獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

地域の視覚障害者当事者団体の総会に行った。

2017-04-14 21:16:07 | 網膜色素変性症と私
 毎年4月は、私の住んでいる市の視覚障害者当事者団体の総会がある。この当事者団体は、市に対して毎年要望書をだし、市はその容貌に毎年回答をだしている。市が意見をきくのはこの団体だけ。

 私もこの団体に所属して、もう4年になるが、若手がほとんどいない。40代以下は私ぐらい。それより若い人はだれもいないという状況。

 それに組織率も低い。私の住んでいる市は40万人都市でそのうち視覚障害者は1000人、そしてこの団体に所属している視覚障害者はわずか80人。これで果たして、視覚障害者を代表する団体といえるのか常々疑問。この団体の構成メンバーの平均年齢は70歳ぐらい。

 若い視覚障害者は、もうこういった地縁的な当事者団体には加入しないのね。SNSが発達した現代。地域にこだわる必要はないのかもね。でも、市にここに点字ブロックをつけてくれとか、音響式信号機をこの横断歩道につけてくれとか、日常生活用具に音声式血圧計をくわえてくれとか、要望はこの団体が強い影響力あるので、若い人にももっとはいってほしいな。

 ということで、このブログをごらんの若手視覚障害者のみなさん、ぜひ地域の視覚障害者団体にはいってね。

 とはいえ、いまやこういった団体は、視覚障害者の老人会になっているからな。難しいね。

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