狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

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李氏朝鮮の独立・近代化意欲の希薄さと、日韓併合時の日本の善政の一例・・・「『反日中韓』を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!」を読む(2)

2017-04-27 17:33:43 | 歴史修正
 次の本を参考に、韓国について、李氏朝鮮時代の独立・近代化意欲の希薄さと、日韓併合時の日本の善政の一例、そして現在まで続く韓国の事大主義グローバル化を記す。
 「『反日中韓』を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!」(著者:馬渕睦夫氏、出版社:ワック、出版日:2014/10/30)

 ・colonization…植民地。欧米の政策。収奪・搾取。繁栄させない。分断統治。
 ・annexation…併合。国力の違い故に同等の合併出来ず。日本の政策。繁栄させる。資本持ち出し(投資)。収支赤字。

 日韓併合後の韓国における日本の善政の一例 (及び台湾)
  日本は韓国に対して投資ばかりで赤字収支であった。また非分断統治をして、欧米の植民地政策とは正反対の政策内容であった。
    ・・・日本は朝鮮半島に学校、病院、裁判所、橋梁、発電ダム等を建造し、鉄道を敷き、港湾や道路を整備して、朝鮮半島のインフラを近代化した。

  日韓併合の前と後との韓国の比較の一例
   ・人口:980万人 → 2,500万人
   ・平均寿命:24歳 → 48歳(当時の日本人並)
   ・経済成長率: → 年平均4%
   ・小学校数:5校 → 4,300校(1943年、全村設立、ハングル語教育も実施)
   ・志願兵・志願者数: →3,000人(合格者406人、1938年制度導入)
               30万人(合格者6,300人、1943年)
                 ・・・1944年の徴兵制実施で徴兵された朝鮮人の殆どは実戦経験すること無く終戦。
                 ・・・靖国神社には、朝鮮人兵士3万柱が合祀

  朝鮮・京城帝国大学(現ソウル大学)と、台湾・台北帝国大学(現台湾大学)は、大阪帝国大学や名古屋帝国大学よりも先に設立した。
  朝鮮における警察官の殆どは朝鮮人であった。
 
  朴正煕・元大統領(朴槿恵・前大統領の父親)は、
   「日本の陸軍士官学校を優秀な成績で卒業していますが、回想録で日本の統治はおおむね公平だったと言っています。」(本書より)

 「征韓論」は征伐するのでなく、開国させようとするもの。
   ・・・冊封体制の中で宗主国としていた李氏朝鮮に対し、西郷隆盛出兵せずに開国を勧める為に自らが朝鮮に使節として赴く「遣韓論」を主張し、閣議決定も取り付けていた。しかし、結局は延期となった。(ウィキペディア「征韓論」、及び「新しい歴史教科書」(自由社)も参考)
 李朝の支配階級出身の役人・金玉均氏は、事大派に対する「開化派」を結成し、福沢諭吉の支援も受けて、宗主国の清からの独立と朝鮮の近代化を目指した。1884年に日本の協力も得て政権打倒のクーデター(甲申政変)を起こしたが、清の介入で失敗した。その翌年の1885年に、福沢諭吉による「脱亜論」が新聞に掲載された。その後、1894年に政権の王妃(閔妃)と「事大派」の刺客によって暗殺された。(ウィキペディア「金玉均」、及び「新しい歴史教科書」(自由社)も参考)
   …その翌年の1895年に、日清戦争で日本が勝利した事によって、清に朝鮮の独立を認めさせ、1897年から1910年の間、朝鮮史上初の近代国際法に基づく独立主権国家として、李氏朝鮮が「大韓帝国」と国号を変えた。(ウィキペディア「大韓帝国」参考)
 福沢諭吉は、ロシアの南下政策に対して、朝鮮の独立と近代化によって日本と共に対等な関係で協力する形で、東アジアを安定させる事を望んでいたが、朝鮮にその意志が薄い事を感じて、後に独立の気概が無い悪友とは付き合えないという事で、「脱亜論」に至った。(「新しい歴史教科書」(自由社)も参考)
 1953年の朝鮮戦争休戦協定時において、北朝鮮、ソビエト連邦、アメリカはサインをしたが、韓国はしなかった。また、軍の戦時作戦統制権も、2016年に韓国側に移管される予定であったが、まだアメリカ側にある様である。
 一方の北朝鮮主体思想(チュチェ思想)を持ち、グローバル化を拒否し、自主独立・自立精神が強い。
 1997年のアジア通貨危機の際、IMFの管理下に入り、公共サービスの民営化、大手企業の外資系化で、韓国のグローバル化が進んだ。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2017/04/27付:「一般的迎合親米保守に対しての逆説的な捉え方により『世界の根本』が見えて来る・・・『『反日中韓』を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!』を読む(1)」




「『反日中韓』を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!」 「『反日中韓』を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!」
   (著者:馬渕睦夫氏、出版社:ワック、出版日:2014/10/30)


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