 988 参照)。
 revertantur は形式所相動詞 revertor(帰る、戻る)の接続法3人称複数現在形です(Latin for Beginners_1476, 1477 参照)。主語は文の主節の主語と同じ「彼ら」です。この接続法は“目的の接続法”で、接続詞 ut とともに用いられて「~するために、~するように」の意味を表しています(Latin for Beginners_1504, 1505 参照)。

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Latin for Beginners_1508

【本文】
 351. EXAMPLES

1. Caesar cōpiās cōgit quibus hostīs īnsequātur
  Caesar collects troops with which to pursue the foe

【語句】
collect:集める
troop:軍隊
foe:敵、敵兵、敵軍

【訳文】
 351. 例文

1. Caesar cōpiās cōgit quibus hostīs īnsequātur.
  カエサルは敵を追うための軍隊を集める。

【コメント】
 with which to pursue は、直訳すれば「それによって追うための(軍隊)」となるでしょうか。

 quibus は関係代名詞 quī の複数奪格女性形です(Latin for Beginners_768 参照)。先行詞は cōpiās(軍隊を)です。手段の奪格として用いられているものと思われます。
 hostīs は hostis(敵)の複数対格です(Latin for Beginners_882 参照)。
 īnsequātur は形式所相動詞 īnsequor(追う、追いかける)の接続法3人称単数現在形です(Latin for Beginners_1476, 1477 参照)。主語はカエサルと解しました。この接続法は“目的の接続法”です(Latin for Beginners_1504, 1505 参照)。
 cōpiās quibus hostīs īnsequātur は、「敵を追うための軍隊を」と訳しましたが、副詞的に「敵を追うために、軍隊を」と訳すこともできるかと思われます(Latin for Beginners_1501 参照)。

-初学者のためのラテン語-

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