Latin for Beginners_1426

【本文】
II.
1. Caesar pitched camp two miles from the river.

【語句】
pitch camp:陣を張る、野営する

【訳文】
II.
1. カエサルは河から2マイル〔=2千パッスス〕のところに陣を張った。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

1. Caesar castra duo mīlia passuum ab flūmine posuit.
(解説)
 「陣を張る、野営する」は、castra pōnō で表しました。
 「河」は flūmen(単数奪格 flūmine)を用いましたが、fluvius(単数奪格 fluviō)を用いてもよいかと思われます。
 「マイル」は「ローマ・マイル」と解すると、1ローマ・マイル=1000パッスス になります(語彙passus の項参照)。「2ローマ・マイル=2千パッスス」は duo mīlia passuum と表しました(Latin for Beginners_1425 参照)。
 「河から2千パッススのところに」は、どのようにラテン語に訳したらよいのか、本書に具体的な解説がありませんので難しいですが、“(空間の)広がりの対格”と ab(~から離れて)を用いて本文の英文を直訳し、duo mīlia passuum ab flūmine と表してみましたが、如何でしょうか。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1425

【本文】
Post magnam caedem paucī multa mīlia passuum ad flūmen fūgērunt.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

Post magnam caedem paucī multa mīlia passuum ad flūmen fūgērunt.
(訳)
 大量殺戮の後に、少数の者は河の方へと何千パッススも逃げた。
(解説)
 magna caedēs は、直訳すれば「大きな殺戮」となりますが、大人数が殺害されたという意味と思われますので、ここでは「大量殺戮」と訳してみました。「大虐殺」でもよいかと思われます。
 1000パッスス(パッススは長さの単位)は、mīlle passuum と表されます(語彙passus の項参照。passus については不変化形容詞 mīlle を伴う場合でも、部分属格 passuum を用いるようです。cf. Latin for Beginners_1381 参照)。multa mīlia は「多数の千」の意味ですが、ここでは、multa mīlia passuum を「何千パッススも」と訳しました。また、これは“(空間の)広がりの対格”で、「何千パッススにもわたって、何千パッススもの距離を」の意味を表しています(Latin for Beginners_1410, 1411 参照)。

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Latin for Beginners_1424

【本文】
Caesar ipse ā dextrō cornū aciem dūxit. Magna pars exercitūs Germānī cecidit.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

Caesar ipse ā dextrō cornū aciem dūxit.
(訳)
 カエサル自身は右翼で戦列を率いた。
(解説)
 Caesar ipse は「カエサル自身」の意味です。
 ā dextrō cornū は「(軍隊の)右翼に、右翼で」の意味です。
 aciem は第5変化女性名詞 aciēs(戦列)の単数対格です。

Magna pars exercitūs Germānī cecidit.
(訳)
 ゲルマニア軍の大部分は戦死した。
(解説)
 exercitūs は第4変化男性名詞 exercitus(軍隊)の単数属格と思われます。また、Germānī は形容詞 Germānus(ゲルマニアの)の単数属格男性形で exercitūs に係っているものと解してみました。
 cecidit は cadō(倒れる、落ちる、死ぬ)の3人称単数完了形です。ここでは「戦死した」と訳してみました。

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Latin for Beginners_1423

【本文】
Prīmā lūce fortiter cum Germānīs proelium commīsit. Tōtum diem ācriter pugnātum est.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

Prīmā lūce fortiter cum Germānīs proelium commīsit.
(訳)
 夜明けに、彼は勇敢にゲルマン人と戦った。
(解説)
 prīma lūx は「夜明け」の意味です。ここでは、“時の奪格”となっており、「夜明けに」の意味を表しています(Latin for Beginners_1027, 1071 参照)。
 fortiter は fortis,-e(強い、勇敢な)から派生した副詞で、「勇敢に」の意味です(Latin for Beginners_1332 参照)。
 proelium committō は「戦う」の意味です。cum ~ で戦う相手を示していると思われます。

Tōtum diem ācriter pugnātum est.
(訳)
 1日中、激しく戦いが行われた。
(解説)
 tōtum diem は“(時間の)広がりの対格”で、「1日中」の意味です(Latin for Beginners_1410, 1411 参照)。
 ācriter は ācer,-cris,-cre(鋭い、激しい)から派生した副詞で、「激しく」の意味です。
 pugnātum est は pugnō(戦う)の“非人称”用法です。ここでは完了形になっており、「戦いが行われた」と訳してみました(Latin for Beginners_665, 869 参照)。

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Latin for Beginners_1422

【本文】
Caesar, simul atque hunc rūmōrem audīvit, cōpiās suās sine morā coēgit.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

Caesar, simul atque hunc rūmōrem audīvit, cōpiās suās sine morā coēgit.
(訳)
 カエサルは、この噂を聞くとすぐに、自分の軍隊を遅滞なく駆り立てた。
(解説)
 simul atque は、「~するとすぐに」の意味の接続詞です。
 coēgit は第3活用動詞 cōgō(強いる、追い込む、駆り立てる 等)の3人称単数完了形です。訳し方が難しいですが、ここでは、「駆り立てた」と訳してみました。

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Latin for Beginners_1421

【本文】
Quā dē causā prīncipēs Galliae concilium convocāvērunt atque statuērunt lēgātōs ad Caesarem mittere.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

Quā dē causā prīncipēs Galliae concilium convocāvērunt atque statuērunt lēgātōs ad Caesarem mittere.
(訳)
 このため、ガリアの首長たちは会議を招集し、そして、カエサルのところへ使節を送ることを決定した。
(解説)
 quā dē causā は「この理由で、それ故に」の意味です(語彙quā dē causā の項参照)。ここでは、「このため」と訳してみました。
 “statuō +不定法”は、「~することを決定する、~することに決める」の意味です。
 lēgātus は、ここでは「使節」と訳しました。

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Latin for Beginners_1420

【本文】
Nōn singulī veniēbant, sed multa mīlia hominum in Galliam contendēbant.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

Nōn singulī veniēbant, sed multa mīlia hominum in Galliam contendēbant.
(訳)
 彼らは1人ずつ来るのではなく、何千人もの人々がガリアへと急いでいた。
(解説)
 singulī は「1つずつ、1人ずつ」の意味の配分数詞で、明示されていない主語に係っているものと思われます(Latin for Beginners_1364, 1406 参照)。訳し方が難しいですが、ここでは「彼らは1人ずつ」と訳してみました。
 mīlle(千)の複数形 mīlia は中性名詞となり、部分属格を取ります(Latin for Beginners_1381 参照)。ここでは、hominum が部分属格となっています。また、multa mīlia は直訳すれば「多数の千」となりますので、「数千」だけでなく「数万」等も意味し得ると思われますが、ここでは「何千(人)もの(人々)」と訳しておきました。
 contendō は、“in +対格”を伴っており、ここでは「(~へ)急ぐ」の意味に解してみました。

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