生まれて初めての入院。と言っても一晩だけですが・・・。
例の「尿路結石の破砕術」を受ける為だ。慣れてくると(再発が多いらしい)、日帰りでも良いらしいが、何しろ入院自体初めての私。
この市民病院は、5月1日から新館に引っ越しての治療なので、看護師さん達もパタパタしている。
朝10時に入院受付窓口へ。色んな担当者が入れ代わり立ち代わり訪れ確認していく。いよいよ入院病棟に案内。この日、大部屋が空いていないと言う事で個室に入らざるを得なかったのだが、偶然同じランクの部屋の一番良い部屋だったみたいで見晴らし最高!窓の広さが、他の部屋の1.5倍。なぜ?? と思いつつ「ラッキー!」なんて思っていると、「これからのお小水はこの容器に貯めて下さい」と言われ、茶こしのような網を経由してビニール袋に貯める仕掛けになった道具を置いていく。その他に500ccのビーカー。つまりビーカーにシテ、それを茶こしを通して貯めておくのだ。

なんて言ってられるのも今のうち。この後の「初入院体験」?? 外の景色は最高の眺めなのだが・・・・・・

横浜や新横浜、日産スタジアムなどが望める。天気の良い日は富士山も綺麗なんだろうなあ〜〜
10時半からレントゲン検査。もし、この時点で結石が動いていれば(1週間前より)、今回の治療は中止なのだ!
しかし11時半の説明で、「残念ながら留まったままです。予定通り破砕しましょう!」
と言う事に。
元々このスケジュールは、割込ませて戴いたと言う事もあり、私の前に2人の患者さんがいて、尚且つ途中から緊急の患者さんが一人割込み、結局始まったのが3時半近く。その間食事は禁止だから腹ペコ。空腹と、これからの不安感とで精神状態も結石状態・・・・
破砕治療室に呼ばれる15分程前に、「座薬の挿入」指令がくる。看護師さん達も、この連絡で「あと15分で破砕室から呼ばれるわよ」てな感じらしい。「座薬の経験は??」と聞かれ、「アリマセン
!」。「自分でやりますか??」。「え
やって下さい」。お願いしてから、妻が居る事に気付く。
妻は苦笑い。「じゃ〜お尻を突出して、口で息を吸ってくださあ〜い」「ファ〜イ
」。ピュッと入ったのはいいが、パンツを上げたとたん再びピュッと動いた感じ。「なんか中で動きましたけど
」「え!出ちゃったかなあ?もう一回見せて
(見せる)ああ!大丈夫!」
本当に15分後、破砕室から「オロシテいいよ〜
」。(破砕室は1F、入院病棟は7F)
車いすで向かう。看護師さんも今一つ場所が判らないらしい。こっちの案内で無事到着。(開業2日目で確認済み)
またまた治療室内で待たされる。

室内には天体望遠鏡をひっくり返したような機械が・・・・。私の場合「左尿管の膀胱近くに3mm位の結石が2個繋がっている」らしい。なんで排泄されないのか不思議なのだが、とどまっているからには破砕すべきと言う事で・・・・
まずベットに仰向けに寝る。頭は手前。ベットの真ん中あたりの青い部分から衝撃波が出るらしい。なぜか右半身を上に捻り、体の半分を持ち上げた恰好を取らされる。その隙間に三角のマットを突っ込んで体の安定を図る。結構原始的。機械の方が動いてポイントを探すのかと思った。
「この恰好で1時間ですか??」「ハイ!そうです。我慢してくださいね〜」「じゃあ鎮痛剤を注射しま〜す」。さっきの座薬はナンじゃ??
事前に調べた情報では「輪ゴムを弾いたような感覚と、バシッ!バシッ!」と言う音がするらしい。
しか〜し、痛い鎮痛剤の注射の後、あの青い部分が下腹部に押し付けられたところまでは覚えているが、その先の事は記憶にない。と言う事で、破砕手術のレポートは無し!!
気が付いたらベットで「腹減った〜!」とわめいていた。何より妻の証言では、破砕室から出てくるとき車いすに座った私が「何でも聞いてくれ!何でも説明するぞ〜」と大声で話しかけていたらしい。恥ずかしい。穴があったら入りた〜い。
部屋に戻ると、点滴の開始。なんか3種類あったような。「止血剤」「抗生物質」「???」。施術後3時間くらいは頭がボ〜ッとしていて記憶もまばら。後で妻から聞いて恥ずかしい事ばかり。なにしろ病室に戻って、昼食(病院食)を食べたらしい。切り干し大根を食べた事と、冷めてて美味しくなかった事だけは覚えている。
6時過ぎ?夕食。さっき食べたばかりなのにペロッ!これも記憶が薄い。タダのボケかあ〜〜
妻が帰り一人になった8時ころから、無性に吐き気をもようしてきた。「これが吐き気と言うやつか?」。吐きはしないのだがむかむかするのだ。約1時間ほどで引いた。その後「釣りバカ日誌」をみていたら睡魔が襲ってきた。結構熟睡できた。
1時間間隔位に看護師さんの巡回がある。その時だけは目が覚めるが、すぐに眠れた。途中点滴の交換が1回あり、最終的に点滴のホースを外してくれた。
しかし、朝6時には「採血で〜す!」って起こされる。「先生が早く結果を知りたいらしいので・・・・」。あの先生昨日泊りか??
そして点滴再開。昨日より点滴の針が痛いのはなんで??
8時半、「レントゲンを撮ってきてください」。場所はもう慣れた。1Fの20番だ。この撮影で結石が破砕されたか確認するのだろう。
病室に戻って朝食。その後先生に呼ばれ結果を説明される。「綺麗に無くなってます」)^o^( 退院していいですよ〜〜
まだ点滴が2種類残っているのだが痛みがひどくなってきたので、左腕から右腕にうちなおしてもらう。
あとは、今後の食生活の指導を看護師さんに受けて終了!長年の大好物がことごとくNG!
まず「タケノコ」。小なべ一つ分ぐらいは食べてしまうくらい好物だ。鰹節を掛けるといいんだって。
次に「ほうれん草」。バター炒めなんか最高だよね。一束位なら平気で食べてしまう。
そして「コーヒー」。独身の頃からレギュラーコーヒーを好んで飲んできた。特に「ミルクを入れたコーヒーなんて・・」と言うくらい、ミルク入りは嫌い。それに缶コーヒーは香りがなく嫌い。ところが「ミルクを入れたコーヒー」ならいいんだそうだ。1日5杯以上は飲んできた趣向品だが悩んでしまう。
1泊2日の「結石破砕入院」で10万チョット。高い一泊旅行になったものだ。家に帰っても、ビーカーが欲しくなる。