Latin for Beginners_1461

【本文】
7. Nearly all the lieutenants feared the enemy and attempted to delay the march.

【語句】
nearly:ほとんど、ほぼ
lieutenant:副官
delay:遅らせる

【訳文】
7. ほとんどすべての副官たちは敵を恐れ、行軍を遅らせようと試みた。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

7. Ferē omnēs lēgātī hostīs veritī sunt et iter cessare cōnātī sunt.
(解説)
 「ほとんど」は、副詞 ferē で表してみましたが(Latin for Beginners_1447 参照)、副詞 paene を用いてもよいでしょうか。語順はよく分かりませんが、文頭に置いてみました。
 「敵を」は、i-語幹の第3変化男性(女性)名詞 hostis の複数対格形で表してみましたが、語形は hostēs でもよいと思われます(Latin for Beginners_882 参照)。
 「恐れた」は、形式所相動詞 vereor の完了形(男性形) veritī sunt を用いましたが、timeō を用いて timuērunt としてもよいと思われます。
 「試みた」は、形式所相動詞 cōnor の完了形(男性形) cōnātī sunt を用いましたが、temptō を用いて temptāvērunt としてもよいと思われます。いずれの動詞を用いるにしても、「~しようと」の部分は不定法で表されると思われます(Latin for Beginners_731, 1445 参照)。
 「遅らせる」は cessō を用いてみました。形式所相動詞 moror(遅れる、とどまる)は他動詞としても使えるでしょうか。

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Latin for Beginners_1460

【本文】
6. Caesar will delay three days because of the grain supply.

【語句】
delay:遅れる
supply:供給

【訳文】
6. 穀物供給のゆえに、カエサルは3日遅れるだろう。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

6. Propter rem frūmentāriam Caesar trīs diēs morābitur.
(解説)
 「穀物供給」は、rēs frūmentāria です。frūmentāria は「穀物の」の意味を表す形容詞 frūmentārius,-a,-um の単数主格女性形です。
 「~のゆえに」は、対格の語をとる前置詞 propter を用いて表しました(Latin for Beginners_1440 参照)が、“原因・理由の奪格”を用いて、rē frūmentāriā と表してもよいでしょうか(Latin for Beginners_352 参照)。
 「3日(間)」は、“(時間の)広がりの対格”を用いて、trīs diēs と表してみました(Latin for Beginners_1411 参照)。対格 trīs は trēs でもよいと思われます(Latin for Beginners_1375 参照)。
 「遅れる」は、形式所相動詞 moror の未来形 morābitur を用いてみました。英語で delay と表される動詞には cessō もありますが、こちらは「遅らせる」の意味になります。

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Latin for Beginners_1459

【本文】
5. Around the Roman camp was a rampart twelve feet high.

【語句】
around:~の周りに
rampart:城壁、とりで

【訳文】
5. ローマの陣営の周りに、12フィート〔ペース〕の高さの城壁があった。

【コメント】
 around ... was a rampart ~ は、a rampart ~ was around ... が倒置されたものでしょうか。

 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

5. Circum castra Rōmāna erat vāllum duodecim pedēs altum.
(解説)
 「~の周りに」は、対格の語をとる前置詞 circum を用いました(Latin for Beginners_1437 参照)。
 「~の高さの」は、“広がりの対格+形容詞”で、duodecim pedēs altum と表してみました(Latin for Beginners_1427 参照)。altum は vāllum(城壁、堡塁)に係っています。

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Latin for Beginners_1458

【本文】
4. The cavalry set out at the first hour and was returning(2) to camp at the fourth hour.

(2) Will this be a deponent or an active form ?

【語句】
set out:出発する、出かける

【訳文】
4. 騎兵隊は第1時に出発し、第4時に野営地に戻り(2)つつあった。

(2) これは形式所相動詞になるだろうか、それとも、能動の形になるだろうか。

【コメント】
 set は、主語が単数形であるにもかかわらず、三単現の -s が付いていないので、過去形です。

 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

4. Equitātus prīmā hōrā profectus est et quārtā hōrā in castra revertēbātur.
(解説)
 「出発した」は、形式所相動詞 proficīscor の完了形 profectus est を用いました。
 「第1時に」は、時の奪格を用いて、prīmā hōrā と表してみました。「第4時に」も同様に表現しました。序数詞については、Latin for Beginners_1363, 1402 を御覧ください。
 「戻りつつあった」は、形式所相動詞 revertor の未完了過去形 revertēbātur で表してみました。注(2)に、形式所相動詞になるか能動の形になるかとありますが、これは、revertor(帰る、戻る)は完了系(完了、過去完了、未来完了)では形式所相ではない通常の動詞として活用することに注意を促しているものと思われます(語彙revertor の項参照)。本文では、完了系ではない未完了過去形を用いていますので、形式所相動詞としての変化形になると思われます。

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Latin for Beginners_1457

【本文】
3. Caesar did not allow the cavalry to pursue too far.(1)

(1) Comparative of longē.

【語句】
allow A to do:Aに~することを許す
pursue:追いかける、追跡する

【訳文】
3. カエサルは騎兵隊にあまりにも遠くまで(1)追いかけることを許さなかった。

(1) longē の比較級。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

3. Caesar equitātum longius īnsequī nōn passus est.
(解説)
 「~に…することを許す」は、形式所相動詞 patior を用いて、“対格 + 不定法 + patior”と表してみました(Latin for Beginners_1449 参照)。この対格は不定法の意味上の主語になっています(Latin for Beginners_728 参照)。本文の英文では過去形になっていますので、3人称単数完了形(男性形)passus est を用いました。
 「追いかける」は、形式所相動詞 īnsequor を用いてみました。「追う」には他に cōnsequor もありますが、こちらは、追いかけて「追いつく」の意味を含むようです(Latin for Beginners_1454 参照)。
 「あまりにも遠くまで」は、注(1)を参照して、副詞 longē(遠く、はるかに)の比較級 longius を用いました。副詞の比較級の語形については Latin for Beginners_1328 を、また、比較級の絶対的用法については Latin for Beginners_1215 を御参照ください。

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Latin for Beginners_1456

【本文】
2. From all parts of the multitude the shouts arose of those who were being wounded.

【語句】
multitude:群衆、民衆、大衆
shout:叫び、叫び声
arise:(過去形 arose)起こる、生じる

【訳文】
2. 群衆のあらゆるところから、傷つけられていた人々の叫び声が起こった。

【コメント】
 of those ... は、shouts に係っているものと解しました。

 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

2. Ex omnibus partibus multitūdinis clāmōrēs eōrum quī vulnerābantur ortī sunt.
(解説)
 「あらゆるところから」は、直訳して ex omnibus partibus と訳してみましたが、副詞 undique を用いることもできるでしょうか。その場合、「群衆の」をどのように訳したらよいかが難しいです。multitūdō(群衆)の属格をそのまま副詞 undique につなげて undique multitūdinis などと表現することは可能でしょうか。よく分かりません。
 「~する人々(those who ~)」は、eī quī ~ で表してみました(Latin for Beginners_1311 参照)。ここでは、「人々」は男性を想定しています。
 「傷つけられていた」は、vulnerō(傷つける)の直接法受動相3人称複数未完了過去形 vulnerābantur で表してみました。
 「起こった」は、形式所相動詞 orior の直説法3人称複数完了形(男性形)ortī sunt で表しました。

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Latin for Beginners_1455

【本文】
II.
1. Contrary to our expectation, the enemy fled and the cavalry followed close after them.

【語句】
contrary to ~:~に反して
expectation:期待、予想
close:近くに

【訳文】
II.
1. 我々の予想に反して、敵は逃げ、騎兵隊は彼らのすぐ後に続いた。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

1. Contrā opīniōnem nostram, hostēs fūgērunt et equitātus eōs subsecūtus est.
(解説)
 「~に反して」は、対格の語をとる前置詞 contrā を用いました(Latin for Beginners_1438 参照)。
 「敵」は、英文では単数形ですが、ここでは、複数形 hostēs を用いてみました。
 「逃げた」は fūgērunt で表しましたが、terga vertērunt と表してもよいでしょうか。
 「すぐ後に続いた」は、形式所相動詞 subsequor の完了形(男性形)subsecūtus est で表しました。目的語は対格 eōs で表してみました(Latin for Beginners_1454 参照)。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1454

【本文】
11. Ille autem barbarōs multa mīlia passuum īnsecūtus est; tamen sine equitātū eōs cōnsequī nōn potuit.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

11. しかし、彼は蛮族どもを何千パッススも追いかけた。それにもかかわらず、騎兵隊がいなかったので、彼ら〔蛮族〕に追いつくことはできなかった。
(解説)
 接続詞 autem(しかし)は、通例、文の2番目に置かれます。
 multa mīlia passuum は“(空間の)広がりの対格”です。また、mīlia(1000の複数形)は部分属格をとります(Latin for Beginners_1381, 1425 参照)。ここでは、「何千パッススも」と訳しました。
 奪格の語をとる前置詞 sine(~なしに)は、ここでは、「~がなかったので」と訳してみました。
 īnsecūtus est は、形式所相動詞 īnsequor(追う、追いかける)の直説法3人称単数完了形(男性形)です。また、cōnsequī は、形式所相動詞 cōnsequor(追う、追いつく)の不定法現在形です。同じ「追う」でも、īnsequor は「追いかける」の意味で、cōnsequor は「追いつく」の意味になるようです。目的語はいずれも対格をとるようです。

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Latin for Beginners_1453

【本文】
10. Barbarī summīs vīribus eum ab īnsulā prohibēre cōnātī sunt.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

10. 蛮族どもは全力で彼を島に近づけまいと努力した。
(解説)
 summīs vīribus は様態の奪格と思われます。直訳すると「最高の力をもって」となりますが、ここでは、「全力で」と訳してみました。
 対格 ab+奪格 prohibeōは、「(対格)が(奪格)に近づくことを妨げる」の意味になるものと思われます。類似の構文に contineō を用いるものがあります(Latin for Beginners_592, 594, 849, 953, 970 参照)。
 cōnātī sunt は、形式所相動詞 cōnor(試みる、努める)の直説法3人称複数完了形(男性形)です。“不定法+ cōnor”は、「~しようと努める」の意味になるものと思われます。

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Latin for Beginners_1452

【本文】
9. Magnā celeritāte iter cōnfēcit et in opportūnissimō locō ēgressus est.

【新出ラテン語句】
cōnficiō

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

9. 彼は非常に迅速に行軍をやりとげた。そして、非常に有利な場所で下船した。
(解説)
 magnā celeritāte は様態の奪格で、直訳すると「大いなる迅速さをもって」となりますが、ここでは、「非常に迅速に」と訳してみました。なお、ここでは前置詞 cum は省略されていますLatin for Beginners_355 参照)。
 cōnfēcit は、本書の原文には confēcit とありますが、本書の説明によれば -nf- の前の母音は長母音になりますので、本稿では -o- を長母音にして cōnfēcit と表しておきましたLatin for Beginners_107 参照)。本書の語彙でも cōnficiō と表記されています。
 iter cōnficiō は「行軍をなしとげる、行軍をやり終える」の意味と解してみました。
 opportūnissimus は opportūnus(好都合な、有利な、適した)の最上級です。ここでは「非常に有利な」と訳してみました(Latin for Beginners_1215 参照)。
 ēgressus est は、形式所相動詞 ēgredior(出る、出て行く;(船を)降りる)の直説法3人称単数完了形(男性形)です。ここでは、前問で「多くの軍艦とともに出発した」と書いてありましたので、「下船した」と訳してみました。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1451

【本文】
8. Itaque ipse statuit hanc terram petere, et mediā ferē aestāte cum multīs nāvibus longīs profectus est.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

8. そこで、彼は自らこの土地を攻撃しようと決めた。そして、彼はほぼ真夏に多くの軍艦とともに出発した。
(解説)
 “statuō +不定法”は、「~することに決める、~しようと決める」の意味です。
 petō には、いろいろの意味がありますが、ここでは「攻撃する」と訳してみました。
 aestāte は“時の奪格”です(Latin for Beginners_1023 参照)。medius,-a,-um は「真ん中の」の意味の形容詞ですが、ここでは、aestāte に係って「(夏)の真ん中」の意味になるものと思われます(Latin for Beginners_1218 参照)。本文では、ferē(ほぼ、ほとんど)が付いており、直訳すると「夏のほぼ真ん中に」となりますが、「ほぼ真夏に」と訳してみました。
 nāvis longa は「軍艦」の意味です。
 profectus est は、形式所相動詞 proficīscor(出発する)の直説法3人称単数完了形(男性形)です。

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Latin for Beginners_1450

【本文】
7. Caesar ex mercātōribus dē īnsulā Britanniā quaesīvit, sed nihil cognōscere potuit.

【新出ラテン語句】
Britannia

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

7. カエサルは商人たちにブリタンニア島について尋ねた。しかし、何も知ることはできなかった。
(解説)
 ex +奪格1  +奪格2 quaerōの訳し方が難しいですが、「(奪格1)に、(奪格2)について尋ねる」の意味と推測してみました。「~に」に ex が用いられているのは、「誰々に尋ねて、その者から聞き出す」といった意味合いが含まれているからでしょうか。なお、quaesīvit は quaerō の3人称単数完了形です。
 īnsulā と Britanniā は同格(奪格)で、「ブリタンニア島」の意味です。
 “不定法+ possum”は「~することができる」の意味です。本文では否定の意味で用いられており、直訳すると「何もないものを知ることができた」ですが、ここでは上記のように訳してみました。

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Latin for Beginners_1449

【本文】
6. Quam ob rem tam fortēs erant ? Quia nec vīnum nec alia quae virtūtem dēlent ad sē portārī patiēbantur.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

6-① Quam ob rem tam fortēs erant ?
(訳)
 なぜ彼らはこれほど勇敢であったのか。
(解説)
 quam ob rem は、ここでは疑問詞として用いられており、「なぜ」の意味と解してみました(Latin for Beginners_1439 参照)。
 tam は、形容詞や副詞とともに用いられる副詞で、「このように、これほど、かくも」の意味です(語彙tam の項参照)。

6-② Quia nec vīnum nec alia quae virtūtem dēlent ad sē portārī patiēbantur.
(訳)
 なぜなら、彼らは葡萄酒も勇敢さを破壊する他のものも自分たちのところへ運ばれてくることを許していなかったからである。
(解説)
 necnec ~ は、「…も~も ... ない」の意味です。
 関係代名詞節 quae virtūtem dēlent(勇敢さを破壊するところの)は先行詞 alia(他のもの)を修飾しています。quae は複数主格中性形です。
 portārī は、portō(運ぶ)の不定法受動相現在形です(Latin for Beginners_560, 563 参照)。vīnum と alia がこの不定法の意味上の主語の対格になっているものと思われます(Latin for Beginners_728 参照)。
 patiēbantur は、形式所相動詞 patior(耐える;許す)の直説法3人称複数未完了過去形です。ここでは、不定法 portārī を目的語に取って、「許す」の意味で用いられているものと解してみました。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1448

【本文】
5. Fortissimae gentēs Galliae ex Germānīs oriēbantur.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

5. ガリアの最強の部族はゲルマン人から起こりつつあった。
(解説)
 fortissimae は fortis,-e(強い、勇敢な)の最上級・複数主格女性形(Latin for Beginners_1205 参照)で、gentēs(部族、種族)に係っています。
 oriēbantur は、形式所相動詞 orior(起こる、生じる)の直説法3人称複数未完了過去形です。“ex +奪格”が付いて、「~から起こる、~から生じる」の意味になるものと思われます。
 未完了過去形の訳し方が難しいですが、ここでは「~しつつあった」と訳してみました。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1447

【本文】
4. Tamen omnēs ferē Caesarem multō magis quam hostīs veritī sunt.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

4. しかし、ほぼ全員が敵よりもさらにずっとカエサルを恐れた。
(解説)
 ferē は「ほぼ、ほとんど」の意味の副詞です。ここでは主語として用いられている形容詞 omnēs に係っているものと解してみました。
 multō は、「ずっと、はるかに」の意味を表す“差異の程度の奪格”です(Latin for Beginners_1300, 1303 参照)。magis は「さらに、より以上に、一層」の意味の副詞で、比較の意味を含んでいます。
 本文では、Caesarem(カエサルを)と hostīs(敵を)が比較されています。これらの語はいずれも対格で、veritī sunt の目的語になっています。対格 hostīs は hostēs と綴ってもよいと思われますLatin for Beginners_882 参照)。
 veritī sunt は、形式所相動詞 vereor(恐れる)の直説法3人称複数完了形(男性形)です。

-初学者のためのラテン語-

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