温泉マーク♨と煙突

2016年12月20日
僕の寄り道――温泉マーク♨と煙突

地図記号の温泉マーク♨を改訂しようという取り組みがあるそうで、反対の声も上がってニュースの話題になっていた。改訂しなくても良いとは思わないけれど、従来の温泉マークに入浴する人物を組み合わせた折衷案は好きになれない。

戦前期(昭和3-10年)と高度成長前夜(昭和30-35年)の駒込地図を見ていたら妙義坂の銭湯「亀の湯」の場所に煙突マークが置かれていた。地図記号はランドマークなので、遠くから銭湯があるとすぐわかる煙突マークは街頭風景がすぐ目に浮かぶ。

青空にそびえる「亀の湯」の煙突と、煙突マーク付き地図を並べると見事にリンクし、市街地から銭湯以外の巨大煙突が消えることによって、煙突マークは見事に有効な地図記号になっているが、バブル期(昭和59-平成2年)以降の地図では妙義坂から煙突マークが消えている。だが「亀の湯」と煙突はいまも健在で、昔の地図の方がピンとくる。地図と記号と現実世界の関係は難しい。


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