電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
寸法
2016年10月11日
僕の寄り道――寸法
「…とまあそういう寸法になってるってわけよ」
時代劇など見ていると悪巧みをする者たちがつかう紋切り型のセリフに「寸法」が出てくる。この場合の「寸法」はサイズではなく「段取り。もくろみ。計画。」のことだ。
商品の寸法は計画を立てて決められている。Inateck という会社がフェルト製のアクセサリー収納用ケースを出しているのを Amazon で見つけた。どういう小物を収めさせようかと検討する際に、きっと電子辞書の大きさも考慮されたに違いないと思い、599円と安いので注文してみたら、思惑通りキングジムの折りたたみ式小型ワープロ pomera DM25 にぴったりだった。
買い物ポイントがたまっていたので三省堂必携類語実用辞典(1,000円)と交換してみた。片手で引ける大きさだというのが気に入って注文したのだけれど、持ち歩いているスマホと並べるとぴったり同サイズなので妙にポケットが嬉しい。片手で扱える限界サイズで商品を作ったら、必然的にこのサイズに落ち着くという寸法になっているのだろう。
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