ディメンシアへの想い

認知症になってもフツーに暮らせる社会の実現に向けて医療・介護・生活に関する情報発信

認知症に効果があるとはどういうことか

2017-05-19 16:23:16 | サプリメント

「認知症に効く」「認知症予防に期待できる」等、サプリメントをはじめたとした様々な商品が販売されていますが、それらは、認知症の原因になる物質に関与するもの、血流を良くするもの、学習や記憶に作用するもの、神経伝達物質に関与するもの、等、いろいろです。またエビデンスについても試験管レベルの実験データから、ラットなどの動物実験や、ヒト試験など、様々な実証データがあるものがあります。

ただ、動物試験で効果が期待できる成分でも、人ではすぐに代謝されるものや血液脳関門を通過しないものもあるため、実際の効果は?というものも少なくありません。

また、〇〇病になると認知症になりやすい、だから〇〇病を進行を抑える作用のあるものは認知症予防に期待できると標榜しているものもあります。

脳内のごみ(アミロイドβ)が発生し固まることがアルツハイマー病の原因のひとつと言われていますが、このアミロイドβの凝集を抑制したり、排出したりする作用があるものは認知症の予防になると説明しています。

先日のNHKのためしてガッテンで睡眠の質をよくすることがこのごみを排出することにつながると話されていました。

睡眠の質を改善する作用のあるアミノ酸のグリシンやテアニンも認知症の予防になるということでしょうか。

たしかにテアニンについては、血液脳関門を通過できる物質とされており、神経伝達物質のドーパミンやセロトニンの濃度を変化させるので何かしらの体感は期待できるかもしれませんね。

ヒトでの臨床試験では、通常、改定長谷川式スケール、MMSE,ADAS-J等の評価を用いて有意差があるので認知症に効果があると説明しているものがありますが、

本人や家族にとっては、自分で買い物ができるようになった、外出する機会が増えた、趣味の編み物を再開した、とか、会話の中に名前を盛り込み、話かけてくれるようになった、自分の名前が書けるようになった、という何気ない変化が重要なんですよね。

もの忘れがあっても、どのように対処すればいいのか環境調整がしっかりできていれば、自分らしい生活が少しでもできるほうがいいですから。

 

 

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