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一日一句(368)






恋猫の静寂へ還ってゆくところ





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一日一句(367)






更衣渋谷の空のありどころ





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一日一句(368)






太宰忌の雨に降られてしまひたり





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一日一句(367)






一畳の極楽となる昼寝かな





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一日一句(366)






朴の花シーツを替へて寝る夜かな





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俳諧:猿蓑「鳶の羽も」の巻(5)


■旧暦4月1日、月曜日、、新月

(写真)金環日食

朝から、金環日食を観る。7時半の段階で、金環になっても、かなり明るい。改めて太陽のエネルギーの大きさを感じた。日本の金環日食は1987年の沖縄以来25年ぶりで、今回のように広範囲で見られるのは932年ぶりらしい。1080年になる。天体の記録は、古い文書に意外に残されている。たとえば、定家は『明月記』に1054年の超新星爆発の記録を残している。定家は、官僚だったので、同じ現象の前例も調べて、『明月記』に記録している。普段、世間が騒ぐものには、あまり関心がないのだが、今朝の金環日食は、なかなか良かった。

poetic collaboration "Fukushima" に新しい展開が。ここから>>>



まいら戸に蔦這かゝる宵の月   芭蕉

人にもくれず名物の梨   去来

■芭蕉の住居に人を住まわせ、なかなか、狷介らしい人物を配している。安東次男によると、梨は別名、妻無とも言われ(万葉集の歌に由来)、このとき、去来は、独身だったところに面白みがある、という。そこまで、考えて付けているのか、と驚いてしまった。去来44歳のとき、可南女を入籍したらしい。もと、遊女だったと伝えられる。芭蕉の弟子たちの、伴侶まで、興味を広げると、なかなか、面白いかもしれない。






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一日一句(365)






更衣子どもはわけもなく走り





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俳諧:猿蓑「鳶の羽も」の巻(4)


■旧暦閏3月18日、金曜日、、黒船祭(下田)

昨日深夜に雷が鳴ったそうだが、ぜんぜん、気がつかずに眠りこんでいた。起きたら、路面が濡れている。季節的には、一ヶ月遅れといったところなのだろうか。

9月に詩人の村松武司について、すこし、話すので、その準備作業に入った。同世代の詩人で、同じ「列島」に所属した鳴海英吉との比較ができる年譜から作成している。今回は、資料を読み込むのはもちろんだが、できるだけ、基礎資料を多く作成してみようと考えている。村松武司、福田律郎、鳴海英吉などは、日本戦後詩の黎明・源流に位置する重要な詩人たちで、その軌跡も、共通性がある。ウェブ環境がなかったせいもあろうが、人との交流が活発かつ濃密で、重要な出会いは、ほとんど、そこで起きている。戦後、共産党へ入党し、やがて離れるのも共通している。こうした共産党への入党・離党・除名などの現象は、日本だけではなく、たとえば、フランスなどの欧州でも、よく見られる。

romie lieとのpoetic collaborationに新しい展開が。ここから>>> 7月下旬に刊行される『脱原発・自然エネルギー200人詩集』(コールサック社)に、急遽、このコラボレーションが収録されることが決まった。海外からも、ビート詩人で自然環境保護運動に熱心なゲーリー・スナイダーなど、数多くの詩人の参加が予定されている。総勢251人の詩人による、英語・日本語併記の国際的なアンソロジーになる予定である。



たぬきをゝどす篠張の弓   史邦

まいら戸に蔦這かゝる宵の月   芭蕉

■狸の出没する様子から、廃屋などを想像している。時間の見定めと場所の設定が秀逸だと思う。俳諧の進展は、論理というよりも、連想が重要な要素なのだろう。
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一日一句(364)






日傘してうしろ隠るる老婆かな










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一日一句(363)






おのづから笑みこぼれたる新茶かな





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