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漬物の梨屋ブログ-山形の漬物・特産野菜・旬の食材・地域文化のブログ

原料確保が大変な時代☆

2017年07月05日 08時20分33秒 | 店主のたわごと
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

7月5日(水)の山形県酒田市は、激しい雨が収まり、曇り空となっています。

今日の天気は、曇り時々雨、最高気温は22度、最低気温は20度、降水確率は10~40%の予報となっています。

山形県内は今が「さくらんぼ」のシーズン、今年は「さくらんぼ」の作柄は良好ということで、「さくらんぼ」を取り扱う業者さんは活気づいています。

しかし、漬物に欠かせない夏野菜は、値段がなかなか下がってきません。

特に「胡瓜」は高値が続き、春先と値段はほとんど変わっていません。

そんな理由で、例年6月下旬に入荷してくる胡瓜ですが、今年はまだ音沙汰がありません。


山形きゅうり(漬物の梨屋亀ヶ崎工場にて)



これは、「胡瓜」を作る農家の減少に加え、夏野菜として最も需要が多い「胡瓜」を大型チェーンストアが取り合いをしているためです。

また、梅雨前線の活動が活発化しており、大雨による作柄への影響も心配されるところです。

農作物に被害を受けた地方があると、その地方の野菜の値段が高騰します。

そうすると、高値での販売を求めて農作物はその地方に流れて行きます。

その結果、全国的に野菜の値段が高止まりとなってしまうのです。

ここ数年この時期は、ゲリラ豪雨により日本のどこかで被害が発生しており、この状況はほぼ同じです。

販売価格も上げられない現状もあり、漬物メーカーにとっては本当に原料確保が大変な時代となっています。



漬物王国 山形 漬物の梨屋ホームページ

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