雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵

2016-09-18 22:23:20 | 

椹野道流著"最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵"
を読みました。
五十嵐海里は若手の俳優でしたが、有名な女優
とのありもしないスキャンダルを騒がれて
事務所を首になりました。
神戸の実家へ帰りましたが、兄に追い出されて
しまいました。
絶望的になり、不良たちに殴られていたところを
夜中に営業している定食屋の「ばんめし屋」の
夏神に助けられます。
海里は店で働くことになります。
海里は料理を作る番組に出ていて料理には多少
なじみがあります。
メニューは日替わりの定食が一品だけです。

気がつくと不思議が客が来ています。
ずっと座っているだけの男です。
夏神に幽霊だと教えられます。
数日経つと薄れて消えてしまうということです。
今までそんな幽霊が何人もいました。

海里は出前の配達の帰りに声をかけられ眼鏡を
拾います。
眼鏡が古いもので付喪神になっています。
夜には人間の姿になって食事も出来ます。
海里を主と思い、彼を慰めたり話相手になったりします。

海里は今来ている幽霊の辛いことばかりだった人生を
知ります。
タレントだった海里のファンだという幽霊を慰めるため
だし巻き卵を作って食べさせてやりたいと思います。
特訓でだし巻き卵の作り方を習い、幽霊に出してやります。

題名の「最後の晩ごはん」の意味はこういうこと
だったのですね。
幽霊だとか、付喪神だとかそういう方面へ向かう話だとは
思いませんでした。

夏神がかっこいいです。
海里は地味な生き方を選びました。
これからどうなるのでしょうね。
眼鏡の付喪神のロイドも味のある人物です。
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