空見日和

何がとび出すやら...
空見日和の軽~いお話

正木ゆう子/絶滅のこと伝はらず人類忌

2017-04-29 18:37:23 | 空見屋のスマホで絶句


正木ゆう子/ビニールシートこれをしも青といふか春

     /一木の鳴り出づるかに春の蝉
    
     /ひとすぢのオリーブオイル新緑に

     /まつすぐに来る螢火に道ゆづる

     /天つ水仰ぎて待てば虹も水









含み水地にも吹きつけ凧合戦/青萄


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3 コメント

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Unknown (空見)
2017-04-29 18:54:53
「人類忌」の句は、能村登四郎の「老残のこと伝はらず業平忌」の本歌取りと言えるようです。業平忌が季語でありますから、人類忌にも少しは反映されているのではないかと考えれば、完全な無季句とも言えないとか。

Unknown (空見)
2017-04-29 19:33:44
追伸→〈天つ水〉は「仰ぎて待つ」に掛かる枕詞です。

Unknown (青萄)
2017-05-01 15:30:20

俳句集団いつき組組長夏井いつきです。
アシスタントのウェンズデー正人です。
今週の兼題は「凧合戦」でお送りをしております。金曜日トップバッターは樹朋の一句です。
◇一斉に駆けるは好機凧合戦  樹朋
凧合戦というのは、糸の途中にガガリっていう金属の金具がついてて、そこに相手チームの糸を引っ掛けて切るんですね。切るときにその掛かったと思ったらガーッと走って切りにかかるわけですね。「一斉に駆けるは好機」っていうのは風の具合を見て仕掛けてくるこんな感じなんですね。

日光の青萄も勇ましいですね。
◇含み水地にも吹きつけ凧合戦  日光・青萄
「糸」とかね、吹きつけたりするんですが、その地にもねバーッと吹き付ける水の飛沫も見えてくる勇ましい瞬間ですね。

そういう勇ましい瞬間を演じている男たちの履いている地下足袋にはこんなものもついてるかもしれない、烏天狗の一句です。
◇男衆の足袋に草汁凧合戦  烏天狗
草原を走りまわりますからね。草の汁がべったりとつくという、その勇ましさもまた凧合戦ならではのものですね。凧合戦ですから、空ばっかり観察するのではなく足元を見てみると他の人とは違うリアリティーを手に入れることができますね。

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