三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

きょうのフリーマーケット戦利品

2018-02-23 20:48:33 | 日記
戦利品とはちょっと語弊があるかも知れません。要はフリーマーケットで発見
し購入した掘り出しお宝です。
6時過ぎに家を出て会場にまっしぐら。と言いたいところですが,途中華さん
食堂で朝食を摂りました。ここは安くておいしい。ご飯と豚汁でたしか180円
ほどでした。

さて,フリマ会場に着いたのは7時半頃でした。一周するとカメラが目に止ま
りました。ペトリの小型カメラです。全体の印象はコニカC35に似ていますが,
シャッターボタンなどはオリンパスペンに似ています。

価格を聞いて即断しました。ペトリをご存知ない方も多いと思います。特に,
デジタル世代の人は知らないでしょう。1.5流メーカと呼ばれていたそうです。
つまり,一流ではないが,二流というほど悪くはないということ。

余談ですが,カメラメーカには宗教的な名前が多いようです。
まず,キャノン。これは観音から来ていると言われています。
つぎに,オリンパス。この会社は元来高千穂と呼ばれていました。カメラを
輸出するにあたって,欧米人が受け入れやすいネーミングを考えて決めたそ
うです。高千穂は日本の神々の集う場所。では,ヨーロッパでは?オリンポス
ということでオリンパスになりました。
ペトリも同じで,使徒ペトロにちなんだものだったと思います。

さて,そのペトリのカメラを買ってさらに陳列商品を眺めるといくつかのそろ
ばんの中に面白いものがありました。

五玉2つ,一玉5つの算盤です。こちらも値段を聞いて即決。
実は数年前に熊本県で同様の算盤を発見したのですが,躊躇して買わなかった
ため,後悔していました。それがきょう見つかったわけです。買わずにはいら
れません。
でも,この算盤どういうふうに使うのでしょうか?インターネットで調べたと
ころ使い方というかその玉の数の理由として大きく2つあるようです。これから
調べてみたいと思っています。

そろそろ帰ろうかと思いつつ,お手洗いに行く経路にあったブースにバルナック
ライカらしいカメラが目に付きました。

値段を聞くと,目が飛び出しそう。その半額を提示しましたが,応じてくれませ
ん。それでもしぶとく交渉すると双方の中間の価格に落ち着きました。清水の舞
台から飛び降りるつもりでこれも買いました。
後にインターネットで調べたところ,どうもこれは偽ライカのようです。もと
より店主はライカのコピーだと言っていました。しかし,わたしはその作りの良
さからもしかしたら本物かもしれないと思った次第です。
レンズはヤシカのものが付いていました。

もう,帰らなければならないぎりぎりの時間になりました。車の方に行きながら
出展品を眺めるとテスターが見つかりました。

わたしは複数持っているので不要なのですが,知人が「やはりテスターはアナロ
グがいい」と言っていたのを思い出したのです。お土産に買って帰りました。

きょうはすっかり散財してしまいました。いや,それより深刻なのは「また,物
が増えてしまった。」
反省。