【スリバチヤマノボレ】

【スリバチヤマノボレ】

静岡県清水。
5月3日、友人が主催する『清水ふるさと塾』早朝散歩で秋葉丘陵を歩き鹿島神社から戦時中高射砲陣地だった擂鉢山に戻るため、「袖師ふるさとの路39番」の登り口を友人の先導で歩いた。

朝露にズボンの裾を塗らしながらほんのちょっと歩いたら、見事にさっきいた擂鉢山頂上に出てしまい山道ってすごいと感動する。


亡き母は子どもの頃お使いで清水にある柏尾峠を越えたことがあるといい、平地を歩くよりその方が早く目的地に着けたからだという。
江戸時代になって幕府によって山の情報伝達網が押さえ込まれる以前は、山の道を知る者達によって驚くほど早く各地に情報が行き渡ったといい、たかがちっぽけな秋葉丘陵でさえ山道を知る友人とは競争しても敵わない。

登山には興味がないけれど里山の踏み分け道歩きには興味が尽きない。

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