一日四弦

デカダンレトリヲ次回は
冥土インジャパン 8月6日 日曜日、千葉アンガにて
いよいよ新音源放流です。

トリさんの話

2017-07-11 22:24:00 | 日々の事柄
母から時折、実家のトリの画像が送られてきます。
セキセイインコ、という種類です。

大きさとしてはこのくらいだ。



彼はまだ、若い。若鳥というやつです。
調子のいい夏場所を迎えているようで、はだつやも良く、羽もしっかりとしてプラモデルのよう。その気になれば口もきく。
インコ独特のくぐもった声で、『ゲンキカ?』と訊いてくることがある。


小さいながらしっかりと相手の目を見、おそらく個人を認識して、そうやって関わって来ようとする姿勢を見ると、トリに見習うべきところはたくさんある。
早寝早起きをして、よく食べ、よく動き、よく遊び、よく見ている。
私よりよほどロックな動きも、できる。






実家のトリは、これが何代目になるのだろう。


初代のトリが、すごかった。

人がオヤツを食べていれば襲いかかり、
それゆえ兄は隠れてオヤツを食べるようになった。

金魚の水槽のフチに止まっては中のミジンコをついばんでやがて落ち、引き上げたら足でオオカナダモを掴んで出てきた。

カゴからの外出を要求する時は、裂けるほどに股を開き金網に逆さにぶらさがり、金属をくちばしで弾いて前衛的な不協和音を出し続けた。

素行の悪さゆえ、母にわしづかみにされ、窓から放り投げられたトリを他に私は知らない。放り投げられたそのまま、空中で鋭角を描いて家の中に戻って来たんだけども。




あの彼女の小さい体は、大泣きしながら庭のどこかに埋めた。
とっくのとうに土に還って、だから、実家の庭にはやたらと花が咲き乱れるんじゃないかと、私は思っています。




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