雑記帳

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あきない世傳 金と銀二 早瀬編

2017-04-25 13:32:50 | 

高田郁著"あきない世傳 金と銀二 早瀬編"を読みました。
以前に書いてアップしたはずなのに気づけば中身なし
でした。
やっと書き直しました。

幸は呉服屋五鈴屋の女衆として働いています。
五鈴屋の商売はうまくいっていません。
店主は徳兵衛ですが仕事をそっちのけで遊び暮らしています。
妻は愛想をつかして離縁して実家に戻ってしまいました。
祖母の富久が店を守ってきました。
番頭の治兵衛が病気で倒れました。

呉服屋の組合の人たちから徳兵衛に後添えを迎えることを
強引に迫られます。
富久と治兵衛は幸を後添えに望みます。
幸は後添えとなります。
しかし徳兵衛はそれを受け入れず夫婦といっても
名ばかりのものです。

徳兵衛と違い次男の惣次は商いに身を入れています。
店がなんとかやっていけるのは彼のおかげです。
いずれ店を出してもらう約束ですがお金のない五鈴屋
ではなかなか出してもらえません。

幸は呉服についての知識を吸収しようと努力しています。
新しい商いの仕方の店での現金払いでの切り売りを
日を限ってやってみます。
徳兵衛は遊びに行っての帰りに足を滑らせ堤を転げ落ち
亡くなってしまいます。

惣次が店を継ぐことが望まれますが、惣次は条件を
出しました。
幸を嫁にすることです。

夫婦とは名ばかりですが五鈴屋の嫁になりました。
知識を得ようと努めています。
女衆からご寮さんとなっていじめられるのかと心配でしたが
そんなことも起きずに日々を過ごしています。
また幸にも変化が起きますね。
次に何が待ち構えているのでしょうね。

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