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宴の始末-II (4):ロシア、イラン、トルコによる安全地帯案浮上

2017-05-05 22:35:58 | 欧州情勢複雑怪奇

ロシア、イラン、トルコがシリアに4か所安全地帯を設置しようとしているようだ。

Russia, Iran, Turkey agree to set up safe zones in Syria
Source:Xinhua Published: 2017/5/5 8:22:08
http://www.globaltimes.cn/content/1045508.shtml

で、この3カ国がそれぞれギャランター(保証人)として、兵をもってって安全地帯を保護する、という立てつけのようだ。

場所はイドリブとホムスあたりで4か所。

国連のデミストラ特使も歓迎している模様。

問題点は、ロシアとイランはいいとして、トルコは自前のジハード主義者をつれてシリアに侵攻かけてる、侵略者チームの一員だという点。だから、こうするとシリアからすれば侵略者トルコに合法的な滞在を許してしまう。ここは大問題。

しかし、大問題だが、それは現にすでに起きていることだ、とも言える。

で、このプランがトルコの侵略の拡大の一里塚になるかどうかは現時点では不明だ、と。

むしろ、安定に寄与させられる可能性を探りませか、なのか、それともトルコとロシア間でジハードを巡ってすり合わせができているのかここは全く謎。現時点では、ロシア草の根、シリア草の根は、トルコを信じてませんから、何をしだすんだ、プーチン、ってんで疑心暗鬼状態。

 

Putin discusses de-escalation zones in Syria with Russia’s Security Council
http://tass.com/politics/944769

 

+の面は、アメリカにはいつものように、テロリストの仲間の議員らから、non-fly-zoneを作れ~とかいう声に押されてみたりという展開になりはしないかという情勢が常にある中で、トランプも、safety zoneを作るべきだとかフザケタことを言っている状況からすれば(アメリカにはシリア滞在の合法的理由は何もない)、北中東の3国が形を作った方がいいというのもわかる。

全体として、トルコに態度を表明させているとも言えるでしょうね。別の局面では、トルコはクルドを巡ってアメリカと対立しているので、トルコは現在四方八方無茶苦茶なので、これをどうやって落ち着かせていくかというのは、北中東の安定化にとっての大きなテーマだとも言えるでしょう。シリアというより、むしろトルコ安定化計画のようにさえ見える。

これといい、

黒海側:トルコ、S-400を買うかもよ

なんてか、ロシアじゃなきゃできねーよとしみじみ思うっす。だって、どっちもリスク取ってるのはロシアなんだもの。

そして、イランとロシアの関係が強化されていなければできない仕事でもある。

さらに、テロリストの尻拭いをしようとしないアメリカの代わりにお掃除してるとも言える。

しかし、西側のモラルは地に落ち、浮上できる見込みすらないことから考えれば、ロシアや中国、シリア、イランの人たちは明日は今日より明るいことは明白だという流れにいるとも言えるなぁとかも思う。並べてみれば、トルコもまぁこの中に入るでしょう。

 


 

 

 

 

 

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