崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

名誉と実行

2013年03月01日 05時19分42秒 | エッセイ
昨夜日韓共同で福島震災支援チャリティ文化コンサート公演の準備のために行われた実行委員会で代表か委員長に推薦されて、遠慮するつもりで「名誉であればと…」言ったのが拍手されたので戸惑った。雰囲気から見て私が「光栄(名誉)である」と引き受けると思われたようであった。実は最近名誉顧問とか「名誉」というタイトルだけで、実務がないという意味で遠慮すると解明したがなかなか納得されず引き受けることになってしまった。先日、定期的講座である映画塾「絹代塾」の塾長に決まったばかりであったのにまた引き受けることになった。
 新年度からはもっと忙しくなる予兆である。名誉という言葉の曲解もあったが、下関に住んで7年、友人知人も多くなり声を掛けられるようになったことに感謝しなければならない。誰かが「忙」しいの漢字を「心が亡くなる」と文字解きをしてくれた。彼はおそらく「私欲が亡くなる」という意味でいっているであろうが、私は「本心が亡くなる」つまり「深く考える時間がなくなる」と思うので、解釈はかなり異なる。実は最近執筆がかなり中断されいる状況であることがこの「忙しさ」からである。