Der Ball ist rund...

und das Spiel dauert 90 Minuten.

【お知らせ】ブログが移転します

2006-12-30 20:33:44 | その他
このブログは僕のサイト「Silverboy Club」のコンテンツとして、また、独立したブログとして、FC東京やメンヘングラードバッハの話題を中心に好きなことを書き散らかしてきた訳ですが、「Silverboy Club」との連動性をより高めるため、ブログを移動することにしました。

今後は「Silverboy Club」内のコンテンツである「フットボール・クレイジー」としてお楽しみいただくため、いったん「Silverboy Club」にアクセスした上で「フットボール・クレイジー」に進んでください。

尚、RSSリーダなどで更新状況をチェックする場合には、こちらがブログそのもののURLです。新しいブログは1月より運用を開始する予定です。まあ、1月はJリーグもブンデスリーガもオフなのであんまり更新はないかもしれませんが。現在のブログはしばらくこのままにした上、いずれログをどこかに移して閉鎖しようと思っています。

年内は適当かつ勝手な僕のサッカー評論におつきあいくださってありがとうございました。来年は新ブログを楽しんでもらえると嬉しいです。
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【ブンデスリーガ第17節】ボッフム×グラードバッハ

2006-12-16 15:17:48 | メンヘングラードバッハ
リーグ戦折り返しとなるウィンター・ブレイク前の最終戦、15位のグラードバッハは金曜日開催の試合となり、アウェイで16位のボッフムと対戦した。

深夜だったので今日になって記事を見ただけだが、結果から言ってしまえば0-2の完敗。グラードバッハは10月14日のヴォルフスブルク戦以来勝ち星がなく、この間の戦績は7敗3分。この日の負けでボッフムに抜かれて16位となり、降格圏でウィンター・ブレイクを迎えることになった。

グラードバッハは監督の選手起用を批判して「規律上の理由で」サスペンドされたコンパーを欠き、健康状態に問題のあるクルーゲもベンチスタート。デルラとソンクのツートップに、インスアがトップ下という布陣で試合に臨んだ。ノイヴィルが久しぶりにベンチ入りした。

試合は前半ロスタイムにレヴェルスのミスから失点を喫し前半を折り返し。85分には敵FKを途中交替で入ったカヘが頭に当てて自軍ゴールに入れてしまい痛恨の自殺点。結局このまま0-2で試合終了となった。

ユップ・ハインケス監督談話。
「今は何もかもがうまく行かない。悪い疫病にでもかかっているみたいだ。45分にあんな失点を許したのでは致命的だ。そこから這い上がることができなかった」

マインツにホームで引き分け、ボッフムにも負けて非常に具合の悪い状態だが、監督についての議論は出ていないようだ。僕も若手を中心にしたハインケスのチーム作りそのものは間違っている訳ではないと思う。ただ、ヤンセンやノイヴィルといった選手がケガで戦列を離れたことが響いた上、決定的なのはチームに所謂「勝者のメンタリティ」がないことだと思う。

勝ちきるしつこさ、オレたちが負ける訳がないという傲慢さにも似た自信。ここ数年、人の入れ替わりの激しい外国人の寄せ集めだったチーム編成の中で、再昇格当時にはマイヤー監督を中心に形成されていたプレースタイルというか自分たちのやり方への確信のようなものが失われてしまったのではないだろうか。それをもう一度構築するためのハインケス監督という選択は間違っていないと思うし、ウィンター・ブレイクの間にその辺の「ディシプリン」をきっちりと形にして欲しいと思う。

後半戦はやはりインスアがチームにフィットすることを期待したい。最近ようやくそれなりに動けるようになってきたように思える。ポテンシャルは間違いなくあるはずの選手なので、そろそろドイツでの生活にも慣れて欲しい。ここが固まれば自然とチームは機能するはずだと思う。
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【ブンデスリーガ第16節】グラードバッハ×マインツ

2006-12-10 20:17:22 | メンヘングラードバッハ
前節ミュンヘンで貴重なアウェイでの勝ち点を奪取して帰ってきたのだが、今節は再び寂しい結果に終わった。この試合、例によってウェブ・ラジオのコンファレンス中継と「kicker」のティッカーを頼りに展開を追うことにしていたのだが、気がつくと23:30をまわっていて、あわててティッカーをチェックすると既に1-0。敵の自殺点で先制というあんまりパッとしない展開ではあるが、とにかく格好を気にしていられる状況ではない。

後半に入るといろいろ他のことをしたりして、再び試合経過に集中したのは残り15分くらい。どうもグラードバッハはリードを守りに入り、面白くない戦いをしているらしい。とはいえマインツも今ひとつで、このままパッとしない試合のまま勝てるかなと思っていた89分、後半「少なくともやる気と取り組みで上回った」マインツにゴールを決められ、1-1で試合を終えることになった。

グラードバッハは土壇場で勝ち点2を失う結果となったが、それ以上に、ホームで最下位のチーム相手に勝てなかったことのショックが大きい。次節でシーズンが半分終わるというのにこの情けない成績は何だ? マジで降格が心配になってきた。この試合で勝てないでいったいいつどこに勝てるというのか。バイエルンにアウェイで引き分けてちょっとは上向きかと思ったが、得点は敵のオウンゴールだし、まったくがっかりさせられた試合だった。

ユップ・ハインケス監督談話。
「前半は比較的よくやったと思う。だが、我々は2-0にする機会を逃してしまった。マインツは後半徐々に試合の主導権を握って行った。我々はもはや試合を支配することができなかった。非常に失望した」

グラードバッハは15位と前節よりひとつ順位を上げたものの、降格圏の16位とは勝ち点差なし。次節はアウェイだがボッフム戦であり勝利は必須。もう頼むからしっかり勝ってくれ。ほんとマジ降格ヤバいよ。
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【天皇杯5回戦】清水×FC東京

2006-12-09 23:45:49 | FC東京
テレビ中継はなく、岡山まで行くのもアレで、結局テレビでは札幌×新潟を見ながら携帯サイトの速報を追いかけていた。いきなり先制されたがすぐに追いつき、前半のうちに逆転したのでこれは行けるかと思っていたが、終了間際に追いつかれて延長に入り、延長後半に勝ち越された。サイト更新するのがすごく心臓に負担だったよ、まったく。

これでいよいよ混迷の2006年が終わった。もう何度も書いたことだが、本当によく意味の分からない1年だった。「東すか」も終わってしまった。観客動員も減って、ゴール裏の応援も何となくボルテージが落ちたように感じられた。スタジアムには通いつめたが、悲しい思いをする試合が多かった。

来季は原監督の下で、あのカエルジャンプがいっぱい見られることを期待したい。愚痴はいろいろあるけど、いずれにしても選手も、ずっと東京につきあってきたサポーターも、ご苦労さま。

で、今日は福岡×神戸の入替戦もテレビで見た。アウェイゴールのおかげで神戸が昇格を決めたが、ゴールを決めたのが近藤だったのが嬉しかったね。実にたくましくなったと思う。これで今年は京都、セレッソ、福岡が降格して、横浜FC、柏、神戸が昇格することになった。首都圏で見に行けるアウェイ戦が二つ増えたし、来季はガンバ戦と神戸戦は里帰りを兼ねて見に行きたいと思っている。

ところで、この試合、終了間際に神戸のゴール前で激しい混戦になったとき、ボールが一瞬ゴールラインを割った(つまりゴールに入った)ようにも見えたんだけどあれはどうだったんだろうか。その後リプレイもなかったので検証のしようもなかったんだけど、NHK的にはそういうきわどいシーンはリプレイしないんだろうか。
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【ブンデスリーガ第15節】バイエルン×グラードバッハ

2006-12-03 17:06:51 | メンヘングラードバッハ
Jスポーツの録画中継を録画して、朝から見た。このところリーグ戦は6連敗中で降格圏も目の前。こういう状況でアウェイのバイエルン戦なのである意味かなり絶望的ではあったが、逆にこういうときって意外と勝ったりするのでは、と根拠なく楽観しながら見ていた。

試合は序盤こそグラードバッハが果敢に攻めこんだものの徐々にバイエルンが実力を発揮しボールを支配される。23分、FKから敵MFが頭で決めて0-1に。これでもうあかんと思ったが、どうした訳かバイエルンも今ひとつつながりが悪く、時折個人技でチャンスを作るものの圧倒的な強さは感じない。33分、カウンターからインスアの絶妙のパスを受けて抜け出したデルラが冷静に敵GKとの一対一からゴールを決め同点となった。

後半もバイエルンが押し気味ながらグラードバッハはしのいでカウンターという形を徹底し、何とか我慢する展開に。残り15分くらいからはかなり押しこまれ、右サイドに張り出したダイスラーから何度も美しいクロスが上がったが、必死の守備でバイエルンに得点を許さず、最後までゴールを守りきって1-1の引き分けとした。洗練された守備とも言い難かったが、高いモラルで最後まで戦い、アウェイでのバイエルン戦で勝ち点1を持って帰ってこられたことをまずは評価するべきだろう。

ユップ・ハインケス監督談話。
「我々にとってこの試合はこのような(連敗中の)状況の中で重要な試合だった。チームが前節残り30分で見せたものを、今日は続けてくれた。我々はあらゆるところで勇気を持って前へ出て行ったし、守備でもよいパフォーマンスを見せ、素晴らしいサッカーをした。バイエルンももちろんプレッシャーをかけてきたが、我々には運も味方した。この勝ち点1は妥当なものだと思う」

しかし、ボッフムが勝ったため、グラードバッハは降格圏である16位に沈むこととなった。考えてみれば今季ももうあと2節で前半が終わる訳で、このタイミングで降格圏はマズい。何とかここから盛り返して欲しい。幸い8位までは勝ち点差5であり、勝てば自然に順位も上がる。次節、ホームでのマインツ戦、その次のアウェイでのボッフム戦は、両方勝つつもりで行くしかない。

この試合、インスアがそこそこ機能していたように見えた。それもポゼッションの局面よりはカウンターで攻め上がったときのボールさばきとかに。高いカネ出して連れてきた選手なのでしっかり働いてもらわなければ。
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【Jリーグ第34節】大分×FC東京

2006-12-03 16:33:51 | FC東京
さて、今季最終戦だが、残念なことに所用で外出することとなり、中継を見られなかった。うちではUHFアンテナをテレビに直接接続しているので、MXTVはリアルタイムでは見られるけど録画ができないのだ。そういう訳で昨日の試合は結果を知っているだけ。とはいえ外出先で携帯サイトを確認して1-0は嬉しかった。何にしてもシーズン最終戦に勝ち、少しでも順位を上げて終われたことはよかったと思う。試合の様子はJスポーツの録画中継で後日ゆっくり確認することにしよう。

さて、今季はガーロ新監督のもと、これまでよりも一段の飛躍を期したシーズンだった。ポゼッション・サッカーというのがFC東京に合うのかなとか、アモローゾって何よとか、いろんな思いはあったものの、先へ行こうというクラブの意志は評価するべきだと思ったし、だから今季はガーロに預けて産みの苦しみに耐えるシーズンだと考えたのだった。

しかし、クラブもファンもその痛みに耐えきれず、シーズンの途中でガーロを放り出してしまった。そしてそれを引き継いだ倉又監督も、出足こそよかったものの(監督交替の直後は往々にしてモチベーションが上がったりするものである)、2連勝のあとは6連敗と、一時は降格すら笑い事ではない状況だった。何とかそこからリカバーし、優勝争いをするガンバ、川崎に劇的な逆転勝ち、最後のホームゲームである浦和戦に引き分けて眼前での優勝を阻止と面目は施したが、13位という順位はシーズン当初思い描いたものとあまりにかけ離れていた。混迷のシーズンだったと言えるだろう。

観客動員も昨年に比べれば1試合あたり3千人以上減ってしまった。このオフの強化、編成はかなり戦略的にやる必要がある。即戦力を補強するべきポジション、若手を育てて層を厚くするポジション、ケガ人の復帰などで形の整うポジションをしっかり見極め、限られた資源をどこに投下するか、きちんとした分析が必要だと思う。

その中でジャーンが構想外になったのは残念だ。確かに今季のジャーンは故障で試合に出られないことも多く、また試合に出たときのパフォーマンスも、最もよかったときに比べると不安定な部分が大きかったように思う。したがって今回の退団は「理解」はできるが、それでもジャーンがいなくなってしまうということの心情的なショックは大きい。

僕にとってジャーンは僕がFC東京を応援し始めたときからの不動のCBであり、助っ人外人ではあってもチームのために献身的に働く真面目なプレーぶりは他の日本人選手たち以上に見る者の心に訴えかけるものがあった。ジャーンが抜ける穴は現有のメンバーでは埋めきれない。既に後任として外国人DFの名前が取り沙汰されているが、いずれにせよ僕にとってFC東京の顔というべき選手が一人去ることになった寂しさはどうやっても埋め合わせることはできないだろう。

ところで、リーグ戦そのものは浦和の初優勝に終わった。まあ、もともとガンバが3点差以上で浦和に勝つというのは、浦和の守備の堅さを考えればかなり無理な要求だった訳で、この結果自体は順当なものだろう。僕としてはリーグの覇権が磐田や鹿島といった旧勢力から浦和や千葉、あるいはリーグ発足時のメンバーでない後発のクラブ(もちろんFC東京を含む)に移りつつある象徴的なできごとのように思える。川崎や大分の躍進、甲府の健闘も含め、Jリーグにおける新旧勢力のミックス・アップはこれからも進んで行くと思う。

入れ換えの方では、前節に降格の決まっていた京都に加え、セレッソが降格することとなった。福岡は入替戦を戦う。一方、二部では横浜FCと柏が昇格し、入替戦出場は神戸。首都圏に住む者としては見に行けるアウェイ戦が確実に二つ増えた。

今季はあと天皇杯を残すのみとなった。FC東京は来週清水と戦うが、会場は岡山。これに勝っても次の準々決勝は熊本県、準決勝は国立かエコパだが、相手に磐田なんかが勝ち上がってきたらエコパになってしまいそうな気がする。そういう訳でこれはもう決勝まで勝ち残ってもらうしかないと思うが…。
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【ブンデスリーガ第14節】VfB×グラードバッハ

2006-11-30 00:36:24 | メンヘングラードバッハ
このところ日曜日開催が多く、ここできちんと試合結果をレポートしにくいグラードバッハ。てか、勝ってれば日曜だろうが月曜だろうが騒ぎたくなるはずで、特に書きたいことがないというのは要は負けてるから。シーズンの初めこそホーム4連勝だったが、第7節のヴォルフスブルク戦を最後にホームでも勝てなくなり、もともとアウェイでは勝てないので、リーグ戦は引き分けをひとつはさんで5連敗中である。

この日もあまり勝てる気のしないアウェイでのVfB戦で、月曜日の朝に結果を確認したら案の定0-1。6分に失点し、そのまま逃げ切られたという試合だったようだ。これでもまだ15位と、降格圏に落ちていないところがすごい。次節は続けてアウェイでのバイエルン戦なので、ここはひとつ世間をあっと言わせたいところだ。土曜日開催でJスポーツの中継もあるし。

一応、ユップ・ハインケス監督談話。
「我々のチームがまったく不安定だったことはお分かりいただけたと思う。まったく自信に欠ける戦いぶりだった。我々はチャンスをもっと有効に生かさなければならない。最後の30分に見せた動きを80分以上続けられるようやってみなければならない。そうなればまたいい時期がやってくるだろう」

で、ブンデスリーガ的にニュースなのはケルンの監督にあのクリストフ・ダウムが就任したこと。代表監督への就任が決まりかけていたのに、そこでコカイン常用疑惑が持ち上がり、毛髪検査をしたところ陽性反応が出てしまってレバークーゼンの監督の地位すら追われてしまったあのクリストフ・ダウムが。間違いなくブンデスリーガで最も優秀な監督の一人。ドイツのサッカー界では使うところがないのかと思っていたが、ケルンはエラいね。

一度、ミュンガースドルフでのケルン×レバークーゼンでダウム見たことあったけど、オーラあったもんな。目はイっちゃってるし。ケルンのオファーを一度は断ったけど思い直して引き受けることにしたんだとか。二部なのでテレビでは見られないが、再びドイツサッカーの表舞台に戻ってきたのは喜ばしいことだ。ウリ・ヘネスが何か余計なこと言いそうだな。
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【Jリーグ第33節】FC東京×浦和

2006-11-26 20:56:38 | FC東京
早くから、というか発売当日に全席完売した今日の試合、浦和サポも相当気合い入っていることが予想され、何が起こるか分からないマンハイムの試合並みのスリルを感じながら、遅めにスタジアム入りした。ゲートをくぐったのは13:30を過ぎていたと思うが、意外なことに「感謝の日」カードがもらえた。でも「東すか」最終号はもらえなかった。残念だ。だれかくれないかなあ。いらないのにもらった人いるはずだと思うが、きっと。

スタジアムは予想されたこととはいえアウェイ側半分がもうぎっしり赤黒い人たちでいっぱい。逆にホームG裏は上層に空席あり。なぜ完売なのに空席があるのか理解に苦しむ。てか、今季やっぱ動員力落ちてるよな。アウェイ側が上層までいっぱいなのにホーム側に空席があるのは情けない。加地がいなくなったとか監督代わって成績が低迷したとかいろいろあるけど、去年来ていたのに今年来ていない人が確実に存在する訳だから、そこの分析とか対策はきちんとやるべきだと思う。

さて、試合の方だが、内容的には非常に気持ちの入ったいい試合だったと思う。ホーム最終戦で、目の前で浦和の優勝を見たくない、今季限りで現役引退するフミタケに白星をプレゼントしたいという高いモチベーションがあった。序盤から高い位置でのプレス、球際での強さ、諦めない精神力と運動量など、見違えるほど動きがよかった。いつもこれでやってもらえればこんな順位にいるチームじゃないのになとたぶんだれもが思ったはずだ。

この試合で敢えて連続試合出場記録を更新中の土肥に代えて塩田を先発起用した倉又監督の意図は不明だが、Jリーグ初先発となった塩田はその期待に十分応えていたと思う。塩田の起用がこの試合限りのプレミアムなのか、あるいはこれからは塩田レギュラーで行くのか、はたまた土肥と塩田の併用時代になるのかは分からないが、これまで土肥の陰に隠れいつ試合に出られるか分からない控えGKという難しい立場でモチベーションを維持し、与えられたチャンスで安定したパフォーマンスを見せた塩田は高く評価されるべきだ。

今日は梶山もよかった。まさに変態としか言いようのないくねくねドリブルで浦和のDFを混乱に陥れ、鬼のようなキープ力を見せた。変態の名に恥じない活躍だった。気まぐれ憂太も今日はよく走る「当たり」の日だった。今野のボール奪取力は相変わらず素晴らしい。ジャーンはワシントンに決定的な仕事をさせなかった。伊野波のカバーリング、パスカットもよかった。徳永、石川の右サイドは(特に前半)よく効いていた。首位浦和を相手にホーム最終戦で意地を見せた試合として評価すべきだろう。

ただ、引き分けでよかったかと言われると正直不満は残る。決定的なチャンスの数からすれば十分勝てていた試合だった(終盤の惜しいチャンスは山岸にやられた)し、ボール支配率、シュート数、枠に飛んだシュート数などすべて東京が浦和を上回っていた。「勝たせない」という考え方は分かるし、難しい選択だと思うが、残り5分からロスタイムは「勝ちに行く」意志をはっきり出すべきだったのではないだろうか。最後の最後で「引き分けでいいか」という気持ちが芽生え、「勝つ」意志が萎えたように見えたのが残念だった。

採点。
塩田(3)、徳永(3.5)、ジャーン(3)、伊野波(3.5)、藤山(4)、今野(3)、梶山(2.5)、石川(3.5)、戸田(4)、馬場(3)、ルーカス(3)

とはいえ、警備の問題としては最も問題の少ない結果に終わったのかもしれない。スコアレスドローで浦和の優勝も決まらなかったため、祝勝も暴動もなく、整斉と退場が行われた。ホーム側に浦和サポが紛れこむような事態もなかったようだ。浦和サポとしても、3点差以上で負ける以外は優勝が決まるという圧倒的に有利な状況でホームでの直接対決に結果を持ち越したことはさほど悪くはなかったんじゃないかと思う。

試合後には倉又監督とフミタケの挨拶があった。フミタケは若いチームの中にあって要所を締める重要な役割を果たし続けた精神的支柱であった。彼からプロとは何かを学んだ若い選手も多かったのではないかと思う。このタイミングでの引退表明も今日の浦和戦を控えチームに喝を入れる意図があったのではないだろうか。引退は残念だが、心から、ありがとう、お疲れさまと言いたい。

また、最後の場内一周の際、まずアウェイ側に挨拶に行ったフミタケも偉かったが、居残ってそのフミタケに拍手を送ってくれた浦和サポが相当数いたことは記憶しておくべきだろう。フミタケであればこそだと思うが、僕はこれでちょっと目頭が熱くなってしまった。

勝ちきれなかったことに不完全燃焼感が残ったが、久しぶりに「戦う」FC東京を見た気がする試合だった。
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【Jリーグ第32節】FC東京×横浜

2006-11-23 20:33:31 | FC東京
アウェイで負けた後のホーム、踏ん張りどころのゲームである。前日の予報では午後から雨だったが、今日になってから雨はなくなったようだ。寒くなりそうなのでハイネックの上にトレーナーを着た上に、グラウンド・コートを重ねて味スタを目指した。

当初の情報ではU21の韓国戦を戦った梶山、伊野波を休ませ、最終ラインには鈴木、ボランチには宮沢を起用するという話だったが、実際には鈴木は控えにまわり、今野を最終ラインに下げ、宮沢と三浦のダブル・ボランチという布陣になった。

結果としては19分にPKであげた得点を守りきれず、残り15分で逆転を許した残念なゲームだった。まあ、攻めてはいたもののPK以外にはチャンスに得点を決められず、後半の残り15分は防戦一方だったので、いずれは失点する展開だったのかもしれない。前半、1点とった後、何回かあったチャンスで追加点を奪っていれば流れも変わっていたのだろうが。

敗因の一つとして、今野を最終ラインに下げたことがあると思う。今野の攻撃参加、得点力は東京にとっては大きな武器。さすがの今野も最終ラインからでは効果的な上がりは見られなかった。増嶋はもちろんまだ危なっかしいところも多いが、ここで使い続けて成長させなければならない選手。梶山をあれだけ我慢して使い続けているのなら、増嶋も茂庭のいない今、残留も決まったこの局面で、脱皮できるかどうかを試す絶好のチャンスのはず。CBはジャーンと増嶋、ボランチに宮沢と今野で普通によかったのではないか。

もう一つ、1点リードした状態で、後半選手交代のタイミングを逸した。このまま1-0で勝てそうか、守りに入るか追加点を狙いに行くか、流れを見ていたのだと思うが、どうせノリオを投入するならもっと早い時間帯に決断して、残り時間の試合の流れを自ら作り出すべきだった。ノリオ、平山と、切るべきカードはちゃんとあるのだから、受けにまわったのは失敗だろう。試合を支配するという強い意志に欠ける采配だったと言われても仕方ないのではないか。同点になってから平山入れたんじゃ遅いだろ。

あと、ノリオを入れるときに石川を下げて戸田を残したのも今ひとつ分からない。今日の石川はGKにセーブされたもののダイレクト・ボレーを枠に飛ばすなど当たっていた。戸田の神出鬼没さは武器の一つだが、交替の意図が曖昧になってしまったのではないかと思う。

採点。
土肥(4)、徳永(5)、ジャーン(4.5)、今野(4.5)、藤山(4.5)、三浦(4.5)、宮沢(4)、石川(4)、戸田(5)、馬場(4)、ルーカス(4.5)

リーグ戦も残り2試合。マジで浦和に目の前で優勝を決められる可能性が高くなってきた。ガンバにも川崎にも勝ってしまった手前、浦和には是が非でも勝たなければならない。日曜日、我々としては勝手に天王山だ。

ところでさ、なんで火曜日にU21日韓戦みたいな余計な日程を入れるのかな。もともと今週は祝日があって週央(木曜日)にリーグ戦のある変則英国週間なのに、その週の火曜日にU21とはいえ代表試合を組むとはどういう了見なんだ、いったい。おかげでうちとしては梶山と伊野波を休ませなければならなくなった。伊野波に至ってはアジアカップ予選にも召集されており、2週間ほど休みなしだ。どうせやるなら1週間前か後ろにずらせばいいだろう。JFAの良識を疑う。
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【Jリーグ第31節】磐田×FC東京

2006-11-18 22:49:28 | FC東京
Jスポーツの中継を自宅で見た。完敗というしかない。ていうか福西にやられた。失点多すぎだろ。特に試合開始直後とか後半開始直後とか。これって集中とか何とかそういうメンタルな問題じゃないのか。あるいは試合がまだ流動的な段階でのマークの確認とか敵の出方の見極めとか、そういう戦術的な問題なのか。いずれにしてもこれだけ毎回同じ失敗を繰り返して修正できないのは監督の責任だと思う。

あと、今日は戸田の決定力のなさが如実に露呈した。まあ、戸田は初めからそういう得点効率の悪い選手なんだから仕方ないし、あのポジションに出没できるセンスと運動量はほめるべきだと思うけど、せめて1本は決めておいて欲しかった。それも点差が開く前に。あれだけチャンスをムダにし続けたらそりゃ流れも悪くなるだろう。

今日は馬場がちょっと頭に血が上って効果的なキープができていなかったと思う。梶山もあまり存在感がなかった。今野がよかったのは当然として、徳永は最近よくなりつつあるんじゃないか。今日はとにかく守備がバラバラで、選手交代も後手に回り、これじゃ負けるよなという試合だった。ルーカスが「名誉の1点」を決めてくれたのがせめてもの救いだった。

テレビ観戦だったので参考採点。
土肥(4)、徳永(4)、増嶋(5.5)、伊野波(5)、藤山(5)、今野(3.5)、梶山(4.5)、川口(4.5)、戸田(5)、馬場(5)、ルーカス(4)

今日はJスポーツの解説が原ヒロミだったので面白かった。2点目入れられて、「これくらいの方が目が覚めていいんじゃないですか」には笑った。折しも某紙では来季の東京の監督に原ヒロミ復帰という報道が出ているが、それを別にしても愛情のこもった解説は嬉しかった。

ただ、来季の監督が原ヒロミというのはどうなんだろ。いや、もちろん原ヒロミが復帰してくれれば嬉しいよ。大歓迎なんだけど、それじゃあ今季は何だったのかと。原ヒロミから学べることは学んだ、FC東京は次の局面へ飛躍するのだと心に決めて涙ながらに原ヒロミと別れ、ブラジル人の監督を呼んで慣れないポゼッション・サッカーを目指した、あの決意と覚悟は何だったのかと。

で、それがちょっと上手く行かなかったからってシーズンの途中で監督を代え、ようやく残留が決まったと思ったら原監督復帰はないだろう。しつこいようだが僕は原ヒロミの復帰がイヤだとかダメだとか言っているのではない。だが、この局面で結局原ヒロミに戻ってもらうのなら、今季の迷走が何だったのかをはっきりと検証しなければならない。これはフロントの問題だと思う。

僕としては問題はガーロではなく、自分たちが呼んできた監督を信用できず、チームを作り替える産みの苦しみに我慢できず、半年でそれを簡単に放り出してしまったことの方にあったのだと思う。ガーロが目指していたもの、フロントがガーロに託したものが結果としてFC東京というクラブ、チームに合っていたのかどうかはまた別の問題だが、何であれいったん方針を決めてやり始めたことを、足許の成績が少し悪いからと言って投げ出したのでは何も変わらない。僕としてはそこのところにすごく幻滅を感じたシーズンだった(まだ終わってないけど)。

前にも書いたと思うけど、フロントは、そして僕たちは、ポゼッション・サッカーが半年程度で簡単に手に入ると思っていたのだろうか。そうでないのなら、少なくとも1シーズンはガーロに預けてみるべきではなかったのだろうか。ガーロを切るならそれからでも遅くなかったはず。そしてもし、僕たちが本当はポゼッション・サッカーなんて初めから欲しくもなかったのだとすれば、ガーロを呼んできた時点でフロントの判断は既に間違っていたのだ。

繰り返すが、原ヒロミ復帰があるのなら僕は歓迎する(まだ本当かどうか知らないけど)。だけどフロントは今季の強化、編成を自ら厳しく総括するべきだ。あのアモローゾ獲得失敗も含めて(あんなヤツ来なくてよかったけどさ)。

ああ、あと、ワシントン。正直すまんかった。悪く思わないでくれ。
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