ディメンシアへの想い

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フェルラ酸の体内での利用率を高めるにはどうすれば・・・

2017-06-17 08:26:23 | コラム

サプリメントに使用されるフェルラ酸は、大多数はフリーのフェルラ酸を採用している。

20%だけをγシクロデキストリンで包接したものがあるが、以前のブログでも書いたように、包接することで体内での利用率が効果的に向上しているわけではないと推察する。

γシクロデキストリンは、脂溶性の成分の吸収を向上されるためには有効とあるが、そもそも水溶性の成分であるフェルラ酸に使用する意義は何かと考えてしまう。

シクロケム社のホームページに「フェルラ酸の溶解度の変化はCDの種類によって異なり、αCDが最も効果的にフェルラ酸の溶解度を上昇させた。」とある。グラフでもあるようにγシクロデキストリンが最も低値を示している。

どのような理由でγシクロデキストリンを選定し、20%だけを包接したのか、とても興味深いところである。

大手企業も使用しているフェルラ酸、誰もが代謝時間が速いことはやむを得ないこととわかっていることである。

あれこれ手を加えるより、単に摂取する回数を増やせばいいだけではないかと考えてしまう。

あとは、フェルラ酸は短時間でほとんどが肝臓で代謝されるので、初回通過効果を受けずにすむ(吸収された薬は肝臓を通らずに直接体循環へ移行する)口腔粘膜から吸収されるような形態にするのもひとつではないか。

 

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2 コメント

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初めまして (真実)
2017-06-17 21:45:05
全くその通りです。売るためのいろいろをしているだけです。
河野医師はサプリメントは売るだけで、なぜどのようにいいのかのしくみは全く理解していませんし、ご本人も「なぜだかわからないが良く効く」と言っています。


また、⑫の中で思うことがありましたので書いてみました。

1、「フェルラ酸は吸収から排泄までの時間が速く、生体利用率は極めて低いため、頻回に摂取しないと、効果が期待できないのではないか。」

「吸収から排泄までの時間が早いイコール生体利用率は極めて低い」にはならないと思うのですが。

2、「また別の報告でもフェルラ酸を高濃度に含むサプリメントを健康なボランティアに摂取させ、24時間尿を分析した結果、遊離のフェルラ酸の尿中への排泄率は摂取したフェルラ酸量の2~20%に過ぎなかったとある。」

体内での利用率が高いということです。

3、他のポリフェノールと同様にフェルラ酸は腸内細菌の影響でもフェルラ酸の吸収率の低下をもたらし、フェルラ酸の濃度にも影響しているとも。

フリーのフェルラ酸は胃で75%吸収されます。

4、「フェルラ酸抱合体として血液脳関門(B.B.B)を通過するのか、調べても文献が見つからない。」

http://ninchisho.info/2015ANM1.pdf
92.93ページを参照願います。

また、1、2、3についても書いてあったと思います。
前回紹介されていた「ANM176(r)は認知症の予防や改善に役立つ可能性がある」サイト中の、ガーデンアンゼリカの写真下くらいに「ANM176(r)が認知症の予防や改善に役立つ可能性についてPDF」の中の92.93ページあたりです。
147ページありますが、ぜひ!

以上です。
Unknown (真実)
2017-06-20 12:56:45
申し訳ありません。
先週まであった「ANM176(r)は認知症の予防や改善に役立つ可能性がある」がリニューアル中ということだそうで、なくなっていました!
「ANM176(r)が認知症の予防や改善に役立つ可能性についてPDF」も見られません。
とても詳しく書いてあったので残念です。

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