雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

2015-06-11 11:26:02 | 

太田紫織著"櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は
十一月に消えた"を読みました。

"猫はなんと言った?"
正太郎の友人の叔母の椿の飼い猫のツンが死んでゴミステーションに
捨てられていました。
椿にはストーカーの元彼がいます。
現在付き合っているのは動物病院で看護をしている須藤です。
ツンはかみ殺されていました。
噛み跡はアライグマのものでした。

"私がお嫁に行く時に"
正太郎の友人の鴻上に絵を見つけて欲しいと頼まれます。
12歳の時に祖母が大人になって結婚する時に祖父が書いた絵を
一枚プレゼントしたいと言いました。
祖母は亡くなってしまいました。

"蝶は十一月に消えた"
正太郎の学校の磯崎先生が昨年受け持っていたクラスの女生徒の
一人の二葉が行方不明のままです。
仲の良い三人の女生徒たちの一人です。
その一人の一重が失踪しました。
もう一人の三奈美はネットカフェで泊まるような生活をしています。

このシリーズを読むのも三冊目です。
読みなれてきました。
櫻子の性格も嫌ではありません。
高校生の間で殺人が起きるのはなんとも重苦しいです。