雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

昨日みた夢 口入れ屋おふく

2017-07-08 09:22:50 | 

宇江佐真理著"昨日みた夢 口入れ屋おふく"を読みました。
おふくの夫の雄次は結婚して1年ほど後に姿を消しました。
おふくは実家の口入れ屋に戻りました。
伯父が主で、伯父と双子の父は番頭としていっしょに
働いています。
おふくは一月ほどの短期間の仕事や、次の人が見つかる
までのつなぎの仕事を引き受けていました。

"慶長笹書大判"
青物屋の八百竹に紹介した女中が逃げました。
次が見つかるまでおふくが行くことになりました。
買い物のお金を出さず女中に立て替えておけといいます。
主夫婦が慶長小判を持っていました。

"粒々辛苦"
桶屋の桶正へご隠居の面倒をみる仕事に行きました。
旦那と番頭は伊勢参りに行きその間内儀は子供を連れて
実家に戻ってしまいました。
主がいない店はとんでもないことになりました。

"座頭の気持ち"
座頭の福市の内儀がお産のため実家へ戻りました。
その間の女中としておふくは行くことになりました。
男所帯のため夜は従弟の彦三が泊まりに来てくれました。
仕事が終わって、福市は賃金を払おうとしません。

"名医"
家事を行っていた医師の玄桂の母親が足を捻挫しました。
治るまでの間女中として働くことになりました。
玄桂はほとんど患者が来ない医者です。

"三日月"
酒屋の藤川屋に病気の娘の面倒をみるために行くことに
なりました。
おみねは料理茶屋の増田屋の息子の市次郎と結婚を
しています。
市次郎は離縁を承知しません。
おみねはわがままです。
おふくの夫だった雄次の姿を見た者がいます。

"昨日みた夢"
八丁堀の同心の高木家に行くことになります。
隠居が倒れそれまで家事をしていた息子の妻のいせが
介護をするため手がたりなくなったためです。
いせは妻とは名ばかりで女中のように扱われていました。
彼女は津軽から江戸へ出てきてちょっと江戸で働こうと
思って高木家へ女中としてきました。
息子の手がつき妻となりました。
娘が二人出来ましたが娘たちも母親をばかにしています。

雄次がおふくの前にあらわれました。
前妻との間に娘がいます。
彼の勝手な振る舞いにおふくはしっかり対応するだけの
心を得ていました。

高木の隠居が亡くなりいせは離縁されました。
いせも過去を切り捨て新しく生きる決心をつけました。

仕事先の人々、とんでもない人々が多いです。
こんなんで人々の生活はうまくまわっていたんだろうかと
感じます。
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