Latin for Beginners_1448

【本文】
5. Fortissimae gentēs Galliae ex Germānīs oriēbantur.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

5. ガリアの最強の部族はゲルマン人から起こりつつあった。
(解説)
 fortissimae は fortis,-e(強い、勇敢な)の最上級・複数主格女性形(Latin for Beginners_1205 参照)で、gentēs(部族、種族)に係っています。
 oriēbantur は、形式所相動詞 orior(起こる、生じる)の直説法3人称複数未完了過去形です。“ex +奪格”が付いて、「~から起こる、~から生じる」の意味になるものと思われます。
 未完了過去形の訳し方が難しいですが、ここでは「~しつつあった」と訳してみました。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1447

【本文】
4. Tamen omnēs ferē Caesarem multō magis quam hostīs veritī sunt.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

4. しかし、ほぼ全員が敵よりもさらにずっとカエサルを恐れた。
(解説)
 ferē は「ほぼ、ほとんど」の意味の副詞です。ここでは主語として用いられている形容詞 omnēs に係っているものと解してみました。
 multō は、「ずっと、はるかに」の意味を表す“差異の程度の奪格”です(Latin for Beginners_1300, 1303 参照)。magis は「さらに、より以上に、一層」の意味の副詞で、比較の意味を含んでいます。
 本文では、Caesarem(カエサルを)と hostīs(敵を)が比較されています。これらの語はいずれも対格で、veritī sunt の目的語になっています。対格 hostīs は hostēs と綴ってもよいと思われますLatin for Beginners_882 参照)。
 veritī sunt は、形式所相動詞 vereor(恐れる)の直説法3人称複数完了形(男性形)です。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1446

【本文】
3. Quid lēgātōs perterruit ? Aut timor hostium, quī undique premēbant, aut longitūdō viae eōs perterruit.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

3-① Quid lēgātōs perterruit ?
(訳)
 何が副官たちを恐れさせたのか。

3-② Aut timor hostium, quī undique premēbant, aut longitūdō viae eōs perterruit.
(訳)
 あらゆる方向から圧迫してきていた敵への恐怖か、または、道のりの長さが彼らを恐れさせた。
(解説)
 autaut … は、「~か、または、…か」の意味です。
 timor hostium は、直訳すると「敵の恐怖」ですが、この属格 hostium は「敵への、敵に対する」の意味と解してみました。
 関係代名詞節 quī ~ は、hostium を受けています。前後にコンマが付いていますので、継続用法で用いられているものと思われますが、ここでは制限用法のように訳してみました。
 undique は、ここでは「あらゆる方向から」と訳してみました。また、premō は「抑える、圧迫する」の意味ですが、ここでは「圧迫してくる」と訳してみました。
 perterruit(恐れさせた)は単数形になっています。この文の主語は timor か longitūdō のいずれか一方なので、述語動詞は単数形で受けているものと思われます。

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Latin for Beginners_1445

【本文】
2. Quis eōs hortātus est ? Imperātor eōs hortātus est et iīs persuādēre cōnātus est, sed nōn potuit.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

2-① Quis eōs hortātus est ?
(訳)
 誰が彼らを励ましたのか。
(解説)
 hortātus est は、形式所相動詞 hortor(励ます)の直説法能動相3人称単数完了形(男性形)です。語形の上では受動相に見えますが、能動相の活用形であり、意味の上では他動詞ですので、目的語として対格 eōs を取っています。

2-② Imperātor eōs hortātus est et iīs persuādēre cōnātus est, sed nōn potuit.
(訳)
 最高司令官が彼らを励ました。そして、彼は彼らを説得しようと努力した。しかし、できなかった。
(解説)
 iīs は eīs と綴ってもよいと思われます(Latin for Beginners_384 参照)。
 “与格+ persuādeō ”は、「~を説得する」の意味です(Latin for Beginners_502 参照)。
 cōnātus est は、形式所相動詞 cōnor(試みる、努める)の直説法能動相3人称単数完了形(男性形)です。“不定法+ cōnor”は、「~しようと努める」の意味になるものと思われます。
 potuit は possum(~できる)の3人称単数完了形です。ここでは、補語となる不定法 persuādēre が省略されているものと思われますLatin for Beginners_730 以下参照)。

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Latin for Beginners_1444

【本文】
I.
1. Trēs ex lēgātīs, contrā Caesaris opīniōnem, iter facere per hostium fīnīs verēbantur.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

1. 副官のうちの3人は、カエサルの意見に反対して、敵の国土を突っ切って行軍することを恐れていた。
(解説)
 部分を表す語が数詞の場合には、「~のうちの」は、部分属格ではなく、“ex + 奪格”で表されます(Latin for Beginners_1380, 1384 参照)。
 前置詞 contrā(~に反対して)は、対格の語をとる前置詞です(Latin for Beginners_1438 参照)。contrā Caesaris opīniōnem は“P→G→N”の語順になっています(Latin for Beginners_396 参照)。
 iter facere は「行軍すること」と訳してみました(Latin for Beginners_1075 参照)。
 fīnīs は i-語幹の第3変化男性名詞 fīnis の複数対格形ですが、fīnis の複数形は「国土、領域」の意味になります(語彙fīnis の項参照)。
 前置詞 per(~を通って、~を貫いて)も、対格の語をとる前置詞です(Latin for Beginners_1440 参照)。per hostium fīnīs の語順も“P→G→N”となっています。ここでは、「敵の国土を突っ切って」と訳してみました。
 verēbantur は、形式所相動詞 vereor(恐れる)の3人称複数未完了過去形です。形式所相動詞は、能動の意味を表すのに受動相の語形で活用します(Latin for Beginners_1432 参照)。“不定法+ vereor”は「~することを恐れる」の意味になるものと思われます。

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Latin for Beginners_1443

【本文】
 341. EXERCISES

 First learn the special vocabulary.

【訳文】
 341. 練習問題

 はじめに「特別な語句」を学習せよ。

【新出ラテン語句】
causā cōnor cōnsequor ēgredior ferē īnsequor moror opīniō orior proficīscor prōgredior rēs frūmentāria revertor sequor subsequor timor undique

【コメント】
 「特別な語句」の学習は本課で最後です。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1442

【本文】
 a. Most of these you have had before. Review the old ones and learn the new ones. Review the list of prepositions governing the ablative, §209.

【語句】
old:過去の、かつての、以前の
govern:(動詞や前置詞が目的語を)支配する

【訳文】
 a. これらの大部分を皆さんは以前に学んでいる。既出のものを復習し、新出のものを学習しよう。奪格を支配する前置詞の一覧表(§209)を復習しよう。

【コメント】
 §209 については Latin for Beginners_702 以下を御参照ください。
 old は「古い」の意味ですが、ここでは、「以前に出てきた、過去に出てきた」の意味と解し、「既出の」と訳してみました。

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