佐川光晴著"鉄童の旅"を読みました。
読んだとは言えないかな、ざっと見ました。
鉄童はタイプミスではありません。
電車の検査を仕事にしている男性が語り手です。
子供のころの記憶がありません。
施設で育ちました。
両親のことも知りません。
子供のころのことを知っている人が年老いて彼のことを
懐かしんで、彼のことを語ったテープを残しました。
このテープが彼の手に渡りました。
自分のことだとわかりました。
彼の両親は鉄道事故に会って亡くなっています。
彼だけ助かりました。
すでにこの時記憶を失くしました。
テープを残した鉄道関係者に預けられました。
彼は5歳ぐらいでしたが鉄道に乗ってあちこちへ
行きました。
車掌などの関係者が見守ってくれました。
やがて遠くまでいくようになり泊めてもらってくる
ようになります。
場所は北海道ですが、青函連絡船にのり本州までも
行くようになります。
やがてまたしても頭を打つ出来事に会い再度
記憶喪失となります。
施設で暮らすこととなり鉄道の旅も終わります。
鉄道好きは大人になっても失われず仕事も鉄道に
関連したものです。
なんだかよくわかりません。
鉄道に乗ることが好きだという人にはわかるのかしら。
私も鉄道旅行は好きだったんだけど。