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そんなことをして何になります?

きょうの世界 4月8日 町田巨人軍よ・・・

2010-04-09 03:13:16 | きょうの世界
 昨日、僕がよく出入りしている掲示板のコテハン『町田巨人軍』が、犯罪予告をして逮捕されるという事件がありました。テレビニュースでも報じられたので知っている人は多いんじゃないでしょうか。

 町田巨人軍は板内では有名なコテハンの一人で、よく「不謹慎」な書き込みをしていました。ですからたとえ彼が「犯罪予告」のようなことをしたところで、板にいる人間はまず彼が本当に実行するとは思いません。しかしそれが通用するのは、あくまで彼のキャラクターを共有している人たちの中だけの話。外部の人には彼のこれまでの性質など無関係になるわけです。もちろんそんなことは百も承知なので、この手の書き込みは逮捕されるライン(日時や場所を具体的に指定するか否か)に引っかからないにされることが多いです。

 しかし今回、彼はそのラインを超えたスレを立て、逮捕されてしまいました。恐らく今回のスレ立ても軽い気持ちで立てたものなのでしょう。今、彼が何を思っているのか分かりませんがこんなことになってしまった以上は、しっかりと反省(もちろんラインを超えたことなんかにじゃなくて、そもそもこんなスレを立てていたことに対して!)して今後は生きていってもらいたいですよ。開き直ったり自暴自棄になってしまったら、それこそ本当に負けです。

 あと言いたいのはそもそも不謹慎スレとか日時や場所を指定しない犯罪予告も本質的には同じことですからね。こういう書き込みやそれを面白がる人間が減らない限り、ネットメディアはどうしても信用されるものになりえない。

 さてきょうの世界です。昨日、今日と2日間気温が低かったのでBSは降雨対応放送に。だから画面が見にくくてしょうがない。なぜ気温が低いと映らないのか全くもって意味不明。

 核兵器なき世界に向けてまた新たな一歩。アメリカとロシアが日本時間午後7時過ぎプラハで新たな核軍縮条約に調印。今回調印された新たな核軍縮条約では核弾頭の数の上限が2200発→1550発、運搬手段の数の上限が1600→800に。期限は発行から7年以内で批准には双方の国の議会での承認が必要。

 高尾潤記者と中継。アメリカではオバマ大統領にとって就任後初めて外交の成果と言われている。しかし批准のためには議会上院の3分の2の賛成が必要であり年内にこの条約を批准させるのは簡単なことではない。対立が強まっている共和党との信頼関係の構築には時間がかかるだろう。調印後の記者会見でオバマ大統領は核軍縮と共に核テロと核拡散を防止することが欠かせないと述べた。またイランに対してロシアと足並みを揃えて国連で新たな制裁を課すことに自信も。

 政権獲得後、冷え込んでいた米ロ関係の修復に努めてきたオバマ政権。しかしブッシュ政権時代にアメリカが推し進めたヨーロッパでのミサイル防衛計画をめぐって、対立が続いていた。こうした中アメリカはミサイル防衛計画の見直しを発表、ロシアはこれを譲歩と受け止めて今回の調印につながった。

 傍田賢治記者と中継。かつての大国の地位を取り戻したいロシアにとって核兵器は唯一アメリカに渡り合えるモノ。一方資金力、技術力の不足からそもそも維持するのが難しいという現実もある。ロシアはアメリカは核軍縮を通常兵器で補おうとしていると見ている。コソボ紛争の際拒否権があっても、NATOの爆撃を止められなかったことがロシアの危機感を募らせる契機となり、アメリカのように資金力のないロシアでは核兵器は防衛の大きな手段であり、今後どこまで核軍縮できるかは不透明。

 一橋大学秋山信将准教授登場。START1から比べると70パーセント、モスクワ条約からは30パー削減されている。両国の関係を維持する上で、核兵器への依存を減らすという合意となった。また憲章を復活させより信頼性を高める。また下2桁50という数字は両国の妥協の産物で、あまり意味はないと思われる。1550という数字そのものより核兵器を削減することに同意したというトレンドの方が重要。議会での批准に関してロシアはあまり問題なく、アメリカのほうが問題。医療保険改革問題等で共和党との対立が高まっているので難航する可能性がある。

 キルギスでバキーエフ政権が事実上崩壊。野党が暫定政府樹立を宣言。
キルギスは中央アジア南東部の国。首都ビシケクにはアメリカ軍が駐留し、戦略的拠点としている。野党側の指導者オトゥンバーエワ氏はアメリカ軍の駐留を引き続き許可すると発表。

 ロシアとポーランドの間に横たわる歴史問題"カティンの森事件"から70年。
この事件では1940年旧ソビエトの秘密警察が2万人とも言われるポーランド軍の捕虜を虐殺したと言われている。今回プーチン首相が初めて違例式に出席。ロシアではカティンの森事件を描いた映画を国営テレビで放映したり、有識者による討論会も放送するなどかつてない対応を見せている。ロシアが歩み寄りを見せる背景には、ロシアがヨーロッパと関係を強めたいという思惑がある。プーチン氏は過去にとらわれず未来志向の関係を築いていくよう求めた。これに対してトゥスク大統領は一定の評価をしながらも、事件は国民にとって忘れられないものでありロシアに資料の開示などを求めていく姿勢。

・バグダッドでアメリカ軍が市民を一方的に攻撃した映像が市民団体によって公開された。
・ユナイテッド航空の旅客機内のトイレから煙で戦闘機が発進。乗客が靴に火をつけていると冗談で答えたため。実際はトイレで煙草を吸っていただけでカタールの外交官だという。しかしお咎めはない模様。
・イギリスウィリアム王子がまもなく婚約か。王室予定表の6月3日、4日が空白になっていてこのときに発表されるのでは?。
・イギリス議会総選挙に向けネットを使った選挙戦。保守党のキャメロン氏はYoutubeがお気に入りでサマンサ夫人がよく登場。またGoogleに載せる広告を政治家がこぞって買いあさっている。選挙後は以前の選挙戦を懐かしく思うかも?

 今日の特集 世界が注目・急成長するASEAN経済
 ASEANの首脳会議が今日からハノイで始まった。世界的な金融危機からでいち早く回復を見せるASEAN。2009年の金融危機で日本、アメリカ、EUが軒並み成長率がマイナスになる中、なんとかプラス成長を維持。これを引っ張るのがASEAN最大の人口を誇るインドネシアと最も経済成長率が高いベトナムだ。

 インドネシアでのオートバイの販売はかつてないほど好調で2010年の販売予測は650万台に上る。その中で日本メーカーが99パーセントのシェアを占める。値段は決して安くはないが低所得者でもローンを組んでオートバイを買うようになってきている。

リアン・サフトラさん「オートバイを買うことがずっと夢でした。」リアンさんは1年前事務所の清掃の仕事に就くことができたが、給料はつき1万円。半分はローン支払いに消えてしまう。しかしリアンさんは楽観的。「経済状況の先行きは良い。」
インドネシアで大きなシェアを獲得しているある日本メーカー(ヤマハ)では工場を20時間可動。今後もどんどん増産していく。

 ベトナムの首都ハノイではあちらこちらで公共事業の工事が行われている。金融危機で経済成長は一時止まったが、政府の景気刺激策が功を奏して経済は活発。
ブーチャン・トゥ・チャンさん。はホテルに勤めている。「客室の稼働率が上がり給料、ボーナスも上がり仕事にやりがいがある。」しかし生活は改善されていない。政府の景気刺激策がインフレを引き起こしているからだ。野菜が10~15パーセント。牛肉は40パーセントも値上がり。
チャンさんは夫と娘の3人家族。給料が上がる以上のインフレで、ガソリン代がかかるのでバイクでの外出は控えるようになった。今後はインフレ抑制が大きな課題に。

山田真理記者と中継。マレーシアではいち早く舵を切り四、年ぶりに金利を引き上げ。一方ベトナムでは景気刺激策の続行を求める声が大きい。共同の出口戦略の道を見出すのは難しい。
 今回の会議ではASEANの更なる統合に向けた動きを加速させる。中国、日本、韓国などとFTAを結ぶことで域外との連携を深めアジア経済のハブとなり、投資を呼び込む狙いも。

 燃料を一滴も使わずに太陽光発電だけで飛ぶ飛行機が、7日スイスで飛ばされた。重量が車一台分と非常に軽い。研究チームの次の目標は日中に充電し夜間飛行も出来るようにして世界一周。

時事英語。「Confederacy」 南軍


 ASEANのニュース。僕の大学にもベトナムからの留学生がいますが実に勤勉です。まあ感心してるだけじゃ駄目なんですが。

 さて時事英語のニュース。バージニア州知事がConfederate History Month(南軍歴史月間)の制定に言及したというものですが、どうもアメリカはこのような動きが多いですね。このことについてはまた調べたいと思います。



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