オモシロ&役立ちの歯科医療情報館

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パーキンソン病患者由来の幹細胞を治療法開発研究に役立てる(ニューヨーク州立大学バッファロー校)

2012年02月14日 23時12分35秒 | 生命科学(iPS・ES)

 パーキンソン病患者の皮膚細胞から作製した多能性幹細胞を用いた研究の成果が明らかになった。こうした幹細胞の作製は、実験室でパーキンソン病を詳しく研究するための有用な手段といえる。詳細を報告する論文が、今週、Nature Communicationsに掲載される。

 J Fengたちは、Parkin遺伝子に変異のある2人の患者の皮膚から繊維芽細胞を採取した。Parkin遺伝子は、劣性遺伝性パーキンソン病において変異が見られる遺伝子だ。

 Fengたちが、この繊維芽細胞を再プログラム化して誘導多能性幹細胞を作製し、この幹細胞を中脳ドーパミン作動性ニューロンに分化させたところ、このニューロンには、酸化ストレスの特徴とドーパミンの放出と取り込みの異常が見られた。そして、Fengたちは、このニューロンに野生型Parkinタンパク質を導入することで、このニューロンの「表現型」(観察可能な特徴と形質)を救済できることを発見した。

 こうした細胞を作製することは、パーキンソン病研究を促進し、この疾患の治療に利用しうる化合物のスクリーニングにも役立つ可能性がある。(Nature Communications 2012年2月8日)

http://www.nature.com/ncomms/journal/v3/n2/full/ncomms1669.html

http://www.natureasia.com/japan/highlights/details.php?id=1653

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心停止肺移植へ準備加速 スペインなど“先進地”を視察 ガイドライン作りに反映(岡山大学病院)

2012年02月14日 14時33分16秒 | 医療

 岡山大病院肺移植チームは、国内では例がない「心停止肺移植」の実施に向け、2、3月の計2回、海外視察を行う。第1陣は大藤剛宏肺移植チーフらが15日、“移植医療先進地”のスペインへ出発。3月にはオーストラリアの医療機関を訪問する。現地の移植医から摘出臓器の維持法といった脳死とは異なる移植手順の情報を得て、国内のガイドライン作りに反映させる狙いで、数年後の初実施を目指す。

 国内における心停止肺移植は法律で禁止されてはいないが、ガイドラインや臓器の斡旋あっせんシステムがない上、延命治療の過程で肺の状態が悪化するなど、実質的に実施できない状態。しかし、2010年に改正臓器移植法が全面施行され、脳死ドナー(臓器提供者)が急増する一方、移植希望者に十分行きわたる状況にまで至っておらず、一部の移植関係者が可能性を探ってきた。

 大藤チーフは「わが国の肺移植技術は世界トップレベルで、技術的には『心停止』も可能。視察で準備を加速させたい」という。

 スペイン視察は15〜23日、同大病院の麻酔科医や移植コーディネーターら5人がマドリード市内の病院などを訪れる。大藤チーフによると同国では3年ほど前から、心筋梗塞で搬送中に心停止した患者らをドナーとする心停止移植を実施。現地の移植医から摘出した肺を専用装置につなぎ、体外で生存状態を維持する「体外肺灌流かんりゅう(循環)技術」や臓器の冷却法などを学ぶ。

 3月中旬には、大藤チーフがかつて留学し、心停止肺移植を行っているオーストラリア・メルボルン市の病院に、岡山大移植医候補の呼吸器外科医ら7人が訪問。この病院が昨年行った肺移植75件のうち、心停止は17件で、生存率などの成績は脳死(58例)よりも良好という。

 視察後、大藤チーフらはガイドラインの素案を作り、年内にも国内7カ所の肺移植施設に提示。承諾が得られれば、「日本肺および心肺移植研究会」など関連学会の協議と並行し、斡旋システムを構築していく。

 大藤チーフは「移植を受けられる患者はまだまだ少ない。一刻も早く体制を整え、多くの患者さんを救いたい」としている。(山陽新聞 2012/2/14)

http://iryo.sanyo.oni.co.jp/hosp/h/055/c2012021410431563

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生後2か月から「ワクチンデビュー」を(国立病院機構福岡病院)

2012年02月14日 14時27分24秒 | 

 国立病院機構福岡病院の岡田賢司統括診療部長はこのほど、東京都内で開催されたワクチン予防医療フォーラム(後援=日本小児科学会、第一三共)で講演し、ワクチンの本来の恩恵を十分に受けるために、接種は生後2か月から開始する必要があると強調した。

 岡田氏は、「いいワクチンがあっても、発症する前に接種しなくては意味がない。インフルエンザ菌b型(Hib=ヒブ)、肺炎球菌共に発症のピークは、生後6か月から7か月だ」とした上で、それまでに3回の接種を終わらせるためには、生後2か月からの接種と同時接種を行うことが必要だと指摘した。

 岡田氏はまた、「お母さん方に生後2か月からの『ワクチンデビュー』を説明することができればいいが、1か月検診の多くは産婦人科医がやっている。わたしたち小児科医が、お母さん方に接触するのは3、4か月検診が初めてになる」と現状を説明。こうした中で、「新生児訪問で保健師さんが、ワクチンを早く打った方がいいですよと説明していただきたい」と述べ、早期のワクチンデビューに向けた保健師の役割に期待を示した。(2012年2月13日 キャリアブレイン)

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36604.html

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長寿・沖縄が“肥満県”!? 地域に「健康格差」 国民健康・栄養調査(厚生労働省)

2012年02月14日 13時45分53秒 | 健康づくり

 長寿県として有名な沖縄、一方で“肥満県”!? 厚生労働省の国民健康・栄養調査の5年分(平成18〜22年)の分析から地域の「健康格差」が明らかになった。ただ、若い世代の食生活の乱れは全国共通の課題のようだ。(戸谷真美)

◆理由は「不明」

 「健康や太ることを気にしない人が、特に男性は多いかもしれない。移動はほぼ車。自転車に乗る人も大人では少ない」。沖縄県糸満市の調理師、東江真輝(あがりえ・まさき)さん(29)の印象だ。

 厚労省の分析によると、男性の肥満者(20〜69歳、BMI=25以上)の割合が45・2%(全国平均31・1%)の同県。脂質エネルギーの摂取比率の目安(成人)は20〜25%だが、沖縄では3人に2人がこの基準を超え、30%超が4割近い。

 同県健康増進課は「脂肪分を取り過ぎるのは以前から認識しているが、正確な理由は分からない」。考えられるのは、(1)気温が高く食材が傷みやすいため、油で揚げる調理が多い(2)煮物、蒸し物といった料理が家庭で一般的でない(3)米国の食文化がいち早く流入した−ことなどがあるという。

 長寿県として知られるが「昔はイモを主食に食べたり、肉を煮るにも何度もゆでこぼすなど手間をかけたりする人が多かったが、若い人はそこまでする人は少ないのでは」(同課)。県では飲食店に情報提供を行うほか、幼児期から食育に力を入れるなど改善に向けた施策を展開している。

◆野菜が身近に

 同じく長寿県の長野県。1日の野菜摂取量は20歳以上の男性で379グラム(全国平均301グラム)、女性も353グラム(同285グラム)で全国トップだ。男性の肥満者の割合も全国で8番目に低い。「農業県なので家で作ったものを食べ、直売所も多い。野菜を身近に感じている人は他県に比べて多いかもしれない」と県健康長寿課。お茶のお供にも煮物や漬物など野菜が出される。ただ、塩分が過剰なのに加え、「野菜がたくさんとれているのは50代以上」。県の19年の調査では、60代が1日450グラム以上の野菜を食べていたのに対し、20〜40代では約260〜310グラムにとどまる。

 肥満者の割合は22・1%と全国一低い山口県。県では食生活が乱れがちな20、30代向けに事業所でセミナーを開くなどしているが「生活習慣に特徴は思い当たらない。少し意外な結果でした」(同県健康増進課)。

 ただ、県の22年の調査では「自分の適正体重を知っている」人が76%、「質・量ともにバランスの取れた食事をとるよう心掛けている」人も65%と、食生活に対する意識は高かった。

■地域差は縮小傾向

 青森県立保健大学の吉池信男教授(栄養学)は「今回の厚労省の分析結果は標本調査であり、サンプル数も限られているのであくまで目安」としたうえで、「20年前に同じ比較をやっていたら、もっと地域差は大きかったはず。特に若い世代では地域差は縮小傾向にある」とみる。沖縄県の肥満者の割合の高さについては「遺伝的な背景が違い、BMIが高いから即不健康とは言いきれない」と指摘。グラフの値を中心に示した横軸はサンプル数の違いなどによる誤差範囲(短いほど値の精度が高い)。「誤差を含めて考えれば、現時点で上位には入っていない地域も順位が上がる可能性は高い」と注意を呼び掛けている。

 【用語解説】BMI…体格指数。体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った数値。日本肥満学会の判定基準では22を標準とし、25以上を肥満としている。(産経新聞 2012年2月14日(火))

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120214-00000523-san-soci

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HIV-1を抑制(フランス、アメリカ)

2012年02月14日 04時57分27秒 | 感染症

 SAMHD1は、ある種の免疫細胞へのヒト免疫不全ウイルス-1(HIV-1)感染を抑制することが知られているタンパク質だが、それは宿主細胞中で、DNAを構成する基本的成分であるdNTPを分解するためであることが明らかになった。

 樹状細胞やマクロファージといった造血系免疫細胞は、SAMHD1が発現されているためHIV-1の感染効率が低い。

 Margottin-Goguet、Landau、Kimたちは、SAMHD1がHIV-1の複製を阻害するのは、マクロファージの細胞内dNTP量を制限するからであることを明らかにした。

 dNTPはDNAの構成成分であり、HIV-1は複製周期の中間段階で宿主細胞のdNTPを必要とする。このヌクレオチド欠乏は、DNA中間体を経て複製するHIV-1や他のウイルス感染から細胞を守る一般的機構である可能性がある。(Nature Immunology 2012年2月13日)

http://www.nature.com/ni/journal/v13/n3/full/ni.2236.html

http://www.natureasia.com/japan/highlights/details.php?id=1658

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