Latin for Beginners_1683

【本文】
 3. Hīs rēbus cognitīs mīlitēs fūgērunt, when this was known, or since this was known, or these things having been learned, the soldiers fled.

【訳文】
 3. Hīs rēbus cognitīs mīlitēs fūgērunt. これ(これらのこと)が知られたとき〔又は、これ(これらのこと)が知られたので〕、兵士たちは逃げた。

【コメント】
 このラテン文の冒頭の hīs rēbus cognitīs の部分に注目します。rēbus は女性名詞 rēs(物、事)の複数奪格、cognitīs は cognōscō(知る、学ぶ)の完了受動分詞 cognitus の複数奪格女性形です。名詞の奪格(主語)+完了受動分詞の奪格という構文になっています。この名詞の奪格は分詞の主語ですが、主節の主語(ここでは mīlitēs)とは異なっています。
 この部分の英訳には、3種類の訳が掲げてあります。
 ① these things having been learned, 独立分詞構文。前回までの文1及び文2では現在能動分詞が用いられていましたが、この文3では完了受動分詞が用いられていますので、英訳の分詞も having been learned と、受動態・完了形になっています。
 ② when this was known, 接続詞を用いた副詞節(接続詞は when が用いられている。)
 ③ since this was known, 接続詞を用いた副詞節(接続詞は since が用いられている。)
 接続詞を用いて訳す場合、文脈によって、「~したとき(when)」がよいか、それとも「~なので(since)」がよいかを判断することになると思われます。
 なお、hīs rēbus は複数形ですので、直訳すれば these things(これらのこと)ですが、英訳では this(これ)も用いられています。

-初学者のためのラテン語-

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