動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙版 第28号

2012年08月05日 | 通信紙版バックナンバー
平成23年7月
今年は梅雨入りが早かったせいか6月の末から連日暑さ厳しい日が続いております。
節電が叫ばれる昨今ですが、皆様の体調が崩されない様に小さなほとけ様達に手を合わせていただきます。
7月2日は半夏生(はんげしょう)にあたります。半夏生は雑節で夏至から数えて11日目から七夕までの5日間です。
昔から農家にとって、田植えの目安とされ、この日の天候で稲作の豊凶を占ったり、田の神を祭ったりするところもあったそうです。

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5兄弟
小雨が降りしきる6月半ば、一人のご婦人が夕べ亡くなった猫さんを連れて来園されました。
嫁がれた娘さんと当霊園で落ち合う事でしたが、お母様が若干予定時間より早めに到着されたので、
お棺に納まった猫さんと本堂に上がって待って頂く事にしました。
この猫さんは今から21年前に当時高校生だった娘さんがアルバイト先から自宅へ自転車で帰る途中、
道端にダンボール箱の中に押し込まれ放置されていた5匹の子猫達の1匹なのだそうです。
娘さんは子猫達を保護するべくダンボール箱ごと自転車の荷台へ乗せようと試みたようでしたが、
箱が大きくてそれは断念。
それならば、と言った感じだったのでしょうか、子猫たちを拾い上げ前カゴに
直接入れて自宅まで帰ってきたのだそうです。
カゴの中で「ニャーニャー」と泣き続ける5匹の子猫たちを自転車に乗せている
女子高生の姿は、行き交う通行人からは、かなりの注目を浴びたみたいです。
家にたどり着いた娘さんのその時の姿が今でも忘れられないと、お母様が仰いました。
今日、連れて来られた猫さんの兄弟達はそれぞれ里親が見つかり、良い生涯を送った、
あるいはまだ元気にしている子もいるのだそうです。
約束していた時間を迎え、到着した娘さんと共に斎場で最後のお別れをなさっていただきました。


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森の王者
午前のワンちゃんの葬儀中でご家族と園内奥の供養塔へ塔婆をお立てしている最中、森の中で耳慣れない鳥の鳴き声、と言うより悲鳴のような声が聞こえていました。
建立も終えて本堂へ戻る途中、バサバサっと雑木の股の間から羽の音が・・・
キジバトが飛んできたと一瞬思いましたが違いました。
キジバトを両の脚で捕獲したフクロウが森から飛び出して来たのです。
さっきの声は追い詰められたキジバトの叫びだったと思われます。
園内の管理棟の屋根をかすめて旋回し綺麗な弧を描き、再び森へ戻りました。
以前から近隣の農家の方から森のフクロウの話は聞いておりましたが、今回の出来事までは正直半信半疑でした。
これまで、霊園周辺の自然や動植物を紹介しましたが、このフクロウは森の食物連鎖の頂点なのでしょう。
業務中でカメラは持っていませんでしたので画像や動画はありませんが、次の機会には是非とも森の王者の姿を撮影したいと思います。普段慣れ親しむペットとは異なる野生の姿に畏怖、感嘆しました。





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