崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

JCOMで大隈暉教授と対談

2008年11月23日 06時53分36秒 | エッセイ
 昨日はケーブルテレビで東亜大学の大隈暉教授と対談した。私に朝鮮半島の事情に関して講義してくれないかと依頼されたが堅い話より軽く語るために大隈氏に対談を頼んだのである。「私が日本研究をするに至った経過」「植民地という負の遺産」「親日と反日」「なぜ西欧諸国の何百年もの長い植民地に比して日本の植民地が悪くいわれるか」「伊藤博文と安重根」「観光化」「下関は私の終着駅」など様々なものを話題にした。12月放映するという。
 私はパワーポイントに動映像などを準備し、彼は2枚の朝鮮半島の地図も用意していた。しかしイントロで日韓の表現の差の質問に私が拙著『哭きの文化人類学』(勉誠出版)の話を展開してしまうなどで時間をオーバーしたりして準備したものを利用することができなかった。大部逸れてしまった。二人で雑談のように語ったので楽しかったが、閉めるところに下関に関して「廃れていくのを待つのではなく、積極的に動いてくれ」とカメラを向かって下関へ熱愛を訴えて終わった。視聴を願う。

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