自営業者,零細会社の代表者の収入の設定は難しい。税金のことを考えると,ほどほどに抑える必要がある。ほどほどに抑えると,法律関係では,養育費や婚姻費用などでは安く済んでよかったという話になる場合もあるが,逆に,交通事故の休業損害や逸失利益の賠償でも安くなって損することもある。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 15:40
自営業者,零細企業の収入の設定の話の続き。低く設定しても,証拠をちゃんと残して,弁護士が頑張って主張・立証すれば,確定申告上の収入より高く認定されることもあります。弁護士として言いたいことは,とにかく証拠を残すことと,弁護士に追いつめられる前に早めに相談しろってことです。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 15:44
離婚のとき,法律上必ず決めなきゃならないことは,①離婚すること,②親権。決めるべきことは,③養育費,④慰謝料(不貞とかDV等),⑤財産分与(婚姻中作った財産の分配),⑥子との面会の回数と方法等,⑦年金分割です。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 15:49
離婚のときに決める養育費,慰謝料,財産分与は,弁護士に頼むと相場が上限となる。相場以上にほしいときは,弁護士を入れず,自分で交渉する方がいい。自分で交渉できない場合と,相手が相場以下しか払わないというときだけ,弁護士を入れるべきです。僕はそう言って一端は自分で考えさせます。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 15:52
離婚のとき,相手が養育費,財産分与,慰謝料の相場は払うと言っているか,何と言うかわかないときで,自分で交渉するのがどうしても嫌だという場合にじゃないときにに,弁護士に相談行って,弁護士に頼むと,結局,弁護士費用の分だけ損する。本来は,子のためにそのお金は残しておくべきだと思う。
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 15:56
離婚のときの,養育費の相場は,courts.go.jp/tokyo-f/vcms_l…
— 井上 伸(弁護士) (@nobiben) 2016年9月22日 - 16:02
を見ればわかる。慰謝料の相場は不貞で200万円~300万円(婚姻関係の悪化状況,自分が悪い所が多い,別居後の不倫等の事情ががあれば,これより下がる。)。財産分与の相場は,婚姻後作った財産の半分。