有川浩著"三匹のおっさん ふたたび"を読みました。
続編です。
前の話はおもしろかったということしか覚えていなくて
どんな内容だったか忘れてしまいました。
今度の本もおもしろいです。
あっという間に読み終わりました。
清田清一通称キヨ、立花重雄通称シゲ、有村則夫通称ノリの
3人が3匹のおっさんです。
キヨの孫の祐希、ノリの娘の早苗も登場します。
キヨの息子の奥さんは一度も働いたことがありません。
お金のことで失敗して肉屋でバートで働くことにしました。
他のパートとなじむことができません。
周りの人の仕事にも目を向けたらとアドバイスされて
少しだけ変わりました。
近づいてきた人にお金を貸すはめになります。
知り合いの書店では万引きが多く困っています。
中学生で常習的に大量に万引きしていくグループがいます。
母親が娘に欲しかったら万引きするようそそのかすと
いうこともあります。
店主は捕まえるより止めさせられればその方がいいと
考えています。
3人は春休みの間見張りを引き受けます。
ノリは妹にお見合いで女性を紹介されます。
娘の早苗はずっと家事をこなして二人で暮らしてきました。
相手の女性はいい人だとわかっていても受け入れること
ができません。
嫌だといえなくて苦しんでいます。
キヨの職場のゲームセンターの近所で中学生が喫煙して
いるのを注意しました。
その翌日から生ゴミが大量に持ち込まれてちらかされる
ようになりました。
3人は夜に見張りをすることにしました。
シゲは"酔いどれ鯨"という居酒屋を息子の康生に譲って
います。
近所の神社のお祭りは途絶えています。
康生は復活させたいと思いまわりに働きかけ実現させて
いきます。
祐希、早苗は大学受験に受かります。
キヨの妻の芳江の男性の高校時代の同級生の松木が町に
帰ってきます。
芳江の言葉から松木は知り合いと3人で同じように
町まわりを始めます。
偽三匹と呼んで彼らの行動を危惧します。
三人いいです。
キヨ、シゲは強いです。
ノリは頭脳派で技術です。