ディメンシアへの想い

認知症になってもフツーに暮らせる社会の実現に向けて医療・介護・生活に関する情報発信

認知症サポーター養成講座の功罪

2017-01-04 17:06:34 | コラム

認知症サポーター数は800万人(8,048,676人)だそうだ。国民の12人に1人の割合になるのか。

認知症に関心を持つ人が増え、地域で支えようというする裾野が広がっていることは確かである。

ただ、問題なのは認知症を正しく理解していないという現実もある。

先日、サポーター養成講座を受講した学生さんがボランティアで施設に行ってきたときの感想を話していた。

「講座で医師から聞いた認知症の人と全然違う・・」と。

最近でこそ、認知症の本人がいろんなところで話をする機会が増えて、軽度であれば環境調整できれば普通に暮らすことができることが知られてきつつあるが、「認知症」と診断された人は当事者能力がなくなるかのような誤解は依然としてある。

メディアで登場する認知症のご本人に、「あれは認知症ではない」という医師がいるのも事実である。

これは、認知症に限らず、様々な病気や障害でも同様のケースが多い。つまり、医学的な症状が全てであるかのうような。

当事者が発信しない限り、これらの誤解はなかなか無くならないように思うが、誤解や偏見があるのでカミングアウトするには相当の勇気が必要である。

病気や障害の種類ではなく、日常生活でどのような困りがあるのか、どういう配慮をすれば普通に対処できるのか、そのことをお互いが知る環境づくりが大切だと思う。

 

 

 

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