Latin for Beginners_1237

【本文】
 N.B. Beginning at this point, the selections for reading will be found near the end of the volume.

【語句】
selection:選集、抜粋
volume:本、巻

【訳文】
 《注意》 ここからは、読解のための文章は巻末近くに見出されるだろう。

【コメント】
 beginning at this point は、直訳すれば、「この点において始めると」となるでしょうか。ここでは、「ここからは」と訳してみました。
 また、the end of the volume は、直訳すれば、「その本の終わり」となりますが、ここでは、「巻末」と訳してみました。

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Latin for Beginners_1236

【本文】
8. Not even after a victory so opportune did he seek the general's friendship.

【語句】
not even:…さえ~ない
opportune:適当な、時機を得た、都合のよい
general:将軍
friendship:友情、友好

【訳文】
8. これほども好都合な勝利の後においてさえも、彼は将軍の友情を求めなかった。

【コメント】
 so opportune は後ろから victory を修飾しているものと解してみました。また、not even が文頭に出ているため、did he seek と倒置が起きているものと思われます。

 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

8. Nē post victōriam tam opportūnam quidem imperātōris amīcitiam quaesīvit.
(解説)
 「…さえ~ない」は、“quidem ~”で表してみました(Latin for Beginners_1176 参照)。強調する部分は nē と quidem の間に置きます(語彙quidem の項参照)。ここでは、「これほども好都合な勝利の後に」という前置詞句を間に置いて強調してみました。
 「これほども」は、形容詞「好都合な」を修飾していますので、形容詞とともに用いる副詞 tam を用いてみましたLatin for Beginners_1218語彙tam の項参照)。
 「~の後に」は、対格の語をとる前置詞 post を用いました。
 「求める」は、ここでは、quaerō を用いましたが、petō でもよいかと思われます。

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Latin for Beginners_1235

【本文】
7. Did you not seek a more recent report concerning the battle ?

【語句】
seek:探す、求める、得ようと努める
report:うわさ、評判
concerning ~:~についての、~に関する

【訳文】
7. あなた(たち)は、その戦闘についてのもっと最近のうわさを探し求めなかったのか(探し求めたのだろう)。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

7. Nōnne quaesīvistī recentiōrem fāmam dē proeliō ?
(解説)
 Did you not ... ? は「... しなかったのか。」の意味と思われますが、ここでは、肯定の答えを期待する疑問文とみて、nōnne を用いた疑問文としてみました(Latin for Beginners_706 以下参照)。
 「探し求める」は、ここでは、quaerō を用いてみましたが、petō を用いてもよいでしょうか。この文の主語は you で、「あなた」又は「あなたたち」ですが、ここでは2人称単数形とみて、quaesīvistī としてみました。なお、2人称複数形とみる場合には、quaesīvistis となります。
 「もっと最近の」は、recēns,-entis(最近の)の比較級・単数対格女性形を用いて、recentiōrem としてみました。
 report は、ここでは「うわさ、評判」の意味に解し、ラテン語訳には fāma を用いてみました。
 「~についての」は、奪格の語をとる前置詞 dē を用いました。
 「戦闘」は、ここでは proelium を用いましたが、pugna でもよいかと思われます。

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Latin for Beginners_1234

【本文】
6. Marcus had some friends dearer than Caesar.(2)

(2) Accusative. In a comparison the noun after quam is in the same case as the one before it.

【語句】
dear:親愛な、いとしい

【訳文】
6. マルクスにはカエサル(2)よりもいとしい友人が何人かいた。

(2) 対格。比較構文では、quam の後の名詞は、それの前にある名詞と同じ格になる。

【コメント】
 この文は、「マルクスにはカエサルに対してよりも更にいとしく思っている友人が何人かいた。」ということを意味しているのでしょうか。

 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

6. Mārcus habuit (aliquōs) amīcōs cāriōrēs quam Caesarem.
(解説)
 「いくつか、何人か」の意味の some に対応するラテン語は既出の単語の中にはないようですので、訳出しませんでした。なお、「ある、誰か」の不定の意味の場合には、不定形容詞 aliquī, aliqua, aliquod が用いられるかと思われますので、カッコ内に複数対格男性形 aliquōs を置いてみました。
 「~よりもいとしい」は、cārus,-a,-um(いとしい、親愛なる)の比較級・複数対格男性形を用いて、cāriōrēs quam としてみました。quam の後には、注(2)にあるように、比較される名詞 amīcōs と同じ対格形にして Caesarem を置いてみました。

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Latin for Beginners_1233

【本文】
5. I was quite ill, and so I hastened from the city to the country.

【語句】
quite:かなり、相当に、ずいぶん

【訳文】
5. 私はかなり病が重かった。そこで、私は町から田舎へと急いだ。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

5. Aegrior eram, itaque ab urbe rūs properāvī.
(解説)
 「かなり、相当、ずいぶん」の意味は、形容詞の比較級を用いて表します(Latin for Beginners_1215 参照)。aeger,-gra,-grum(病気の)の比較級は aegrior,-ius ですLatin for Beginners_1213 参照)。
 「そこで」は、itaque で表してみました。
 urbe は母音で始まる語ですので、前置詞は ab の語形の方を用いましたLatin for Beginners_205 参照)。
 rūs(田舎)は、場所を表す前置詞が省略されます(Latin for Beginners_985 参照)。そこで、「田舎へ」は前置詞 ad を省略して、対格 rūs のみで表してみましたLatin for Beginners_988 参照)。

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Latin for Beginners_1232

【本文】
4. The Romans always inflicted the severest(1) punishment on faithless allies.

(1) Use the superlative of gravis.

【語句】
inflict:(刑罰)を課する
severe:厳しい
faithless:不実な、不誠実な
ally:同盟者、味方

【訳文】
4. ローマ人は不実な同盟者に対しては常に最も厳しい(1)罰を課した。

(1) gravis の最上級を使う。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

4. Rōmānī semper gravissimum supplicium dē sociīs perfidīs sūmpsērunt.
(解説)
 「~を罰する」は“supplicium sūmō dē +奪格”で表してみました(語彙sūmō, supplicium の項参照)。ここでは、動詞は完了形にしましたので、sūmpsērunt としました。
 「(刑罰が)厳しい」ことについては、注(1)にあるように、ラテン語では形容詞 gravis,-e を用いるようです。ここでは、最上級 gravissimus,-a,-um を用いました。

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Latin for Beginners_1231

【本文】
3. The Roman name was most hateful to the enemies of the commonwealth.

【語句】
hateful:憎むべき、不愉快な、忌まわしい
commonwealth:共和国、国家

【訳文】
3. ローマの名は共和国〔国家〕の敵にとって最も憎むべきものであった。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

3. Nōmen Rōmānum inimīcīs reī pūblicae invīsissimum erat.
(解説)
 Roman は「ローマの」と訳しておきましたが、「ローマ人の」といった訳も考えられそうです。ラテン語では Rōmānus ですが、この語は名詞を後ろから修飾するようです(語彙の Rōmānus の項参照)。
 「~にとって憎むべき」は“与格+ invīsus”で表してみました(Latin for Beginners_1134, 1185語彙invīsus の項参照)。また、invīsus の最上級は invīsissimus と思われますLatin for Beginners_1205 参照)。
 「敵」は「共和国〔国家〕」の敵とありますので、「戦争」における敵ではないと解して、ここでは、hostis ではなく inimīcus を用いてみました語彙hostis の項参照)。なお、ここでは、形容詞 invīsissimum に係っていますので、(複数)与格にしてあります。
 「共和国〔国家〕の」は、rēs pūblica の単数属格 reī pūblicae で表してみました。

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Latin for Beginners_1230

【本文】
2. Certain animals are swifter than the swiftest horse.

【訳文】
2. ある動物は最も速い馬よりも速い。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

2. Quaedam animālia sunt celeriōra quam celerrimus equus.
(解説)
 「ある」(certain)は、不定形容詞 quīdam, quaedam, quoddam の複数主格中性形 quaedam を用いましたLatin for Beginners_1158 参照)。
 「速い」(celer)の比較級・複数主格中性形は celeriōra ですLatin for Beginners_1209 参照)。
 「最も速い」は celer の最上級 celerrimus,-a,-um を用いましたLatin for Beginners_1212 以下参照)。
 「~よりも」は quam を用いました。比較されているのは「ある動物」と「最も速い馬」ですが、主語の animālia(動物)は主格ですので、equus(馬)も同じ主格にしました(類例として Latin for Beginners_1223 参照)。

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Latin for Beginners_1229

【本文】
II.
1. Of all birds the eagle is the swiftest.

【語句】
of ~:(最上級を含む文に用いられて)~のうちで、~の中で
eagle:鷲
swift:速い

【訳文】
II.
1. 全ての鳥のうちで、鷲は最も速い。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

1. Apud omnīs avīs aquila celerrima est.
(解説)
 「~のうちで、~の中で」は apud を用いてみました(Latin for Beginners_1222 参照)。
 「全ての」は omnis,-e を用いてみましたが、tōtus,-a,-um を用いることもできるでしょうか。
 omnis avis の複数対格形は、ともに i-語幹ですので、ここでは omnīs avīs としてみましたが、omnēs avēs でもよいでしょうか(Latin for Beginners_882, 939 参照)。
 「最も速い」は3語尾の第3変化形容詞 celer,-eris,-ere の最上級 celerrimus,-a,-um を用いましたLatin for Beginners_1212 以下参照)。

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Latin for Beginners_1228

【本文】
12. Imperātor quīdam ab explōrātōribus dē recentī adventū nāvium longārum quaesīvit.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

○ ある最高司令官は斥候に軍艦が最近到着したことについて尋ねた。
(解説)
 quīdam は不定形容詞 quīdam, quaedam, quoddam(ある~)の単数主格男性形で、imperātor にかかっています(Latin for Beginners_1156, 1169 参照)。
 recentī は1語尾の第3変化形容詞 recēns,-entis(最近の)の単数奪格男性形です(第3変化形容詞の格変化については Latin for Beginners_939 参照)。
 nāvis longa は「軍艦」です。
 dē recentī adventū nāvium longārum は、直訳すると「最近の軍艦の到着について」となりますが、ここでは「軍艦が最近到着したことについて」と訳してみました。前置詞 dē は、ここでは「~について」の意味と思われます。また、adventū は第4変化男性名詞 adventus,-ūs(到着、接近)の単数奪格です。
 “ab +奪格 quaerō ”は「~に尋ねる」の意味かと思われます。このように、質問したり、求めたりする相手方を“ā, ab +奪格”で表す語法は、petō, postulō(求める)にもあります(Latin for Beginners_1110 参照)。
 quaesīvit は quaerō(尋ねる)の3人称単数完了形です。

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Latin for Beginners_1227

【本文】
11. Aestāte diēs sunt longiōrēs quam hieme.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

○ 夏においては、日は冬〔において〕よりも長い。
(解説)
 aestāte は、aestās(夏)の奪格で、「夏に、夏において」を表す“時の奪格”の用法と思われます(Latin for Beginners_1023 参照)。文末の hieme も、hiems(冬)の“時の奪格”です。
 longiōrēs は、longus,-a,-um(長い)の比較級・複数主格男性形です。比較の対象は quam 以下の hieme です。同じ格の aestāte と hieme が比較されています。

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Latin for Beginners_1226

【本文】
10. Ācerrimī Gallōrum prīncipēs sine ūllā morā trāns flūmen quoddam equōs vēlōcissimōs trādūxērunt.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

○ ガリア人の非常に活動的な首長たちは、何らの遅滞もなく、ある河の向こう側へ非常に速い馬を渡した。
(解説)
 ācerrimī は、3語尾の第3変化形容詞 ācer, ācris, ācre(鋭い;熱烈な;活動的な)の最上級 ācerrimus,-a,-um の複数主格男性形ですLatin for Beginners_1212 参照)。
 最上級は、比較の対象を示さないで単独で用いられると、「非常に~」の意味を表します(Latin for Beginners_1215 参照)。
 ācerrimī Gallōrum prīncipēs の語順は“A→G→N”になっています(Latin for Beginners_396 参照)。
 ūllus,-a,-um は「何か~」の意味の代名形容詞です。
 quoddam は、「ある~」の意味の不定形容詞 quīdam, quaedam, quoddam の単数対格中性形(Latin for Beginners_1156, 1169 参照)で、flūmen(河)に係っています。
 vēlōcissimōs は、1語尾の第3変化形容詞 vēlōx,-ōcis(速い)の最上級 vēlōcissimus,-a,-um の複数対格男性形で、equōs に係っています。この最上級も「非常に~」の意味を表すと考えられることについては、上述のとおりです。
 trāns ... trādūxērunt は「... の向こう側へ渡した」と訳してみました。“trāns +対格 ... trādūcō ”は、直訳すると「~を渡って(越えて)、... を渡す(運ぶ)」となります。

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Latin for Beginners_1225

【本文】
9. Corpora Germānōrum erant ingentiōra quam Rōmānōrum.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

○ ゲルマン人の体はローマ人のよりも巨大であった。
(解説)
 ingentiōra は1語尾の第3変化形容詞 ingēns(巨大な)の比較級 ingentior,-ius の複数主格中性形です。ingēns の語根は ingent- です。
 比較の対象は quam Rōmānōrum ですが、これは quam corpora Rōmānōrum が省略された形と解することもできるかと思われます。

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Latin for Beginners_1224

【本文】
8. Virī aliquārum terrārum sunt miserrimī.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

○ ある土地の男たちは非常に惨めである。
(解説)
 aliquārum は不定形容詞 aliquī, aliqua, aliquod(ある~)の複数属格女性形で、terrārum に係っています。aliquārum terrārum は「ある土地の」と訳してみました。
 miserrimī は miser,-era,-erum(哀れな、惨めな)の最上級・複数主格男性形です。miser のように単数主格男性形が -er で終わる形容詞は“単数主格男性形(ここでは miser)+ -rimus,-a,-um”によって比較級を作ります(Latin for Beginners_1212 参照)。
 最上級は、比較の対象を示さないで単独で用いられると、「非常に~」の意味を表します(Latin for Beginners_1215 参照)。

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Latin for Beginners_1223

【本文】
7. Mēns hominum est celerior quam corpus.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

○ 人間の精神は肉体よりも速い。
(解説)
 hominum は homō(人間)の複数属格です。
 celerior は、3語尾の第3変化形容詞 celer,-eris,-ere(速い)の比較級・単数主格女性形です。
 比較の対象は quam corpus で表されています。比較する語同士は同じ格(mēns, corpus はともに主格)になっています。

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